■あんなに苦しい子育てだったのに。

泣いても笑ってもごきげんさんな

心屋認定講師の大坂優子です。

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滋賀県に行っている息子が帰ってきています。
朝、起きるとき・・・ワクワクが止まらない(笑)
そして、帰る時のことを考えて、ちょっと落ち込む(笑)

18年間、彼がこの家にいるということが当たり前でした。
むしろ、「いなくなって欲しい」と本気で思っていた時もありました。

長男の度重なる問題行動に、
悩んで、悩んで、悩んで、
殺してしまうしかないって本気で思った時期があったんですよ私。

誰も助けてくれない、
誰もわかってくれない、
苦しくて、悲しくて、悔しくて、辛くて、
こんな思いは私だけ、
どうして、いつも私だけ、
こんな、次々問題が起きるんだろうって
そんなことばっかり考えていた頃・・・

「この子さえいなければ」って思ってしまったことがあった。
そして、それを本人に言ってしまったことだって何度もあった。

感情に任せて、叩いたり、蹴ったり、罵声を浴びさせたり、
今思えば、あれは虐待だったのだと思う。

私が悪いんじゃない。
この子が悪いんだ。
私にこうさせる、この子が悪いんだ。
私は悪くない。
これは虐待なんかじゃない。

私だって辛いんだ。
本当はかわいがりたい、だけどそうさせてくれないこの子が悪い。

そう、思わないと、きっと自分が壊れてしまう。
そんな自分にまた、腹が立つ。

何が悪いの？
どうすればいいの？

この自問自答の繰り返しの毎日でした。

そして・・本気で思ってしまった・・・

「息子が早く家から出ていってくれたらいいのに。」

あの頃と今・・・
息子は何も変わっていません。
そして、私も何も変わっていない。

ただ、たくさんの理想と執着を捨てました。
本当に今思えばそれだけです。

考え方が変わった、捉え方が変わった、
きっといろいろなことが変わったのかもしれないけど、

いちばん、自分で意識したのは、「あきらめる」

子供に対する理想、期待、夢みたいなものを全部捨てました。
で、それって結局、全部「他人の目」だったんじゃないかって思うんです。

誰かに何か言われそう。
自分じゃない、他人の評価ばかりを気にしていた。
私はそうでした。

で、自分評価に変えてみた。
で、気がついた。

どっちにしても、他人は勝手に評価する(笑)

で、今、私の周りには
進学校を卒業している息子が大学に入らなかったことを、
「かわいそう」とか「残念」とかいう人はだれもいない。

なぜかみんな

「よかったね♡」
「かっこいい♡」
「最高♡」
「素敵♡」

って、言ってくる(笑)大学落ちてるのに(笑)
志望校を1校しか受けなかった息子を「馬鹿じゃない」なんていう人はひとりもいない。

むしろみんなリスペクトしてくれる。

そう、私がそんな息子を誇りに思っているし、尊敬しているし、かっこいいと思っている。

私ができなかったことを次々トライしてくれる。

私の常識を次々壊してくれる。

私がリスペクトする自慢の息子になったから。

私が想像していた、他人の評価ってなんなんでしょうね？(笑)
そうです、それが私の評価だったんですよね。

まさに、これが「思考が現実」になるってことなんでしょうね。

周りが自分に言ってくることは、やってくることは、
全部、自分の思考が元になっている。

あの嫌なことも、イヤな言葉も、
あいつが言ってるのではなく、自分の思考なんじゃないか？
って客観的にとられると、
いろいろ感じかたが変わってきませんか？

でも、なかなか自分の思考を言語化したり、