監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎
脚本:中村義洋、鈴木謙一
出演:濱田岳、瑛太、関めぐみ、田村圭生、キムラ緑子、なぎら健壱、松田龍平、大塚寧々
物語のサワリ>
仙台の大学に通うため東京から引っ越してきた椎名(濱田岳)。
引越し当日、同じアパートに住む河崎(瑛太)から、「一緒に本屋を襲わないか?」と誘われる。
この映画冒頭の無茶苦茶さ、謎だらけ!
いったい何があるの~~~っ!?
ほんと、ネタバレしてしまうと面白さ半減してしまうので感想を書き辛いのですが、面白かったです。
前半とても謎めいていて、後半が同じストーリーを撫でて行く形の謎解きになるんですが、
二度見る同じシーンが、全く別の意味を成すストーリーになっているよう。
伊坂幸太郎さんの原作も良いんでしょうけれど(ちなみに未読)、演出・演技に見事に騙されました。
キャスティングも実に嵌っていて、瑛太に関しては彼にしか出来ないと思うほど。
瑛太のあるセリフが、とても印象深く考えさせられました。
自分はそうじゃない、と言い切れるのか。
ボブ・ディラン「風に吹かれて」未だに耳に聞こえてきます。

