⛩【菊と稲荷】伏見稲荷の宇迦之御魂大神。 | 神仏広告代理店

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【菊と稲荷】

【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』

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<あらすじ>

 

『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』

 

その言葉と共に、六甲山の高取神社で

 

「神様」という存在に、前よりも強く接続してもらった私。

 

 

前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さま

 

子狐眷属の姿も確認できるようになり、

 

奇妙な共同生活(?)が始まっていた。

 

 

 

***

 

 

 

清高稲荷大明神の『大餅投』と『お祭』の次の日、

 

私は伏見稲荷大社にいた。

 

 

 
 
【菊と稲荷】始まって以来、やっとの参拝……
 
 
そして空は初めての曇り空。いつも伏見稲荷では青空だったから。
 
 
 
 
伏見稲荷大社にこんなタイトなスケジュールで来たのは、
 
清高稲荷大明神の稲荷講の皆さまが、
 
例大祭後のお礼参りで来られるのに便乗して(笑)
 
 
 
この時間に本殿前にいたら会えるよって管理人の北岡さんに聞いていたので、
 
その時間に本殿の前にいた。
 
 
 
 
菊「……あれ? まだご祈祷に来てはらへんのかな。
 
これからだったら私も一緒にご祈祷受けようかな♪(ワクワク)」
 
 
 
私は自腹を切ってのご祈祷体験が、まだ実はない。
 
清高稲荷大明神の年に1度のお里帰り&お礼参りのご祈祷と一緒にデビューなんて、
 
最高なのでは!!!✨
 
 
 
 
本殿前から離れて社務所の方に行き「ご祈祷」というところを確認した。
 
 
菊「3000円で中に入れるのかな……? 行きたいよね?」
 
子狐1「行きたい!!」
 
子狐2「行きたい!! 宇迦さまのお近くに!!!✨」
 
 
 
菊「そだね! 北岡さんが来られたら一緒に受けていいかきくわ♪」
 
 
 
そうして本殿前に戻ると、パラパラと雨が降ってきた。
 
でも太陽も……出てきた。
 
 
 
本殿や神楽殿の撮影は禁止なので、なんとか屋根は入れさせて頂いて撮影していると、
 
北岡さんがポンポンと肩を叩いてくれた!
 
 
 
北岡さん「来てると思ったわ」
 
菊「こんにちは!! 私も一緒にご祈祷申し込んでいいですか??」
 
 
 
もちろんいいよー、と、申し込みしている窓口に私も連れて行ってくださり、
 
一緒に申し込むことができました。
 
 
 
北岡さん「先に中入っておいたらいいよ。みんな入ってるから」
 
そうおっしゃって頂けたので、私も先に入ることに♪
 
 
 
 
その頃には曇り空の中に青空も。
 
そしてパラパラ降っている雨もそのままで。
 
 
 
菊「こんなに長い狐の嫁入り、あんまり体験したことないな……」
 
 
そんな風に嬉しく思いながら、初めて伏見稲荷大社本殿の中に入らせて頂く。
 
 
 
 
稲荷講の皆さまはもう座ってはって。
 
私も最前列の真ん中に席を取る。最高アリーナ✨
 
 
 
菊「宇迦さま〜ーーーッ!!!✨」と、心の中でハイテンション!!!
 
 
目の前! めっちゃ写真撮りたい!!!
 
でも外に撮影禁止マークあったからダメだな……と。
 
 
 
こちらの画像は伏見稲荷大社公式サイトから頂きましたが、
 
この日の本殿には神饌が供えてありました。一升瓶のお酒も何本も。
 
 
 
 
菊「………ここにいるだけで幸せーーーーー♡」
 
 
 
 
隣には地蔵院の住職さんが座ってくださった。
 
稲荷講の皆さんや北岡さんともお話もしつつ始まるのを待つ。
 
でもなかなか始まらない。
 
 
 
 
菊「………でも私、ここにいるだけで幸せーーーーー♡」
 
 
 
 
とかキュンキュンしている私だったが、稲荷講の方が
 
今日はなかなか始まらへんなー とか話されてる。
 
 
 
 
菊「………でもでも私、ここにいるだけで幸せーーーーー♡」
 
子狐1「……ママ、せっかくだから取材したら?💧」
 
 
 
菊「あ。……ほんまや。なんて勿体ないことを!私ったら💧」
 
 
いきなり気がつき、珍しく(普段は忘れてほぼしない)自己紹介からしてみた。
 
 
 
 
すると……
 
 
 
 
?「祈祷は効くぞ。……3000円でこんなに繋がるなら安いものだと思うがな……」
 
 
 
 
そんな言葉が伝わってきた……
 
 
 
 
菊「………宇迦之御魂大神さまですか……」
 
 
 
 
宇迦之御魂大神(以下:宇)「その効果を知るぞ。祈祷を受けて良かったと思うであろう」
 
 
 
 
………正直、
 
こんなにあっさり現れてくださると思っていなくてびっくりした。
 
 
 
 
菊「……清高稲荷大明神さまのお祭、無事に終わりました。
 
本当にありがとうございます……」
 
 
 
宇「ここからだ。まだまだじゃぞ(笑)」
 
 
 
 
「狐の嫁入り」な天気はまだ続いている。長い。
 
 
 
 
緊張を通り越した私は、
 
突然めっちゃ図々しくも超個人的な相談をしてしまった。
 
 
 
 
菊「あ! 宇迦之御魂大神さま、企画しているものの名前を考えて頂けませんか……?」
 
 
 
「神」「結」「絵」
 
 
 
菊「神」「結」「絵」?
 
「神、結、絵 で、かむえ」
 
 
 

 

そのタイミングで本殿に光が射し、明るくなった。

 

 
 
背後では参拝者の鈴を鳴らす音が拍手喝采のように ジャラジャラジャラ✨と一斉に鳴り、
 
背中にびっくりするほど浴びせかけられた。
 
 
 
 
菊「……………💧」
 
 
 
 
「それでいい。それで行け」
 
 
 
 
即答。だった。✨
 
 
 
 
その返答の後、禰宜さんが来られてとうとうご祈祷が始まった。
 
 
ご祈祷の中では、住所や名前があの独特の節回しで呼ばれる。
 
 
 
 
「清高稲荷大明神」という名前と「菊田信子」という名前が
 
同じご祈祷の中で呼ばれる……
 
 
 
 
なんかもう。感動………
 
 
 
 
そんな中で思ったことがある。
 
私はこの時の申し込みの際に、社名の所を空白で提出した。
 
 
 
 
次回は『神仏広告代理店』と書こうと決めた。
 
 
これからは神様の前で、その言葉と一緒に胸を張って立つ。
 
 
 
 
 
稲荷講の方が今回の待機&ご祈祷時間の長さにびっくりしてはった。
 
 
いつも8分くらいで済むらしい。
 
今回は待ち時間合わせて50分くらい居たと………
 
 
 
 
マジですか。
 
私、超ラッキーじゃないですか♡
 
 
 
 
 
ご祈祷が終わる頃には更に青空が広がっていた。
 
 
 
 
ご祈祷の後には、いつものお店で稲荷講の皆さまがお買い物。
 
 
清高稲荷大明神に必要なものや、
 
新しい神幕や提灯など、個人の神棚に必要なものをお買い物されている。
 
 
 
 
その後は直会で、超ご馳走を頂いた♡
 
 
 
 
菊「昨日のことで反省点とかないですか?」
 
北岡さん「何もない! いっぱい人が集まって賑やかでよかった!」
 
 
 
私は来年からも続けたいと思って、リサーチ兼ねてこの場に来たのだが。
 
……何も改善点はなさそうで……めっちゃホッとした。
 
 
 
菊「っていうか、昨日、何も授与されてなかったじゃないですか。
 
来年はおみくじや御朱印など、授与しませんか??」
 
 
北岡さん「人がいてへんでね」
 
 
菊「じゃあ私が売り子やっていいですか???」
 
 
 
と、そんな来年に向けてのやり取りをしつつの直会だった♪
 
 
 
 

帰りはプレミアム席!✨

 

ご祈祷も直会もプレミアム!✨

 

 

 

そして何より

 

北岡さんが何度も伝えてくださった

 

「菊田さんに会えてよかった」という言葉。

 

 

これが最高のプレミアム!!✨

 

 

 

 

清高稲荷大明神と宇迦之御魂大神がくださった

 

ご褒美としか思えない、

 

伏見稲荷大社へのお礼参りとなったのでした。

 

 

 

《続く》
 
 
⛩【菊と稲荷】次のお話はこちら*
 
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