12月12日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
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柴犬ハルがお伝えします

バッテリーの日(カーバッテリーの日)。
社団法人日本蓄電池工業会(現在の一般社団法人電池工業会の前身)が、1985(昭和60)年に「カーバッテリーの日」という名前で制定。1991(平成3)年、「バッテリーの日」と改称した。日付は、語源を同じとする野球のバッテリー(ピッチャーとキャッチャー)のポジションの番号が、「1」「2」となることから、12月12日で「1」と「2」が重なる日を充てた。極寒期になると車のバッテリーが掛かりにくくなるため、この時期の点検を推進し、エンストによる交通事故を防止する目的もある。1972(昭和47)年に設立された蓄電池設備整備の会員による業界団体、一般社団法人電池工業会は、東京都港区芝公園に所在し、蓄電池設備整備資格者講習等を行なっている。一般社団法人電池工業会が行なう資格講習を修了した者は、蓄電池設備整備資格者となる。「消防法(昭和23年7月24日法律第186号)」に基づく技術的基準として出されている総務省消防庁次長通知「火災予防条例(例)」を元に、市町村(特別区の区域は都)が制定する「火災予防条例」において、蓄電池設備の点検、及び整備を必要な知識、及び技能を有する者に行なわせるとすると共に、「火災予防条例」施行規則で蓄電池設備整備資格者のみをこれに指定しており、民間資格でありながら事実上の業務独占資格となっている。蓄電池設備整備資格者は、消防用設備としての非常電源として使用する、蓄電池設備の適正な維持・管理を図るために点検、及び整備を行なう、とされている。因みに、一般社団法人電池工業会は1991(平成3)年から、株式会社スポーツニッポン新聞社との共催で、日本プロ野球の選手表彰の1つ、最優秀バッテリー賞を制定している。最優秀バッテリー賞は、優勝等のチーム成績に関係なく、「最強のバッテリー」を選ぶ賞である。株式会社スポーツニッポン新聞社専属評論家等による選考委員会により、両リーグから各1組のバッテリー(投手1名、捕手1名)が選ばれ、受賞者には賞金100万円と、副賞として乾電池1年分やカーバッテリーがそれぞれ贈られる。稀に、著しい活躍をした選手が特別賞として表彰されることもある。バッテリーの語源は、ラテン語(古代ローマ帝国の公用語であり、中世から近代の初めに至るまで、カトリック教会を中心とする全ヨーロッパの知識層の、言わば共通の文語として用いられた、ギリシャ語と並ぶ西ヨーロッパの古典語)の「battuere」で、「打つ」という意味があり、電気を発するもの、或いはボールを発するものということで、電池や投手のこともバッテリーと呼ぶようになった。後に、野球のバッテリーは、投手とその球を受ける捕手をも含む語に変化した。近年、関連業界、及び一般流通分野では、「充電式電池」を簡略化して充電池と呼ぶようになってきており、製品名としても見られる。なお、電気工学における学術用語としては「二次電池」「蓄電池」が正式名称である。日本で従来、車両(主に自動車)に用いられてきた鉛蓄電池を「バッテリー」と呼んできたため、単にバッテリーと言えば、通常は蓄電池を指すことが多い。蓄電池は、自動車や航空機、農業機械等各種車両の他、ノートパソコンやデジタルカメラ、携帯電話等のさまざまな機器に利用されている。特に携帯機器の場合、その容量が、製品購入時の決定要素となることも多いため、最新技術の蓄電池が採用されるのが常である。充電可能な内蔵バッテリーを採用している製品では、電池パック(電池を取扱いし易いように何らかの容器で纏めたもの)の部分が取替可能になっている場合が多くある。電池パックの経年劣化により、性能が十分でなくなった時に交換したり、或いは単一では使用の上で容量が不足する場合に、複数の電池パックを準備して使用することもある。電池パックは、通常その製品に特化した専用の物を使用するが、純正、又はサードパーティー製品(対象製品の開発元・販売元ではない第三者[サードパーティ]による関連製品)として販売されている場合もある。本体に適合し、保証のある物を使用しないと、故障や発火等、重大なトラブルに繋がる場合がある。携帯電話やスマートフォンの普及により、内蔵電池では容量不足となる機会も増えたため、携行に適した形状のUSB(コンピュータ等の情報機器に周辺機器を接続するためのシリアルバス規格[ホスト機器にさまざまな周辺機器を接続するためのバス規格]の1つ)タイプの汎用端子により充電可能な、モバイルバッテリーも普及している。特に、2011(平成23)年3月の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)を境に売行きを伸ばし、スマートフォンの定番アクセサリとなった。
ダズンローズデー(Dozen Rose Day)。 
プライダルファッションの第一人者、ブライダルファッションデザイナーの桂由美と内田和子が提唱。12本の薔薇を愛情の印として恋人に贈る日。男性が女性にプロポーズする時や、花婿が花嫁への愛の誓いをする時等に使う。また、お祝いの意味を込めて贈るのでもよい、とされる。ヨーロッパでは、「愛する人に12本のバラを送ると幸せになれる」と言われ、12本(1ダース)のバラを贈る習慣があるという。 
ダースの日。 
東京都港区芝に本社を置く大手菓子メーカー、森永製菓株式会社が発売している代表的な商品の1つ、本格チョコレートの「ダース」。12粒入りなので、その名前と同じ数の12が重なる12月12日を記念日としたもの。「ダース」は、「板チョコが粒になった」という商品コンセプトと、「12コだからダースです」のキャッチフレーズで、1993(平成5)年の発売以来、多くの人々に愛され続けているチョコレートである。英語表記は「12個」を表わす「DOZEN」であったが、2000(平成12)年以降はパッケージデザインが改められ、造語の「DARS」に変更されている。森永製菓では、「上質の口どけのおいしさをお届けしたい」という想いが込められているとしている。「ダース」にはミルク、ビター、白いダースの3種類がある。また、期間限定で発売されたものに、クリーミーココアやピスタチオガナッシュ、コラボ商品のピノ、宇治抹茶等がある。1899(明治32)年に創立された、トレードマークに「エンゼル」を使ったキャラメル等を製造している老舗メーカー、森永製菓株式会社は、同一敷地に本社を構えている大手乳製品メーカー、森永乳業株式会社とは兄弟会社の関係で、モリナガグループを形成している。ビスケットやソフトキャンディーの製造、販売を基幹とする。森永ビスケットシリーズは、知名度のある売上の高い商品で、特に、マリーやムーンライト、チョイスは基幹商品となっている。また、ハイチュウは、キャラメルの技術を活かした他社の追従を許さない森永製菓株式会社の売れ筋商品で、グレープ味は一番人気である。次に、キョロちゃんで知られる「チョコボール」は、子供を中心に人気で、中でも「チョコボール」シリーズを買い、一定の条件を満たした応募者全員に贈られる「おもちゃのカンヅメ」キャンペーンは、菓子会社の懸賞の中でも歴史が古い。「森永pino」は、森永乳業株式会社が1976(昭和51)年から発売しているアイスクリームで、1979(昭和54)年から30年以上に亘って「エスキモーpino」と呼ばれていたが、エスキモーブランドの廃止に伴ない、2010(平成22)年10月から順次置換えられている。円錐台形をしており、周りをチョコレートでコーティングしてある。「pino」という商品名の由来は、イタリア語で「松ぼっくり」の意味から、とされている。2015(平成27)年と翌2016(平成28)年には、森永製菓株式会社の「ダース」とのコラボレーション商品、「DARSミルクチョコ」が、冬期限定で発売された。
保護わん・保護にゃんの日。
兵庫県神戸市兵庫区中道通に事務所を置き、犬や猫等の殺処分や、飼い主のいない犬や猫等を減らすための活動を行なう特定非営利活動法人(NPO法人)、DOG BASEが制定。日付は、12月12日の「1212」で、犬と猫の鳴き声「わん(1)にゃん(2)わん(1)にゃん(2)」と読む語呂合わせから。記念日を通じて、保護犬・保護猫の殺処分問題をより多くの人に知ってもらい、保護犬・保護猫を家族に迎えることが、一般的な選択肢になることが目的。幸せな元保護犬、元保護猫が増えて、人間と動物がより良く共生できる社会を願っている。特定非営利活動法人(NPO法人)DOG BASEでは、「保護犬ふれあいカフェ GUARDIAN」を運営しており、常時里親を募集している。カフェを中心として、1匹でも多くの保護犬や保護猫を助けるための活動が行なわれている。