【国土の守】
眼福御影:大國主大神
背景金色だからこそ、土にまみれた
大國主大神様を表現したいと思いました。
大國主大神様。
もともと『眼福御影』では絶対に個展までに描かせていただこうと予定していたのですが、
今こそな気がして描き始めました。
……と、さっきの記事に描いた時の表情から、
仕上げた御顔は、泥だらけになって作業した後の満たされたような
未来に続く道を見ていらっしゃるような表情に変わりました。
大國主大神様に感じるのは、
地道さ、行動が全て、諦めない……絶対に諦めない強い心。
大きな神様でいらっしゃるけど、いつもすぐ近くで守護して下さっている。
大黒柱って呼ぶじゃないですか。
家を支える中心的な大事な柱。
それ、大國主大神様の事だと私は思うんですよねー。
めっちゃそばで護って下さっているって、私は感じています。
家族のために。
民のために。
泥だらけになっても守り抜いて下さる底力を、
大國主大神様には感じるんです。
あと、大河ドラマの『青天を衝け!』
ちょうどパッケージのこの画像だから貼る↓
このメインビジュアルについて、当時
「泥だらけになればなるほど、美しさが際立つ」
っていう感想を読んで……
めっちゃ共感したの✨
大國主大神様って「いと麗しき神」って古事記にも残されているけど、
御自神は無頓着なイメージがあるので。
それこそみんなと一緒に泥だらけになって、
作業を笑い合いながらされていた "大王" でいらしたんだろうなーって想い馳せます。
小学6年の時にも大国主命様を描いていたんだけど、
基本同じ……
黒髪センターパートに、みずら。
白い装束。
シンプルな古代の男性の姿です。
シンプルであればあるほど、色気が出るという印象です。
とりあえず、四方鎮め祈願の奉納画として描きました。
そのうち眼福御影として、印刷もさせていただきます。
大國主狼様、いつも守護下さりありがとうございます。