1月6日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

まくらの日。
千葉県柏市柏に本社を置き、枕を中心とした寝具のインターネット販売等を手掛ける企業、「まくら株式会社」が制定。毎日使う生活の中でも身近な枕に日頃の感謝を込めて、その大切さを見直すことが目的。日付は、枕を英語で「pillow(ピロー)」と呼ぶことから、「1」をピンの「ピ」と読み、「6」を「ロー」と読んで「ピロー」となる1月6日に。「まくら株式会社」では、「枕のレンタルサービス」を行なっており、自宅の布団でじっくり試すことができるサービスがある。枕の形状は、数cmの厚みのある小さな板状のもので、クッション性を持たせたものが多い。スポンジや綿、羽毛等、柔らかいものを布の袋に詰めた柔らかいものが欧米では一般的であるが、プラスチックや籾殻を詰めた適度な硬さがある枕も用いられている。冬季等の寒い時期には、首の横から冷たい空気が布団の中に入り込むのを防ぐ役割も果たす。枕は、殆ど全ての文化で用いられており、頻繁に出土品として発見され、古代エジプトの墳墓からも発見されている。様々な文化において、枕は生や死と密接に結び付けられている。日本語の「まくら」は、たまくら、つまり、魂の倉が語源であるとする説がある。江戸時代以前の日本では、髷(まげ)の形を崩さないようにする必要があった。そのため、箱の上に布製の括り枕を取付け、高さを上げた枕が使用された。こうした枕は安土枕と呼ばれ、男性用と女性用では形状が異なった。箱の多くには引出しが付いており、小物や金品等、貴重品を入れる金庫の役目を果たしていた。そのため、盗人のことを「枕探し」と呼び、火事の時は枕を抱えて逃げた。また、引出しに春画(特に江戸時代に流行した性風俗[特に異性間・同性間の性交場面]を描いた絵画)を入れることも多く、春画が「枕絵」と呼ばれる所以となっている。様々な文化において、枕は、生や死と密接に結び付けられている。日本語のまくらは、たまくら、つまり、魂の倉が語源であるとする説がある。 かつては、海難事故等で葬儀の時に遺体がない場合に、故人の使っていた枕を代用する風習があった。人は睡眠中、一晩でコップ1杯程度の汗をかく、と言われているが、頭部からも、それなりの量、汗をかいており、枕にそれが吸込まれる。また、頭皮(の脱落したもの)や皮脂等も、本人が知らぬ間に、枕に付着することになる。枕は、そのまま用いずに薄い布(木綿やポリエステル製の布)でできた枕カバーで包んで使うことが多い。枕カバーは定期的に洗い(ホテル等では、基本的には毎日交換しており、家庭では毎日、或いは数日置きに、長い場合でも、1週置き程度で交換することが推奨される)、清潔に保つのが望ましい。それでも、枕本体は、汗が吸収されてはその一部だけが蒸発し、不十分に乾燥することを繰返すので、枕本体の天日干しか陰干しを定期的に行ない、しっかり乾燥させることも望ましい。また、そうした作業をしても、どうしても頭皮や皮脂は、カバー越しに枕本体に溜まってゆくものなので、枕本体の詰め物が洗濯可能な材質の場合は、枕本体も定期的に洗い、日干しを行なうことが望ましい。「人間は、元々反射的・力学的に、体にとって楽な姿勢をとろうとするもので、枕も、人間が体を健康に保つツールとして必然的に発生したもの」と言われる。 最近では、ただ頭だけを支えるだけではなく、首の形を整えて、頭を支えるものとも言われている。抱き枕、首枕、足枕等、クッション類に「枕」の名が付いているものもある。膝枕とは、2人の内、片方が正座、又は正座に近い体勢で膝を折り、もう片方が、その膝に頭を乗せて、体を横にすること、又はその体勢をいう。膝を、枕のように用いることから名付けられたと考えられる。しかし、実際には、膝というよりも腿の部位に当たる。なお、長椅子やベッドに腰掛けている場合は、膝を折る必要はなく、座っているままの体勢で膝枕が可能となる。この体勢を取ると、必然的にその2人は接触することになり、無防備な体勢となるため、お互いに心を許していると見做される。愛情表現として、主に女性が膝枕をし、男性がそこに頭を乗せ、横になる場合が多いとされているが、当然逆の場合もある。また、同性間、親子等の家族間で行なわれることもあり、その場合は親愛の表現となり、性的な意味合いは含まれない。枕営業は、業務上で付合いのある人間同士が、性的な関係を築くことによって、物事を有利に進めようとする営業方法のことである。「枕」とは、本来は就寝に使用する代表的な寝具の1つに過ぎないが、この言葉が「寝る」ことの換喩となっているため、次第に性行為、売春等の意味合いで用いられるようになった。枕営業は、不道徳・不正行為と見られ易く、それに係わった人間や組織(会社)等を、主に揶揄したり、侮蔑する目的で使用される場合が多い。つまり、性的な関係を構築する方法を、それなりの実力が必要な営業手法と見做さず、「実力によらない、ルール外の営業手法」と見做す文化が、多く存在しているということである。他にも、「裏営業」や「夜の営業」等といった、同様の隠語もある。日本の芸能界では、古くから枕営業等が行なわれている。かつては、興行を取仕切る暴力団と関係の深い芸能会社によって、興行等を巡る枕営業等が常態化していた。1970年代頃から1980年代頃には、俳優のスケジュールを押さえるため、映画会社やプロデューサーが女性を用意して枕営業で接待することが横行しており、近年でも、枕営業問題が取沙汰されることがある。ファッション業界でも、男性ファッション誌の編集長が、モデルとして活動する女性に枕営業を強要した、と週刊誌が報じ、話題となったこともある。 
イチロクの日。
東京都中央区日本橋に本社を置き、全国でパチンコホール「MGM」「ROYAL」をチェーン展開している企業、株式会社一六商事ホールディングスが制定。「人と人の絆を大切にする」という経営理念の下、初心を忘れることのないように、多くの人にパチンコ、パチスロの楽しみを知ってもらうことが目的。日付は、株式会社一六商事ホールディングスの「一六」から、1月6日としたもの。株式会社一六商事ホールディングスは、北海道、茨城県、福岡県で「ROYAL」を、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、三重県、岐阜県、福岡県、宮崎県、鹿児島県で「MGM」を、それぞれ出店し、北海道苫小牧市と茨城県鹿嶋市、鹿児島県鹿屋市に支社を置いている。
良寛忌。
江戸時代後期の曹洞宗の僧侶で、歌人・漢詩人・書家、良寛の1831(天保2)年の命日(旧暦)。越後国出雲崎(現在の新潟県三島郡出雲崎町)に生まれたとされる良寛は、無欲恬淡な性格で、諸国を巡り生涯寺を持たず、諸民に信頼され、良く教化に努めた。良寛自身、難しい説法を民衆に対しては行なわず、自らの質素な生活を示すことや、簡単な言葉(格言)によって、一般庶民に解り易く仏法を説いた。その姿勢は一般民衆のみならず、様々な人々の共感や信頼を得ることになった。良寛の名は、子ども達を愛し、積極的に遊んだという行動が、人々の記憶に残っている。良寛は「子どもの純真な心こそが誠の仏の心」と解釈し、子ども達と遊ぶことを好み、かくれんぼや手毬を撞いたりしてよく遊んだという(懐には、常に手毬を入れていたという)。名書家として知られた良寛であったが、高名な人物からの書の依頼は断る傾向があった。それでも、子ども達から「凧に文字を書いて欲しい」と頼まれた時には、喜んで『天上大風』の字を書いた。現在でも、その凧は残っている。