2つのセカンド~シャス・スプリーン
2つのセカンド
シャス・スプリーン Château Chasse Spleen
ムーリザン・メドックのシャス・スプリーン~Château Chasse Spleenを調べていたら、セカンドが2つある事になっています。以前から不思議に思っていたのですが、どうやら真相らしきものが。
まずは、シャス・スプリーン。
慣れ親しんだエチケットが変更されたようです。
次は、セカンドの
レルミタージュ・ド・シャス・スプリーン~L'Ermitage de Chasse-Spleen と
ロラトワール・ド・シャス・スプリーン~L’Oratoire de Chasse-Spleen
レルミタージュ・ド・シャス・スプリーン。 旧ロラトワール・ド・シャス・スプリーン。
旧ロラトワール・ド・シャス・スプリーン。 現ロラトワール・ド・シャス・スプリーン。
いずれもセカンドなのですが、別区画の葡萄畑(若い)で作くられたセカンドがレルミタージュ・ド・シャス・スプリーン。
セパージュでシャス・スプリーンに使われなかったワインが、同じくセカンドとして、ロラトワール・ド・シャス・スプリーンとして販売されているとか。
なるほど、「レルミタージュ」と「ロラトワール」があるのね。と判ったつもりでいると、ブログの記述で、
『CH・シャス・スプリーンのセカンドラベルは、年代によって名前が違うみたいです。今回飲んだのは、レルミタージュ・ド・シャス・スプリーン。2006年ごろまでは、レリタージュ・ド・シャス・スプリーン。現在は、ロラトワール・ド・シャス・スプリーンとされています。』とされています。
レリタージュ・ド・シャス・スプリーン(2006年)⇒ロラトワール・ド・シャス・スプリーン
なるほど、レリタージュ・ド・シャス・スプリーンというのもある。
旧レリタージュ・ド・シャス・スプリーン。 現レリタージュ・ド・シャス・スプリーン。
訳が分からなくなってきたので、通販を調べてみると「レリタージュ」も「レルミタージュ」もごちゃまぜとなっています。
そこで、エチケットのヴィンテージ表記を信じて調べてみると、
レルミタージュ・ド・シャス・スプリーン~L'Ermitage de Chasse-
Spleenは、1998年、1999年、2000年が確認できます。
レリタージュ・ド・シャス・スプリーン~L'Heritage de Chasse-Spleen
は、2001年、2002年、2003年、2005年、2006年が確認できま
す。
ロラトワール・ド・シャス・スプリーン~L’Oratoire de Chasse-Spleen
は、1994年、1997年、2006年、2007年が確認できま
す。
つまり、2001年から呼称が変わったんですね。やっぱりの方がよいのかな。というわけで見付けたブログは間違えているものと思います。
レルミタージュ・ド・シャス・スプリーン~L'Ermitage de Chasse-Spleen
レリタージュ・ド・シャス・スプリーン~L'Heritage de Chasse-Spleen
改・ブログ総索引-1 こちらへ
改・ブログ総索引-2 こちらへ
改・ブログ総索引-3 こちらへ
改・ブログ総索引-4 こちらへ