2月9日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

服の日。
2月9日の「2」と「9」で、「服(ふ[2]く[9])」の語呂合せから。衣類への関心を高め、服を着る楽しみを広げようと、公益法人日本ファッション教育振興協会や、全国服飾学校協会等が1991(平成3)年に制定した。「ファッションは幸せのコミュニケーション」のキャッチフレーズの下、定着を図ろうとしている。東京都渋谷区代々木に所在する日本ファッション教育振興協会は、1969(昭和44)年に、洋裁技術の向上と充実、将来を担う人材を育成するため、その当時のファッション産業界とファッション教育界が協力して結成し、公益法人として認可され、その後の2011(平成23)年には、一般財団法人となっている。ファッションに関する知識・技術の向上・普及・振興を図るため、技能審査の実施や関連書籍の発刊、シンポジウム・研修会の開催等の事業を実施している。東京都渋谷区代々木に所在する全国服飾学校協会は、服飾系専修・各種学校の教育内容の充実と、服飾教育の振興・発展に寄与することを目的に、1977(昭和52)年に設立され、学科別標準カリキュラムの策定や教科書の発行、服飾教育功労者の表彰、ファッションビジネス研修や技術検定の認定事業等を行なっている。服飾とは、人がその身体の上に纏う衣服や装身具(装飾品)類、また、それらの組合わせの様式である。衣装(衣裳)ともいい、特に、装いに注目して服装とも言う。服飾や服装という用語には、主に2つの用いられ方があり、1つは衣服・被服等とほぼ同義で用いられ、もう1つは、身体と衣服が一体化した姿(着装姿)、また、それらの一定の組合わせの様式を指す。服飾は、時代、民族、地域、性別、年齢、階級、職業等によって異なり、着用機会によっても、異なる様式が用いられる。それらの様式は、禁令や服装規定( ドレスコード)やファッション(流行)、或いは民族主義、ナショナリズム(国家主義)等によって強化され、人間社会において、多くの服飾の様式は、特定の属性や思想等を表現するものとなっている。特に、民族服(民族衣装)は、地域の(又は亡命者の)自己同一性を表わし、文化の独自性を強調し、国家の尊厳の源となる。また、通過儀礼や祝祭、祝日には、特別な衣装が着用される場合も多い。例えば、成人式の特別な衣装、新年やクリスマス等の特別の晴れ着等である。服飾は、基本は自らの立場・状況、また、嗜好に応じた様式が選択されるが、意図的にそれとは違う服飾が着用される場合もある。例えば、自らの立場を隠して活動するための変装、一時的に異なる立場の装いを楽しむ仮装、演劇や舞台芸術における扮装等である。仮面舞踏会や、キリスト教文化圏における謝肉祭(カトリック等、西方教会の文化圏で、四旬節[キリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日で、十字架に付けられて死んだイエス・キリストが3日目に甦ったことを記念する復活祭の前の40日間]の前に見られる通俗的な祝祭)、アメリカ合衆国におけるハロウィン(キリスト教で、毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日、万聖節の前夜祭)等、特別な衣装として仮装が求められる場合もある。演劇や映画、テレビドラマ等では、服装(衣裳・衣装・コスチューム)は非常に重要な要素である。衣装は、役者が演じる役の年齢、性別、職業、階級、人柄、更には、演じられる時代、地理的場所、及び日時、季節や天気についての情報さえも与える。また、様式化され誇張された舞台衣装によって、人物の性格を強調することも行なわれる。なお、11月29日の「11」「29」を、「い(1)い(1)」「ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせから、日本を代表するユニフォームアパレルメーカーで、岡山市北区厚生町に本社事務所を置く株式会社トンボが制定した「いい服の日」は、11月29日とされている他、「5」「2」「9」を「ゴ」「フ」「ク」と読む語呂合せから、各呉服店等で「もっと和服を着ましょう」とPRを行なうために、全国呉服小売組合総連合会が制定した「呉服の日」は、5月29日とされ、1872(明治5)年11月12日に公家風・武家風の和服礼装が廃止になったことを記念して、全日本洋服協同組合連合会が1972(昭和47)年に制定した「洋服記念日」は、11月12日とされている。さらに、日本の屋台骨を支えている作業服姿の人々に感謝し、新年度の4月1日から、新しい作業服でさらに頑張ってもらいたい、との願いを込めて、埼玉県川口市青木に所在し、作業服や安全靴、事務服、白衣の通信販売等を手掛ける企業、まいど屋株式会社が2007(平成19)年に制定した「作業服の日」は4月1日とされ、学問の神様である菅原道真公(菅公)にゆかりの初天神の日、1月25日を、日本を代表する学生服メーカーで、岡山市北区駅元町に本社を置く尾崎商事株式会社が、「菅公学生服の日」としている。  
福の日。
2月9日の「2」と「9」で、「福(ふ[2]く[9])」の語呂合せから。福には、運のよいこと、幸運、幸い、幸せ等の意味と、神仏への供え物のお下がりや、また、それを頂くことの意味とがある。大阪市西淀川区には、阪神電気鉄道阪神なんば線の駅、「福」駅があり、周辺の地名も福町である。福の神や福神とも呼ばれる福天は、日本の民間信仰で、福をもたらす神である。神道では、神で福神・福の神、仏教では、天部(衆生[一切の生きとし生けるもの]が生死流転する6種の世界、六道の内の最上部にある世界、天界に住む者の総称)で福天と説明されることもあるが、常に区別がある訳ではない。昔話の『貧乏神と福の神(或いは、福の神と貧乏神)』は、ストーリーはさまざまであるが、福の神と貧乏神が2柱1組の神として現れる。福の神は姉で吉祥天(吉祥とは繁栄・幸運を意味し、幸福・美・富を顕す神とされる)、貧乏神は妹で黒闇天(中夜・闇と不吉・災いをも司る女神で、信じる者には夜間の安らぎや、危険除去等を授ける)ともされる(この2天は、仏教でも姉と妹である)。貧乏神を篤くもてなすと福の神に変ずるというバリエーションもあり、浮世草子(17世紀の終わり頃に大坂[現在の大阪]を中心に流行し、民衆生活の幅広い主題を扱って多くの作品が書かれた)・人形浄瑠璃作者で、俳諧師でもある井原西鶴の、町人物の代表作の1つ、浮世草子『日本永代蔵』には、それを題材にした話がある。福の神は、福をもたらすとして日本で信仰されている七柱(恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁才天[弁財天]、福禄寿、寿老人、布袋)の神である七福神、或いは、その1柱を意味することもある。 
深沢グリズリーの日。 
東京都世田谷区深沢に所在する、日本体育大学世田谷キャンパススポーツ棟メインアリーナ(旧:世田谷深沢校舎第1体育館)を練習拠点としている、日本体育大学バスケットボール部「GRIZZLY」が、バスケットボールを通して、深沢の子ども達と触合う日を、と制定した。日付は、2月9日を深沢(ふ[2、二]かざわ)で2月の、グ(9、九)リズリーで9日とした語呂合わせから。日本体育大学は、オリンピックと日本で最初に折衝を持った大学としても知られ、オリンピックと深い関係を保ちながら、日本のスポーツの振興に貢献し、現在に至っている。「GRIZZLY」は、男子日本体育大学バスケットボール部の旧称で、現在の愛称は「ライオンズ」、女子の愛称は「フェニックス」となっている。日本体育大学バスケットボール部は、教員養成(スポーツ科学・児童スポーツ教育・保健医療)系で、多くの体育指導者(体育教師・実業団監督・コーチ等)・日本代表選手(オリンピック大会・世界選手権大会代表選手)・日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)選手等を輩出している。卒業後、学校の教員(監督・部長・コーチ等)になり、チーム(学校)を全国総体・ウィンターカップ(全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会)全国中学校バスケットボール大会に導く指導者も多い。