「気功」というと、おそらく次のイメージがあります。
・大自然の氣を取り込む
・宇宙のエネルギーをもらう
など
確かにその通りです。
ですがその取り込み方によって、自分が得る「気の質」が変わってしまうことがあります。
具体的には次のようになります。
・力み、こわばり、緊張、攻撃的、破壊的・・・な身と心で取り込もうとすると、そういう気の質になる。
・無駄な力みが抜け(放鬆)、大らかでさっぱりとした心持ちでいただこうとすると、そういう気の質になる。
身も心もどちらも影響するのを忘れてはいけません。
こういったことは何故か最近ではあまり言われ無いようで、セミナーの写真などを見ていても、自分の力み、こわばり、歪みを放置したままの指導者を見かけます。
当然、習う側も同じになりますね。
また、気を付けたいのは、とても「頑張ろう」としている方です。
頑張ってやろう、
真面目にやろう、
間違えないでやろう、
正しくやろう、
叱られないようにやろう、
褒められるようにやろう、
・
・
・
といった具合に「頑張っている」かたは、その実、「緊張、力み、こわばり」が強いので、当然、気の質もそうなります。
真面目にとりくむのはとても素晴らしいことなので、なおさらもったいないですね。
ですから、
気功の練功では「軽軽鬆鬆(QING1QING1SONG1SONG1)」がお勧め
です。
ざっくばらんにいって、
・心配しないでさっぱりした気持ち
・首、肩、胸の力を抜いて楽にしてよい
・深く大きな呼吸でリラックス
といった感じです。
気功の指導でも自分の練功でも、私自身がとても緊張しやすいので、このことは出来るだけ忘れないように心がけています。
ですが、「忘れないように!」と気張ると逆効果なので、緩やかに覚えておく感じです。
そもそも私たちは「宇宙で生きている」、「宇宙に存在している」のですから、当然のように存在しているこういったコツ(つまり宇宙の真理、宇宙の摂理)を、存分に使わせていただきましょう。
――――――
採気法と邪気抜き法はこちらのページです。
↓
↓こちらは生田緑地での講習会の風景です。