■「私は嫌われている」が本音ではなかった

泣いても笑ってもごきげんさんな

心屋認定講師の大坂優子です。

気軽にコメントしてね。

毎日、何かしら配信しています。

そして、気軽に呟いてくださいね。

昨日は顔鍼の日。

今、ハマってしまって2週間に1回、

鍼とタイ古式マッサージに通ってます。

これは、私に合っていたみたい。

めっちゃ、スッキリします。

実は、昨日・・・

この鍼から帰ってきて・・・

突然、本当に突然、気持ちが落ち込んだ。

めっちゃ、泣きました。

めっちゃ、落ち込んで、

めっちゃ、どん底に落ちて、

なんなの？なんなの？

どうして、こうなっちゃうの。

そうなると、

あれも、これも、それも・・・

なんか、自分責めの理由にしてしまうという、

久しぶりに、そんな気分を味わった。

で、これ、定期的にやった方がいいですね。

やっているつもりだったけど、

どん底って怖いじゃないですか？

だから、中途半端なところで「大丈夫」って

やってしまいがち。

実は、今回だけじゃなくて、

去年から、今年にかけて、

そんな落ち込み期が何度も何度もありました。

でも、「自分を責めなかった」

そして、「誰も責めなかった」

「そういうこともあるよね。」

ってことにして、どうにか乗り越えてきた。

中途半端に落ち込んで、

中途半端に立ち直って、

なんか、ちょうどいいところを探していました。

で、昨日、気がつきました。

「あ、明日誕生日だ」

そうなんです。

私、今日、誕生日なんです！

私、49歳おめでとう！なんです(笑)

そして、この49歳を密かに怖がっていたんですよ。私。

実は、母が亡くなった年齢。

母を追い越すのがイヤだったんですよね。

母を追い越せるのか不安だったんですよね。

母より年上になる自信がなかったんですよね。

自分の中で、自分が意識していない不安がいっぱいあったんです。

母は急性心不全で突然亡くなりました。
夜、普通にご飯を食べて、
普通にテレビを観ていて、
普通にお風呂を洗っていたら、
そのまま、お風呂場から出てきたら、
口からアワをふいて、倒れて・・・
そのまま亡くなってしまった。

私も妹もその場にはいませんでしたが、
たまたま父がいたので、
ひとりではなかったのだけど、

私と連絡がついたのは（当時は携帯電話もなくて、ポケベルだった）
倒れてから2時間後。

いつもそう。
母はいつも自分勝手。
いつでも勝手にいなくなる。
私を置いて勝手にいなくなる。
いつも独りぼっち。
私の寂しさなんてわかってもらえない。

そして・・・
それは、最後の最後まで、

こんな形で、独りぼっちにされるなんて、

本当にお母さんはズルい！ひどい！

母親として何も私にしてくれなかった！

働かない父のせいで、
昼も夜も働いて、
学校行事だってきてくれなくて、
運動会だって親子遠足だって
いつもひとりだった（という記憶）

お正月だって
クリスマスだって、
いつだって母はいなかった（という記憶）

夜突然目が覚めたら、いないこともあった。
めちゃくちゃ泣いて、泣いて、裸足で外で待っていたこともあった。

母が亡くなった時、
私が25歳、妹が高校2年生でした。

これからいっぱい、母と一緒にいれるって信じてたのに。

結婚式には、手紙読んで、泣かせるんだとか
子供ができたら、めっちゃ喜ぶだろうなとか、
旅行もいっぱい連れて行ってあげようとか、

勝手に頭の中で予定していたのに、
全部、できなかった。

いつもそう。
母はいつも私の期待を裏切る。

最後の最後まで。

そう、これが私の未処理の感情だったのです。

独りぼっちじゃないのはわかってる。

妹だって友達だっていた。

そして、今は自分の家族だっている。

お母さんだって死にたくて死んだんじゃないことはわかってる。

いっぱいやりたいことあったもんね。

私を悲しませようとか、苦しめようとか、

思っていなかったことは、

大人の私は、十分わかります。

でも、そういう理屈ではない感情、

そう、あの時小さい私が言いたかった母への言葉。

それをずっと隠し持っていた。

それが、発酵して原型をとどめていなかったけど、

訳が分からない状態になっていたけど、

やっと、消化することができた。

昨日は、いっぱい泣きました。
どうでもいいことに勝手に落ち込んで、
きっと、理由なんてなんでもよかったんです。

昨日に限って、
なぜが、残念なお知らせが次々やってきて、
私を泣かせるための使者が次々やってきて・・・

最後は、そんな私に愛をいっぱい送ってくれた人たちがいた。
結局、嬉し泣きも混ざって、とにかく泣きました。

そして、私がずっと言えなかった言葉は・・・

「お母さん、寂しい」

「お母さん寂しかったよ」って何度も何度も言ってみた。
「お母さん、勝手すぎるよ！」って何度も何度も言ってみた。

友だちに無視されて、恥ずかしかったんじゃない。
私は、寂しかったんだ。

旦那さんに裏切られて、悔しかったんじゃない。
私は、寂しかったんだ。

子供のたくさんの問題に、不安だったんじゃない。
私は、寂しかったんだ。

私の古傷は「寂しい」だった。

そして、私に初めて素直に「寂しい」を言わせてくれた、長男。
そう、去年、はじめて素直に「寂しい」って呟いていた。

いつもそう。
結局そう。
私に大切なものを気がつかせてくれるのは、長男。

あんなに天敵だったのに、

あんなに苦手だったのに、

私を苦しめる敵だって思っていたのに、

ずっと、彼は私の守って、見守ってくれていた神さまだった。

私は、忙しい母に寂しいと言ったら嫌われる、迷惑をかける、困らせる、
って思っていたんでしょうね。

そして、亡くなった人に対して
「先に死んでズルい」ってなんて言ってはいけないって思っていたんですよね。

だから、違う方法で、違う言葉で

私の「寂しい」を誰かに気がついてもらいたかった。

笑うことで、

泣くことで、

怒ることで、

良い子になることで、

悪い子になることで、

どうにか「寂しい」を言わなくてもいい方法を探していたんですね。

そして、私が「寂しい」を感じないために使っていたのが
「どうせ、私嫌われてるし」だったってことにも気がつきましたよ(笑)

そして、良いとか悪いとかじゃなくて、
自分のその感情に正直になる。素直になる。
そして、自分がその気持ちに気がついてあげるだけで
癒えるって、
いつも、いろいろなところで伝えていますが、
まさに、昨日はそれを体験しました。

まだまだ、良い人だった(笑)

結局、良い人な私(笑)

そして、それも私です。

良い人の私＼(^o^)／ばんざい(笑)

でも、時には嫌なヤツ、

わがままなヤツになって、

自分を責めたり、誰かを責めたり、

とことん落ち込んだり、

悪口を言ったり、

愚痴を言ったり、

迷惑かけたり、

してみると、

自分の周りの愛に気がつけたりしますよ。

気がついたら終る。
声に出せたら終る。

まさに、昨日1日、心屋メゾットを体感していました(笑)

もう、手放していいよ。
もう、忘れてもいいよ。

そして、今日は満月、スーパームーンなんですってよ。

2019年でいちばん大きい満月なんですって。

やっぱり、生まれ変わることになる私。

でね、この感情が起きたきっかけが

「ツナグ」って映画。

全然、観ていないので実は内容がわからないのだけれども、

多分、亡くなった人と一度だけ会えるみたいな内容だったと思うんだけど、

Huluをつけたら、ツナグがいちばん手前にあって、

そのまま、それを押して観ようかなって思ったんですけど、

なぜか急に悲しくなって、

いろいろな出来事を思い出して、

どうにも自分の感情が抑えられなくなって、

心臓もバクバクしはじめて、

テレビなんて全然頭に入らない状態になった。

ってことに、今気がついたら・・・ちょっと鳥肌です。

後日、ゆっくりツナグを観たい。

きっと、松坂桃李くん亡くなった母にツナいでもらったのかもね。

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