4月1日 記念日 その6 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

日本記念日協会創立記念日。
1991(平成3)年4月1日、日本記念日協会が創立されたことから。長野県佐久市安原に所在する民間団体、日本記念日協会は、企業や団体、自治体、個人等が設けた記念日の認定・登録を行ない、ホームページで紹介する等、様々なPRを行なう一般社団法人で、記念日文化の発展を願い、従来からある記念日はもちろん、新たに誕生した記念日についても登録制度を実施している。日本国内には、記念日を「指定」や「制定」する任意団体が複数存在するが、いずれも公的機関ではなく、記念日を制定するために、これらの団体の認定を受ける義務がある訳ではない。
黒ラベルの日。
東京都渋谷区恵比寿に本社を置く大手ビールメーカー、サッポロビール株式会社が制定。「黒ラベル」は、1977(昭和52)年4月1日に発売された「サッポロびん生」に、多くのファンが付けた愛称で、その名付け親であるファンへの感謝の気持ちと、1989(平成元)年に正式なブランド名となった「黒ラベル」は、今後も愛されるブランドであり続ける、とのサッポロビール株式会社の決意が込められている。日付は、「黒ラベル」の原点である「サッポロびん生」の誕生日から。サッポロ生ビール黒ラベルは、サッポロビール株式会社が製造・販売する生ビールで、原料や醸造方法にある種の拘りを持たせた高級志向のビール、プレミアムビールの代表的な銘柄となっているヱビスビールと並ぶ、サッポロビール株式会社の主力商品である。第二次世界大戦後の日本において、最初に瓶入り生ビールを発売したのは、サッポロビール株式会社である。 「黒ラベル」の前身となる「サッポロ壜生ビール」が登場したのは1957(昭和32)年7月で、当初は東京、横浜、名古屋、福岡、及び、その周辺都市で発売し、翌1958(昭和33)年3月からは、北海道でも発売を開始した。昭和40年代の日本のビールは熱処理ビールが主流であり、同業大手ビールメーカー各社は、何度か瓶製品の生ビールを発売したが、大幅な市場拡大には至らなかった。天候不順に見舞われた1976(昭和51)年は、特にサッポロビール株式会社の販売量の落込みが大きく、市場占有率の拡大を目指したサッポロビール株式会社は、北海道地区で販売されていた「サッポロ壜生ビール」を、「サッポロびん生」とリブランドし、1977(昭和52)年4月より全国販売を開始した。東京・関東・新潟・横浜の各支店では4月21日、それ以外の支店では先行して、4月1日より発売を開始したが、5月までの実績は計画の約2.6倍と、予想を大幅に上回るものであった。初年度である1977(昭和52)年度は約800万箱の売上げを達成したが、これは当初計画の約3.3倍に相当し、サッポロビール株式会社の市場占有率は約1.2%上昇し、約19.6%まで回復した。2017(平成29)年には、「黒ラベル」(サッポロびん生)が誕生して40周年を迎えた。「黒ラベル」は、魅力ある大人達に愛されるビールとして、品質に拘り、理想の美味しい生ビールを追求し続けている。
サントリー赤玉の日。
東京都港区台場に本社を置く、サントリーグループのワイン事業運営企業、サントリーワインインターナショナル株式会社が制定。日本の代表的な酒造会社、サントリーの酒造りの原点である「赤玉ポートワイン」が、2017(平成29)年に発売110周年となることから、その魅力を、さらに多くの人に知ってもらうことが目的。日付は、「赤玉ポートワイン」が発売された1907(明治40)年4月1日に因んで。大阪市北区堂島浜に本社を置く、持株会社のサントリーホールディングス株式会社を中心とした酒類・清涼飲料メーカーグループ、サントリーの、事業の主要な部分はアルコール飲料であるが、1980年代以降、清涼飲料においても一定の地位を築いている。「赤玉ポートワイン」の名前にある「ポート」は、ポルトガル北部の港湾都市で、首都リスボンに次ぐポルトガル第二の都市でもある、ポルトの英語読みで、元々ポートワインとは、ポルト港から積み出されるポルトガル産ワインを意味していた。ポルトガル政府の抗議等で、商標権の問題を抱えていたこともあり、1973(昭和48)年に現在の名称である「赤玉スイートワイン」に改められた。1899(明治32)年、サントリーの前身、壽屋の創業者である鳥井信治郎が、壽屋の母体となる鳥井商店を設立し、スペインから輸入した葡萄酒を販売したが、周囲からは不評であったため、「日本人の味覚に合った葡萄酒をつくる」べく、幾度となく甘味料の配合を重ねて「赤玉ポートワイン」を誕生させた。「赤玉ポートワイン」は高級品で、高価であったが、積極的なPR活動等により、驚異的な売上げを記録する。1923(大正12)年に発生した大正関東地震(関東大震災)に際し、壽屋が精力的な支援活動をしたこともあって、「赤玉ポートワイン」の存在も全国的に知られるようになり、現在まで長きに亘って続く、サントリーの宣伝広報力の高さを示すことともなった。
はがねの日。
東京都中央区日本橋茅場町に事務局を置き、特殊鋼の流通に関する人材育成や調査、及び研究等を行なう業界団体、社団法人全日本特殊鋼流通協会(現在は一般社団法人となっている)が2005(平成17)年に制定。人々の暮らしや産業の発展に欠かすことのできない素材である鋼(はがね)の価値と、その流通の大切さをより多くの人に知ってもらうことが目的。日付は、全日本特殊鋼流通協会の前身、全日本特殊鋼販売組合連合会から、現在の組織に改組した1994(平成6)年4月1日に由来する。「特殊鋼」とは、その名の通り、特殊な性質を持った鋼(はがね)で、鉄に炭素以外の様々な元素を加えた合金鋼のことである。添加する元素によって、硬度・強度・粘り強さ・耐磨耗性・耐熱性・耐食性等の特性が増す。「特殊鋼」は、日本の粗鋼生産の約15%を占め、用途としては、自動車、産業機械、電気機械を主なユーザーとしており、重要保安部品としてのシャフト、歯車を始め、切削用工具、刃物等、その用途は多彩な分野で使用されている。また、金型材料として、大型のものでは自動車ボディー、微細なものではIT部品のプレス金型、プラスチック金型材等としても広く使用されている。 
グッドスーツの日。
広島県福山市王子町に本社を置く、紳士服の製造と、紳士服販売チェーン「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」等をの展開を行なう企業、青山商事株式会社が2018(平成30)年に制定。自分に合った「グッドなスーツ」を着こなして、見た目も気持ちも晴れやかに、新しいスタートを切ってもらうことが目的。青山商事株式会社の「スーツによって日本のビジネスマンを見た目と気持ちの両面から応援したい」との願いが込められている。日付は、新年度、入社、入学等、新たな生活が始まる4月1日で、「グッドスーツ」に因んで、「良い(よ[4]い[1]) = グッド」の語呂合わせにもなっている。青山商事株式会社は、業界で唯一、47都道府県全てに店舗を展開している業界最大手企業で、「スーツ販売着数世界一」として、『ギネス世界記録』(イギリスの出版社、ギネスワールドレコーズが、地球上のあらゆる世界一を探求し、認定・登録してきた記録集)に認定されている。青山商事株式会社の創業者、青山五郎は、1974(昭和49)年4月に、日本初の郊外型紳士服店1号店を広島県賀茂郡西条町(現在の広島県東広島市)に出店しており、日本で逸早く郊外型店舗を導入したとされる。同じ広島県に本社がある青山商事株式会社と、株式会社大創産業(広島県東広島市西条吉行東に本社を置く、100円ショップの「ダイソー」を運営する企業)が合弁で設立した「株式会社青五(せいご)」により、「ダイソー&アオヤマ 100YEN PLAZA」が展開されており、一部の店舗では、「洋服の青山」と100円ショップを並列展開している。社名の由来は、青山商事株式会社創業者、青山五郎の名前から。
パチンコ&スロット喜久家創立記念日。
岐阜市神田町に本社を置く、東海地方や首都圏、関西等でパチンコ・スロット等のアミューズメント施設を運営する企業、株式会社喜久家が制定。株式会社喜久家は、「家族のような会社であり、強い会社」を経営理念に、従業員やその家族、地域社会とも信頼関係を築き、地域に愛される店舗づくりを目指している。記念日を通して、「喜久家」の魅力をより多くの人々に知ってもらうことが目的。日付は、自社の創立記念日であり、初めて出店した1952(昭和27)年4月1日から。