⛩【菊と稲荷】稲荷神の生きる場所。3 | 神仏広告代理店

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【菊と稲荷】

【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』

 
 

<あらすじ>

 

『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』 

 

その言葉と共に、六甲山の高取神社で

 

「神様」という存在に、前よりも強く接続してもらった私。

 

 

前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さま

 

子狐眷属の姿も確認できるようになり、

 

奇妙な共同生活(?)が始まっていた。

 

 

 

***

 

 

 

続きです。

【菊と稲荷】稲荷神の生きる場所。

【菊と稲荷】稲荷神の生きる場所。2

 

 

「力を合わせる」と、微笑んだ子守白木根(コモリシラキネ)稲荷大明神。

 

 

私がこの御名の稲荷神だからこそ、この場所に同調できた理由に、

 

清高稲荷大明神の御神徳に「子授け」があるんじゃないかと思っているから。

 

 

 

 

菊「なんか二柱の神様、いいコンビになられる気がするんですよねー……。

 

ちょっと清高稲荷大明神さまにもご挨拶してきますね」

 

 

子守白木根稲荷大明神はニッコリと頷かれた。
 
 
 
 
毎年、新しい前掛けに変えて頂いている眷属さま。
 
 
菊「素敵ですねー♪ 本当に清高稲荷大明神さまを信仰する方って
 
愛があるなー♡」
 
 
 
そしていつも通りに本殿に。
 
この日はいなり寿司をお供えしました*
 
 
 
 
菊「ギリギリ1月でまだ正月飾りが……! セーフでした。。
 
いいですね。お正月のお飾り」
 
 
 
稲荷大神秘文を上げてしばらくいた後、私はまた森に。
 
 
 
 
曇っていた空にうっすらと青空が混ざっている、冬の森。
 
 
菊「………………♪」
 
 
 
 
とても静か。
 
小川の水も凍りつつ、流れはあった。
 
 
 
 
菊「清高稲荷大明神さま。いいですね、冬の森も」
 
 
 
 
清高稲荷大明神(以下:清)「この積もった雪の下には、
 
新しい芽が萌えようと隠れている。
 
冬の次は春だな。それもまた待ち遠しい」
 
 
 
菊「清高稲荷大明神さま……やっと参りました。
 
遅くなってごめんなさい」
 
 
 
 
清「いや。
 
……子守白木根稲荷大明神という名、あの稲荷神らしい響きだね」
 
 
 
菊「はい。信頼している方が神伺いしてくださって……
 
他に伺った御名もあったのですが、私の中であの御名が強く残ったので
 
そう呼ばせて頂きました」
 
 
 
 
菊「清高稲荷大明神さまは、
 
あの神様のことどんな風に思っていらっしゃるんですか?」
 
 
 
清「私か? 私は今となっては眷属が増えることにも繋がったし、
 
よかったと思っているよ」
 
 
 
 
清「続けて見守ることの強化ができるから」
 
 
菊「? 続けて見守る? ……何をですか?」
 
 
 
 
清「お菊は私の神徳に子授けもあると思っているだろ?
 
子授けから安産したとする……そしてその後はあの神がその子を守る。
 
そういう実際の出産を経ての流れもあるが、それだけではない」
 
 
菊「……はい」
 
 
 
 
清「高野山は……いや、ここだけではないけど、山の頂上は人を生まれ変わらせる。
 
昔からそういう場とされている。
 
 
だから大人であっても同じだ。
 
 
高野山の空気の中で、何か新しいものを生み出したい、
 
生み出すきっかけを見つけた……
 
生まれ変わったような気がする……そういう者もいるはず」
 
 
 
菊「まさに私はそうですね……
 
2年前の高野山の節分会で自分が新しく更新されました」
 
 
 
 
清「全ての者の想いを高野山は包み、認め、見守る。
 
それは全て、生きることを願っての力だ。
 
空海の想いだな」
 
 
菊「空海さんの……」
 
 
 
 
清「極楽浄土を目指しながら、今の現世も豊かで美しい日々とすればいい。
 
贅沢な暮らしだけがそれではない。
 
 
心の豊かさ、美しさは千差万別。
 
己が心地よいと思う日々が一番だ。
 
 
空海が密教の守りとして稲荷神を選んだのは、
 
生きることを彩る気持ちの素晴らしさを、失わせないようにするためであろうな」
 
 
 
菊「……………」
 
 
 
 
清「今、精進料理とか思い出しただろ?」
 
 
菊「(ギクっ)………!」
 
 
 
清「精進料理も美しい。寺院の庭も美しい。仏像も鮮やかだ。
 
そういうものは面白い。
 
……とても空海らしい表現だな」
 
 
 
 
確かに……高野山もその他もだけど、
 
お寺って全然モノトーンでシンプルだけの世界じゃないな。
 
 
 
 
菊「ここが……この清高稲荷大明神さまの境内が、
 
あの祈願鳥居で彩られるのも楽しみですね」
 
 
 
子守白木根稲荷大明神(以下:子)「染めていきたいと思っている。
 
この朱の鳥居の赤い色で」
 
 
 

清「それは人々の祈りや願いの数だからな。
 
人のそういった力はこの朱色に宿り、
 
ここに来る者にもまた、力を与えることであろう」
 
 
 
子「はい。ここに来て、ここを守る者たちや祈願鳥居を置いてくれた者たちのおかげで
 
私の見守るという力がより強くなりました。
 
それを返していきたいから…… 力を合わせていきます」
 
 
 
 
新しく始まるモノとの縁を繋ぎ、そして調整する力の強い清高稲荷大明神。
 
そこに、そのモノを守り育てる子守白木根稲荷大明神が加わった。
 
 
 
菊「神様同士にも相性がありはるやろうから、今回はハマってよかった……*」
 
 
 
 
本殿前に帰ってきた私に、管理人の上岡さんが声をかけてくださった。
 
上岡さん「菊田さん! これ見てください!」
 
 
 
 
それは立派な神幕。
 
皆さんの想いが新しくカタチになったもの。
 
 
 
菊「おーーー!! 私、大きな神幕大好きなんですよ!✨
 
かっこいいーー♪」
 
 
 
 
菊「あ♪ 鯛ちゃん&羽織狐さんの記念撮影させて頂こうー♡」
 
 
 
 
菊「あの子守白木根稲荷大明神さまなら、ここをもっと強くしてくださるわ。
 
めっちゃそんな気がする!」
 
 
 
お里帰りでここの眷属さまとキャッキャと走り回っている子狐たちを見つつ、
 
どんどん変化されている清高稲荷大明神さまの境内に
 
自分の未来も重ねる私♪
 
 
 
 
清「重ねてくれていいよ。ずっと見ていたいと思っている」
 
菊「私をですか?」
 
 
 
清「うん。本当はね、ずっと見ていたいと思っている」
 
菊「……………」
 
 
 
 
 
この時、私は
 
 
"人" として期限のある自分を感じた。
 
 
 
 

 

高野山は生きるものを映す

 

 

 

 

菊「もっと映そう。私にできること。

 

この神様たちのことを伝えること」

 

 

 

それがんばったら、私の魂はきっとずっと生きるから。

 

 

 

 

《続く》

 

 

⛩【菊と稲荷】次のお話はこちら*

 
 
***
 
 
☆『清高稲荷大明神・親善大使』にして頂きました☆
 

 

現在、本殿にて清め祓いして頂いたカードを、社務所の開いている日に頂けます。

 

 

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清高稲荷大明神では
遠方の方向けに、面・旗・提灯の
遠方奉納を承っております。

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これまでもたくさんの遠方奉納のお申し込みを、ありがとうございます!

 

清高稲荷大明神と子守白木根稲荷大明神は、

全国の皆様の祈りを受けてご神威を増していらっしゃいます。

 

菊田もいろいろ奉納しているこの境内で、一緒に高野山の清らかな風に吹かれましょうー。

 

 

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『三輪惠比須神社』さま☆公式フライヤー等、作成させて頂きました。
 
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現在、本殿にて清め祓いして頂いたカードを社務所にて頂けます。

 

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三輪の歴史とエネルギーの中、古代からの暮らしと文化を守る神にご参拝ください。
 
 
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女子神職さんのBlogはコチラです♪→『三輪恵比須神社 ご神木に♥な女子神職』
 
 
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