3月6日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

世界リンパ浮腫の日(World Lymphedema Day)。
リンパ浮腫の正しい知識と情報を共有し、発信していく患者と医療者の会、リンパ浮腫サポートネットワーク「リンパカフェ」が制定。リンパ浮腫の啓発や、治療環境の発展が目的。日付は、2016(平成28)年にアメリカ合衆国上院で、リンパ浮腫の認識を高めるため、3月6日を「世界リンパ浮腫の日(World Lymphedema Day)」と制定したことから、日本でも活動を広めるために同じ日とした。リンパ浮腫は、リンパ管の圧迫や狭窄のためにリンパ管の流れが悪くなると、リンパ管の内容物がリンパ管の外に浸み出し、むくみが現れる。特に重要なのがたんぱく質で、たんぱく質がリンパ管から漏れて組織内に蓄積されると、組織細胞の変性と線維化が起こり、その部分の皮膚が次第に硬くなっていく。原因不明の一次性と、子宮がんや乳がん等の術後に多くみられる、リンパ管の圧迫や狭窄等が原因で起こる二次性があり、殆どが二次性である。
サロネーゼの日。 
サロネーゼとは、自宅の部屋等をサロンにして、趣味等の教室を主宰する人のことである。女性の新しい生き方の1つとして注目を集めているサロネーゼを、より多くの人に知ってもらい、応援する日にと、東京都世田谷区砧に所在し、サロネーゼに関する企画等を手掛ける企業、有限会社ハッピーキューブスの代表、ローズ麻生育子が2012(平成24)年に制定。日付は、これから花開く早春であり、雛祭り(3月3日)と国際的な婦人解放の記念日である、国際女性デー(International Women's Day)(3月8日)の同時期であることと、3月6日の「3」と「6」で、「サ(3)ロ(6)ン」の語呂合わせから。 
日比谷サローの日。 
東京都千代田区日比谷公園に所在する都立公園、日比谷公園の中にある、1949(昭和24)年創業のガーデンレストラン「日比谷サロー(Beer Terrace 1949 HIBIYA SAROH)」を経営する企業、山口商事株式会社が2016(平成28)年に制定。公園内の四季折々の風景を眺めながら、世界各国のビールと創業当時から続く洋食等が味わえる「日比谷サロー」の魅力を、さらに多くの人に知ってもらうことが目的。日付は、3月6日の「3」と「6」を、店名にある「サ(3)ロー(6)」と読む語呂合わせから。霞が関や有楽町等と隣接し、都心部に位置する都立公園で、テレビドラマの撮影地として使用されることも多い日比谷公園は、第二次世界大戦後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の接収を受け、「Doolittle Field(ドーリットル・フィールド)」」と名付けられたが、1951(昭和26)年に接収が解け、再整備が始まった。憩いの空気に満ちた日比谷公園内には、幾かのレストラン、カフェが点在しており、1949(昭和24)年の創業当時、資料館の横、画廊の隣に所在したことから、店名を画廊をもじって「日比谷茶廊」とした、日本で初めてのオープンカフェとも言われるガーデンレストラン「日比谷サロー(Beer Terrace 1949 HIBIYA SAROH)」は、1995(平成7)年まで同じ場所で営業を続けたが、建物が老朽化して傾いてきたため、現在の場所に移動している。テレビ朝日・東映の制作で断続的に放送されているテレビドラマシリーズ『相棒』の主人公、杉下右京(水谷豊)と、警察庁長官官房室長の小野田公顕(岸部一徳)が密会する場所として頻繁に登場する店となり、ファンの知名度も高い。
ミロの日。
スイスを本拠とする売上高世界最大の食品メーカー、ネスレの日本法人で、兵庫県神戸市中央区御幸通に本社を置く、コーヒーのネスカフェ、チョコレートのキットカット等、人気の飲料や食品を数多く製造販売する企業、ネスレ日本株式会社が、2017(平成29)年に制定。ネスレ日本株式会社の人気製品である、大麦の発芽期の成長力を取込んだ麦芽飲料「ミロ」を、さらに多くの人に飲んでもらうことが目的。日付は、3月6日の「3」と「6」で、「ミ(3)ロ(6)」と読む語呂合わせから。「ミロ」は、たんぱく質や鉄分等の栄養素を、麦芽にココア、脱脂粉乳、各種ミネラル、ビタミンを加え、機能性飲料として商品化したもので、通常、粉末の製品を冷たい牛乳か温かい牛乳で溶いて飲む。1929(昭和4)年に、アメリカ合衆国で株価が大暴落ことがきっかけとなって起きた世界恐慌(ある国の恐慌が次々と他国へと波及し、世界的規模で広がる事象)の影響で、栄養が不足していた1930年代のオーストラリアの子ども達のために、1934(昭和9)年にオーストラリアで開発され、名前は、古代ギリシャの強力なアスリート、クロトンのミロン(紀元前6世紀頃に活躍した、古代オリンピック等の全ギリシャ的な競技会で連覇を記録し、24年間も王座を守ったレスリング選手)のミロンに因んでいる。ネスレのテレビCMは「スポーツをする子ども達」がイメージとして使われているため、「子どもの飲み物」のイメージが強いが、中南米やアジア(特に、東アジア、東南アジア地域)では、成人にも好まれている。
ミールタイムの日。
東京都北区赤羽に本社を置く、「mealtime(ミールタイム)」の名称で健康食の宅配事業を行なっている企業、株式会社ファンデリーが制定。健康であり続けるには食事が大切、と認識してもらうこと、また、健康食の「ミールタイム」をより多くの人に知ってもらうことが目的。日付は、「ミールタイム」の「ミール」が食事を意味することから、3月6日の「3」と「6」で、「ミー(3)ル(6)」と読む語呂合わせから。「ミールタイム」は、糖尿病・脂質異常症・高血圧・痛風・メタボ・腎臓病等の疾病に悩む人向けに開発された健康食で、管理栄養士が開発したメニューを継続することで、血糖値や中性脂肪等、様々な数値の改善を目指す。約400種類の豊富なメニューを、498円から提供している。
mil-kinの日。
群馬県前橋市富士見町田島に本社を置く電解水の総合設備メーカー、アクアシステム株式会社が2018(平成30)年に制定。スマートフォンのカメラ機能を使い、リアルタイムで菌の有無をチェックできるバクテリア・セルフチェッカー「mil-kin(見る菌)」。飲食店や食品工場等の衛生管理を進化させる、アクアシステム株式会社の携行型顕微鏡「mil-kin(見る菌)」を多くの人に知ってもらうことが目的。日付は、3月6日の「3」と「6」で、「見(3)る(6)菌」の語呂合わせから。春先からの「食中毒の啓発の日」に、との思いも込められている。「mil-kin(見る菌)」の倍率は1,000倍、見えるサイズは1μm以上、光源はLED、電源は単三型乾電池(2本)で、2017(平成29)年に、優れたデザインの商品を選定する、群馬県の「グッドデザインぐんま商品」の大賞に選ばれた。学識経験者やデザイナーらでつくる「グッドデザインぐんま推進委員会」が選考したもので、「新しい視点で企画され、全体のデザイン性も高い」と評価された。
鎌倉作務衣の日。
神奈川県鎌倉市雪ノ下に本社を置く、ビジネスシャツやカジュアルシャツ等を中心に、様々なファッションアイテムの製造・販売を手掛ける企業、メーカーズシャツ鎌倉株式会社が制定。日付は、3月6日の「3」と「6」で、「作務衣(さ[3]む[6]え)」と読む語呂合わせから。日本の伝統的なワークウェアと、日常に馴染む洋服の生地、シルエットが融合した、作務衣の素晴らしさを、より多くの人に知ってもらうことが目的。メーカーズシャツ鎌倉株式会社では、禅宗の僧侶が日常的に作業着として身に着ける作務衣を、独自に地元の鎌倉の寺院と共同で開発。記念日名は、鎌倉発の作務衣であることから「鎌倉作務衣の日」とした。作務衣は、禅宗の修行僧が作業着として日常的に使用している伝統的な衣服。作業着でありながら、僧侶の品格を表現すると同時に、掃除や庭仕事、料理等、様々な場面で着用することから、利便性も重視されてきた。そんな作務衣に、寺院の人達の声を反映して、利便性をさらに向上させた。
菊池寛忌。
1948(昭和23)年3月6日、戯曲『父帰る』や短編小説『恩讐の彼方に』等の作品で知られる、新聞記者・作家・劇作家・実業家の菊池寛が死去した。菊池寛は、1923(大正12)年に私費で雑誌『文藝春秋』を創刊して大成功を収め、多くの富を手にした。出版社である文藝春秋社を創業した他、映画会社「大映」の初代社長や報知新聞客員を務め、これらの成功で得た資産等で、川端康成、横光利一、小林秀雄等、新進の文学者に金銭的な援助を行なった。また、日本文藝家協会を設立した他、純文学の分野の新人に贈る賞として「芥川龍之介賞(芥川賞)」、大衆文学の分野の新人に贈る賞として「直木三十五賞(直木賞)」を設立し、日本の出版文化に大きな足跡を残した。作家としての菊池寛は、人生経験や人生観を創作に生かすことを重視していた。「小説家たらんとする青年に与う」という文章の中で、「二十五歳未満の者、小説を書くべからず」と述べている。代表作には、戯曲『父帰る』や短編小説『恩讐の彼方に』の他、長篇小説『真珠夫人』、短編小説作品集『三人兄弟』等がある。