11月22日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
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柴犬ハルがお伝えします

和歌山県ふるさと誕生日。
1871(明治4)年の旧暦11月22日、和歌山・田辺・新宮の紀州3県の統合により、現在の和歌山県の県域が決まったことを記念して、1989(平成元)年に和歌山県が「ふるさと誕生日条例(平成元年7月10日条例第38号)」により制定した。県民が郷土について理解と関心を深め、ふるさとを愛する心を育み、自身と誇りをもってより豊かな郷土を築き上げることを期する日、としており、この日を中心としてイベントが実施される。日本最大の半島である紀伊半島の西側に位置する和歌山県は、県南部に大規模な山地を有する。令制国(律令制に基づいて設置された地方行政区分)では、紀伊半島の由来ともなった紀伊国の大半に当たる(一部は三重県となっている)。江戸時代は初期には浅野家、後に御三家の紀州徳川家の領地(紀州藩)であった。古くから「木の国」と謳われた程山林が多く(中山間地域の比率が7割超)、紀伊水道や熊野灘を挟んで変化に富んだ海岸線が続く。また、このような深山幽谷の地形から、高野山開基による仏教寺院や熊野三山等の神社信仰が発達しており、その一方で、中世から近代にかけては紀ノ川沿岸を中心に全国から見ても大規模な都市が形成されていた。和歌山市を中心とする県北部は阪神工業地帯に属し、沿岸部には製鉄所や石油製油所等の重化学工業が盛んであるが、太平洋ベルトから外れた立地条件の悪さや平地が少ないことと、自然保護政策の一環で確保できる工業用地の貧弱さ、そしてそれによる機械工業の不振から、大阪府や兵庫県の様な過密都市圏の工業と比べると生産量は至って少ない。その他、県全域で果樹栽培を中心とする農業が盛んで、特に、県中部でのみかん栽培や御坊市を中心とする花卉栽培、田辺市を中心とする梅等の特産品があり、他に、小規模であるものの水産業、林業が盛んで、各地でのブランド育成が進んでいる。潮岬は、本州の最南端に位置し、太平洋から瀬戸内海へと続く海に面する。日本最大級の断層系、中央構造線と並行する紀の川沿いの中規模な平野を除き、その殆どが山であり、道路・鉄道は海岸線に沿って走る部分が多い。「和歌山」の語源・由来は、和歌山県北部、和歌山市の南西部に位置する景勝地「和歌浦」の「和歌」と、戦国時代に紀伊国守護であった畠山高政が、現在の和歌山城の向かいにある和歌山大学教育学部附属小・中学校の敷地内に築城したとされる「岡山城」の「山」との合成語とされている。
長野県りんごの日。
JA長野県経済連(現在は、全国の農業協同組合が出資し組織している「全国農業協同組合連合会[JA全農]」の中の県本部組織の1つ、全国農業協同組合連合会長野県本部[JA全農長野、所在地は、長野市大字南長野北石堂町]となっている)等が1999(平成11)年に制定。長野県産林檎の主力品種が「ふじ」であることから、「い(1)い(1)ふ(2)じ(2)」の語呂合せと、「い(1)い(1)ふう(2)ふ(2)」(いい夫婦)→「アダムとイヴ」→「林檎」との連想から。長野県産のりんごの美味しさをアピールすることが目的。「ふじ」は、青森県南津軽郡藤崎町の農林省園芸試験場東北支場(現在の農林水産省所管の果樹研究所リンゴ研究拠点)で1930年代後半に育成され、1962(昭和37)年に品種登録された林檎の品種で、デリシャスと国光の2種類の林檎を交配したものである。「ふじ」の平均的な大きさは野球ボール程度の大きさで、糖度は約14%から約16%である。また、賞味期限が長く、室温で4ヶ月、冷蔵で7ヶ月程度である。「ふじ」は林檎収穫量の約半分強を占め、日本国外でも人気が高まっている。なお、11月5日の「11」と「5」で、「いい(11)りんご(5)」の語呂合せから、青森県が2001(平成13)年に制定した「いいりんごの日」は11月5日とされている。りんごの原産地はカザフスタン南部、キルギスタン、タジキスタンとされており、ここからヨーロッパやアジアルートで日本にも広まったと考えられている。現在の日本で栽培されているものは、明治時代以降に導入されたもので、日本において、病害抵抗性、食味、収量等の点から品種改良が加えられた。人口比で比較しても、日本の青森における生産量は多い。青森県の生産量は全国の約50%を占め、長野県では全国の約20%を生産している。食物繊維やビタミンC、ミネラル、カリウムが豊富で、「1日1個のりんごは医者を遠ざける」という諺があるように、りんごは栄養価が高い果実として食されてきた。りんごに含まれるリンゴポリフェノールには、脂肪の蓄積を抑制する効果があるとも言われる。ユダヤ教、及びキリスト教の正典である『旧約聖書』に登場するアダムとイヴが、蛇にそそのかされて食べた「善悪を知る果実(禁断の果実)」はりんごとされる。あわてて飲み込もうとしたアダムが、善悪を知る果実をのどにつかえさせ、これがのどぼとけの始まりであるとの故事から、男性ののどぼとけは「アダムのリンゴ」とも言われる。なお、食べたのがりんごというのは、後の時代に創作された俗説で、当時『旧約聖書』の舞台となったメソポタミア地方(現在のイラクの一部に相当)にはりんごは分布せず、また、その時代のりんごは食用に適していなかった。 
ペット達に「感謝」する日(THANKS PETS DAY)。 
私達と生活を共にし、喜びや悲しみ、生きがいを与えてくれるペット達に、日頃の感謝の気持ちを表わし、人と動物の正しい関係を考える日。全てのペットが幸せになれるように、また、野生動物や自然環境のことを、多くの人に考えてもらいたいとの願いから、ペット関連企業のピーツーアンドアソシエイツ株式会社が制定。日付は、ペットの代表的な存在である犬の鳴き声「ワン(1)ワン(1)」と、猫の鳴き声「ニャー(2)ニャー(2)」の語呂合わせから。英語では「THANKS PETS DAY」。ペットは、人の心を和ませたり、楽しませてくれる、といった理由で、人が飼っている動物のことである。人は、ペットとの様々なやり取りを楽しんだり、その姿や鳴き声等を鑑賞したりする。ペットの歴史は古く、猫は、古代エジプトの時代から、現在のペットのような位置付けや、鼠の駆除等の実用目的で飼われていたことが推測され、また、犬に関しても、太古の昔から、実用と愛玩目的も兼ねて飼われていたことが推測されている。ペットは、人間の日々の生活に関わりのある動物なので、人間の生活サイクルに対応できる動物や、人の生活と干渉し合わない動物を好む人もいる。ペットを飼うことで、飼い主は癒し、孤独感の解消等が得ると共に、愛情や思いやりの心等が育つ等の情操教育の効果もある、とされる。ペットは、広い意味での、飼い手の人生の質の向上に貢献している。但し、ペットを飼うことに伴なう、様々な責任や困難を理解せずに飼ってしまうと、近隣や周囲の人々に迷惑を及ぼし、また、ペットそのものに害を及ぼすこともある。家畜とペットの境界は曖昧である。営利目的や、実用に供する目的で飼育される動物が家畜であり、娯楽等、実用以外の目的で飼育する愛玩動物がペットとされるが、何をもって実用とするかの定義は厳密ではなく、また、実用と愛玩、双方の目的で飼育される動物も存在する。福岡県粕屋郡志免町に営業本部を置くピーツーアンドアソシエイツ株式会社は、ペット、及びペットフード・用品、植物、及び関連雑貨の小売業の他、ペットクリニック・ペットホテル・ペット美容室・ドッグラン等の運営、ペット用食品やペット用品の製造・卸売・輸入等も手掛けている。店舗は、地元となる九州地方以外にも、東京や大阪等の大都市にも展開している。