AOC ボーヌのワイン その1
AOC ボーヌのワイン その1
AOC Beaune
Commune Beaune
県 名 コート・ドール Cote d'Or
地 区 名 コート・ド・ボーヌ Cote de Beaune
栽培面積 ▼赤 357.06ha 内1er Cru 274.63ha
▽白 53.75ha 内1er Cru 40.43ha
Appellation Appellation Communales/村名アペラシオン
格 付 け Premier Cru
生 産 量 ▼赤 13,710hl 内1er Cru 10,600hl
▽白 2,451hl 内1er Cru 1,819hl
基本収量 ▼赤 40hl/ha
▽白 45hl/ha
最低アルコール濃度
▼赤 10.5% 1er Cru又は区画名入り 11%
▽白 11% 1er Cru又は区画名入り 11.5%
葡萄品種 ▼赤 ピノ・ノワール、
補助品種~Cepages Accessoires シャルドネ、
ピノ・ブラン、ピノ・グリ以上3種で15%以内
▽白 シャルドネ、ピノ・ブラン
植栽密度 9,000本/ha以上
畝 間 1.25㍍以下
樹 間 0.5㍍以上
飲み頃 ▼赤 4年~12年
▽白 3年~8年
村名ワイン(Appellation Communales)
〇 AOC ボーヌ Premier Cru(基本収量 赤40hl/ha・白45hl/ha)
〇 AOC ボーヌ (基本収量 赤40hl/ha・白45hl/ha)
格落ち、地方名ワイン(Appellation Generales)
根 拠 法
2011年12月2日政令第2011-1751号に於いて、AOC Beaune に続き premier cru表記が認められています。
ワインの特徴
▼赤ワイン 輝く鮮やかな深紅色を呈する。カシスや桑の実などの黒い果実、チェリーやスグリなどの赤い果実の香りをもつ。熟成とともに森の腐葉土、トリュフ、なめし革やスパイスの香りが現れる。花開くと堅固で率直で生気にあふれ、骨組みがしっかりとする。コクがあり、肉付きが良い。葡萄畑の位置により微妙に差異が現れる。中央部や南部のものは、色調が深く、果実と動物的なアロマをもち、タンニンが豊かで力強くしっかりとした骨格がある。北部のものは色調もそれほど強くなく、なめらかで円い。フランスAOCワイン辞典 三省堂
▽白ワイン 緑色を帯びた穏やかな金色を呈する。アーモンド、ドライフルーツ、シダや白い花のアロマは、常に蜂蜜とシナモンの香りを伴う。なめらかでボディが厚く、豊かな酸とのバランスが良い。若いうちからは果実味を感じ、やや熟成するとなめらかでまろやかな味になる。 フランスAOCワイン辞典 三省堂
テロワール
Volnay~ヴォルネの向斜では、Comblanchien~コンブンシアン石灰岩は地層深いところでなくなる。浅い褐色の表土と崩落土に由来する黒いレンジヌからなる、かなり傾斜のきつい斜面から頂上までジュラ紀前期のローラシアン石灰岩がとって代わる。傾斜を下ると、ジュラ紀後期のオックスフォーディアンの鉄分を含むため、ところどころ赤味を帯びた、白、灰色または黄色の厚い表土上にアルゴヴィアン泥灰土がある。斜面の下部は粘土と混ざった石灰質。日照は東または真南で、 標高220~300m。 ブルゴーニュ・ワイン委員会
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