1月10日 記念日 その6 | スズメの北摂三島情報局

スズメの北摂三島情報局

2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

ten.めばえの日。
大阪市中央区城見に本社を置く、近畿広域圏を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行なっている特定地上基幹放送事業者、讀賣テレビ放送株式会社(通称は読売テレビ、略称はytv)が制定。自局のニュース番組「かんさい情報ネットten.」の人気コーナーで、その日に生まれた赤ちゃんを紹介する「めばえ」。そのコーナー名にかけて、この日に番組を視てもらうことで、世の中への関心や家族との絆等、さまざまなものが「芽生える」日に、との思いが込められている。日付は、「めばえ」のタイトルイラストの双葉マークを「0110」と見立て、番組名「ten. = 10」にもかけて、1月10日としたもの。「かんさい情報ネットten.」は、読売テレビで2009(平成21)年3月30日から、平日に放送されている関西ローカルの夕方ワイドニュース番組である。略称は「ten.」で、新聞のテレビ欄には、番組名が「[N]ten.」と表記されている。2022(令和4)年4月時点で、「かんさい情報ネットten.」は平日16:50から19:00までの130分の放送で、第1部が16:50から、第2部が18:15からとなっている。「めばえ」は、讀賣テレビ放送株式会社(読売テレビ、ytv)を幹事局として、民放テレビ局の一部で放送中の企画ネット形式による箱番組(毎日、又はほぼ毎日、同時刻に連続して放送される番組のことで、一般的には、月曜日から金曜日までの同時刻に放送される番組を指す)で、放送時間は原則として1分30秒となっている。視聴者からの情報提供等を基に、各局の地元で産声を上げた赤ちゃんの動画や映像を、原則として1回1名のペースで紹介。讀賣テレビ放送株式会社(読売テレビ、ytv)を始め、複数のネット局では、赤ちゃんの映像のBGMに、シンガーソングライターの熊木杏里による楽曲『誕生日』を用いている。「めばえ」の母体は、讀賣テレビ放送株式会社(読売テレビ、ytv)が2007(平成19)年10月から2009(平成21)年3月まで、『ニューススクランブル』(平日の夕方に関西ローカルで放送されていたワイドニュース番組)のエンディング(18:53頃)に放送していた同名のコーナーで、2009(平成21)年4月から、後継番組の「かんさい情報ネットten! → かんさい情報ネットten.」でも放送を継続したが、同2009(平成21)年5月の放送時間変更を機に、株式会社スタジオアリス(大阪市北区梅田に本社を置く、写真館チェーンを運営する企業)がコーナースポンサーに付くようになった。但し、放送では、株式会社スタジオアリスのCMを挿入しない代わりに、「Supported by スタジオアリス」というクレジットを映像に表示した。2019(平成31)年4月1日から、スポンサーが三起商行株式会社(大阪府八尾市若林町に本社を置くベビー服・子ども服メーカーで、「MIKI HOUSE(ミキハウス)」等のブランドを展開する)へ交代したことを機に、クレジット表記も「Supported by miki house」に変更された。讀賣テレビ放送株式会社(読売テレビ、ytv)では、『ニューススクランブル』時代から、「放送当日の午前中に近畿2府4県で産まれた赤ちゃん」の情報を公式サイトを通じて視聴者から募集。放送日の9:30頃までに届いた情報を基に、「めばえ」で取上げる赤ちゃんと家族を決定する。2019(平成31/令和元)年度までは、決定後に女性のディレクターが、関係者の承諾を得た上で、赤ちゃんを出産した場所(自宅・産婦人科・病院等)を訪問。赤ちゃん・家族の映像撮影と、家族への取材を済ませてから、撮影した映像を、讀賣テレビ放送株式会社(読売テレビ、ytv)の局内で「めばえ」の放送時間までに編集していた。2020(令和2)年度からは、日本国内で新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)への感染が拡大していることを踏まえて、放送までの手順を大幅に変更。「めばえ」で取上げることが決まった赤ちゃんの家族(又は、入院先の担当看護師)に動画の撮影を依頼した上で、撮影・送信を経て、讀賣テレビ放送株式会社(読売テレビ、ytv)側で編集した映像を放送している。関西以外の地方でも、関東広域圏を放送対象地域としてテレビジョン放送を行なう特定地上基幹放送事業者の1つで、在京キー局の1つ、日本テレビ放送網株式会社(日本テレビ、NTV、本社所在地は、東京都港区東新橋)を中心とする民放テレビ局のニュースネットワーク、日本ニュースネットワーク(NNN)加盟局を中心に、自社制作の報道・情報番組の1コーナーとして内包する放送局が多数あり、ネット局の一部では、「めばえ」が入らないタイトルや、「めばえ」を組込んだオリジナルのタイトルで放送している。ネット局によって、応募・出演の条件や制作体制が異なることから、応募については、ネット局単位で受付けている。但し、いずれの局も、取材した家族に対して、取材・放送済みの映像を収めたメディアを進呈しないことを規定している。また、視聴者からの応募ではなく、放送エリア内で提携する産婦人科・病院・助産院からの協力によって取材した映像を放送する局もある。その一方で、讀賣テレビ放送株式会社(読売テレビ、ytv)のように、放送日や放送済みの赤ちゃんの動画・画像・氏名・誕生日を、公式サイトで公開する局が少なくない。
補幸器の日。
神奈川県川崎市高津区二子に所在する、補聴器の販売等を手掛ける企業、有限会社堺堂が制定。音は、耳ではなく脳で聞くということがあまり知られていないため、補聴器を買っても使えないという人も少なくない。有限会社堺堂は、身体の一部として機能するまで、何度も調整をしてから販売する。その「補聴器は慣れてから買うもの」というスタイルを、多くの人に知ってもらうことが目的。日付は、補聴器を使う誰もが幸福を補う「補幸器(ほこうき)」となることを願い、有限会社堺堂の大貫悦信社長が補聴器研究に取組むきっかけとなった、父親の誕生日である1月10日から。補聴器は、聴覚障害者の聞取りを補助する補装具である。マイクロホン、アンプ、レシーバーから構成され、交換用の補聴器専用空気電池が電源である。また、単に音を増幅する単純な音処理ではなく、聴力に合わせた調整が必要で、耳に障害を与えかねない程の強過ぎる音を出力しないようにする、出力制限装置を備えていなければならない。
イヤホンガイドの日。
東京都中央区築地に所在する、ガイドレシーバー「イヤホンガイド」の製造・販売・レンタル・保守サービス等を手掛ける企業、株式会社ケンネットが制定。1997(平成9)年に誕生して以来、ツアーガイドや美術館・博物館の案内等、さまざまな伝える仕事に関わる場面で利用されている「イヤホンガイド」。地域の魅力を伝えながら人と人を繋ぐツアーガイド業が元気になると共に、その支援ツールである「イヤホンガイド」の存在を、広く知ってもらうことが目的。日付は、1月10日の「1」と「10」で、「イ(1)ヤホンガイド(10、十)」の語呂合わせから。博物館や美術館等の展示物や、伝統芸能演劇の上演についての音声解説(説明)を、来場客に提供するサービス、音声ガイド(オーディオガイド)が、欧米で最初に導入されたのは1950年代という説があり、当時はラジオ短波を用いて、ナレーションを読み上げていたという。その後、解説を録音した端末を貸与(その際、身分証明書の提示が必須の場合もある)する方式が一般的になった。他には、ペンタッチ式のガイド機を、手渡された会場マップに当てる方式等もある。日本では、俳優等の著名芸能人がナレーションを担当する場合もある。大人数でも大きな声が出せない時、参加人数が多過ぎて誘導が大変な時、周囲の雑音が大きい時、後ろの人まで声が届かない時等に「イヤホンガイド」を利用すると、これらの不安を解消してくれる。