セッションに変えてほしいのと、変わりたいの違い
エネルギーワークやヒーリング、気功などセッションを受けてもなかなか変化しない。
変化しないのであちこちで受けて、やはり変化せずジプシー状態を繰り返している。
こういう状態になる方は少なくないようです。
※今回書くことは全ての方にあてはまるわけではなく、可能性の一つです。
一概に言えないです。
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その原因の一つに「魔法のような効果を期待している」があります。
エネルギーワークなどが、魔法のように勝手に外側や他人を変えてくれる。
自分が変わるのでなく、外側や他人が変わればいいと思う。
こう思って期待していると、魔法のような効果を期待してしまいます。
これは「ふわふわした状態」です。
変わりたいと思ってセッションを受けていても、無意識では「自分は」変わらなくていい、変わりたくないと思っている状態です。
自分では変わりたい!と思っているのでなかなか気付きづらいですが、「無意識では」自分が変わりたくないと思っています。
そう、ここが大きな罠なのです。
しかも無意識なので、わかりづらいです。
セッションを受けて「変わりたい」のでなく、セッションが「変えてほしい」と思っている。
それも、外側や他人が変わってほしいと期待している状態です。
これは魔法を期待していて、ふわふわした状態でもあります。
皮肉ですが、この状態だと期待と逆に変化を感じづらくなります。
それはなぜか?というと。
本人の無意識が「本当は変わりたくない」からです。
自覚できない無意識にあることの方が影響が圧倒的に強いので現象化しやすいです。
(顕在意識にあることが現象化しないわけではないです。順番としては無意識→顕在意識→言動→現実・現象と変わっていきます)
なので、無意識には変わりたくないのが強くあるので、変わらないと感じることがそのまま現象化しています。
顕在意識では変わりたいと思っていても、無意識では自分が変わりたくないのが強いわけです。
自分が変わりたいと思ってるというより、変えてほしい、外側や他人に変わってほしいが実は本音ということです。
これは「外側軸、他人軸」の状態です。
外側軸や他人軸はこれまで当たり前で常識だった在り方です。
こちらの方が今はまだ世間的にも普通だと思います。
外側軸や他人軸の在り方は、目に見える外側に原因があると思い込み、外側や他人次第で自分の現実が左右されると思い込んでいます。
自分の現実は外側次第なので自分ではどうしようもなく、翻弄されることになります。
この外側軸の在り方はずいぶん長い間、常識として信じられてきました。
しかし、量子物理学やスピリチュアルの情報などが出てくるようになり、「外側に見えるものは何も固定されてない、粒子と波でしかない」ことがわかってきています。
自分の意識が観察したものが、目の前の現実に現れている。
意識が現象化しているということです。
意識とは、自分の内側や周波数ともいえます。
自分の意識(主に無意識)、内側が現実に反映されて、現象化しています。
なので、自分の内側、意識を変える必要があるということです。
それが外側に反映されているので。
このことが腑に落ちているのが「自分軸、自己責任」の在り方です。
外側軸、他人軸の在り方はこれが反転してしまっているので、外側や他人が変わるしかないと思い込んでしまってます。
これまで当たり前すぎたので、仕方ないというのもあります。
あまりに当たり前で常識だったので非常に強固です。
外側軸の在り方を自分軸に変えるのは容易ではないです。
私も数年以上かかったし、今でもまだ外側や誰かのせいにする癖が出ることがあります。
今でも世間的には外側軸の在り方の方が普通で、常識過ぎる価値観です。
それを反転させるには、日々の思考感情を自分で意識して観察し、外側軸だと気付いたら自分軸に修正するというのを繰り返し続けて習慣にしていくしかないです。
セッションを受けるなどでは簡単に自分軸の在り方は腑に落ちないし、変わらないです。
そんなに甘くないです(笑)
自分で日々の思考感情を意識して観察し、修正していくのをひたすら繰り返すことが必要かなと思います。
なのでそれなりに時間はかかります。
セッションで変わらなかったと感じたとしても変化はしてる エネルギーワークは無駄にはならない
顕在意識は自分を変えたいと思っていても、無意識では自分は変わりたくないというのが強いと、セッションをいくら受けても変化や効果を感じにくくなりやすいです。
そうなると、セッションを受けても無駄だったと感じてしまうのも仕方ないと思います。
ですが、変化をもし感じないとしても、全く変化しないことはないです。
変化を感じる感じないは確かに個人差はあります。
誤解しないでいただきたいのは、変化を感じづらい人というのはいますが、だからといって全く変化してないわけではないです。
無意識では何かしら変化してます。
それを自分が拾えるか拾えないかです。
ややこしいですが、変化しない人ではなくて、「変化を感じづらい人」です。
セッションを受けて変化をなかなか感じられないとしても。
無駄ではないです。
無意識にある、自分は変化したくない、変えてほしいというのをもしいつか変えることができれば、これまで変化を感じづらかったセッションの変化が一気に現れることもあり得ます。