・運が良くなりたい 

・不幸は嫌だ 

・幸せになりたい

などなど

 

運勢、運気、幸運といったワードを入力すると、関連書籍はそれこそ山のようにヒットします。

占い以外にいわゆるノウハウ本、自己啓発本、スピリチュアル系など様々です。

これまで特に、さいふうめい氏の書籍をご紹介してきました。


さいふうめい氏は麻雀の神様と呼ばれた阿佐田哲也氏を題材にした『ギャンブラー伝説哲也』の原案もしています。

 

他にも実は、『人は見た目が9割』の著者でもあります。

https://www.shinchosha.co.jp/book/610137/

 

 


「あれ?どっかで聞いたような題名だな」

と思った方は、おそらくドラマ(著者とは無関係と思われます)を見たのでしょう。

 

――――――

 

さて、今回ご紹介するのは、もうお一人、「運」について多くの書籍を出している桜井章一氏の書籍です。

いわずと知れた、「雀鬼(じゃんき)」です。

『運に選ばれる人 選ばれない人』

 

 

以前、他にも何冊か購入して読みましたが、先述の書籍と共通点も多く、色々と参考になります。

ただ、桜井氏は麻雀の代打ちをしていたからか、どの書籍も、ちょっと攻撃的というか、殺伐とした作風(文章の風格)を感じることでしょう。

「代打ち」とは

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E6%89%93%E3%81%A1

 

この『運に選ばれる人 選ばれない人』のお勧めポイントは、内容はいうまでも無く、構成にもあります。

 

ず、一つの章が2~3ページで短くコラム風にまとめられているのが読みやすいです。

元はビジネス書として刊行されたものを加筆編集して出されたものですから、短く、簡潔にというのはありがたいですね。

 

もう一点、著者が執筆するときのスタンスがいいです。

よく「運を良くする方法」という発想でこういった運に関する書籍を買うと思います。

ですが、本書は、次のようなスタンスになっています。

(引用)

運が先に目標物のようにあってそれに向かうのではなく、やるべきことを日々ちゃんとやっていれば、その結果として運に選ばれると思っているからです。

そう、運は求めてやってくるものではなく、“運が人を選ぶ”のです。

(中略)

この本で述べられていることを日々実践すれば、「運を求める人生」はおのずと「運に選ばれた人生」になっていくはずです。

(太文字引用者)

(ここまで)

これが私の指導するスタンスと同じで、非常に共感を得ました。

 

――――――

 

一言に「運」と言っても、分析には色々な方法があります。

 

本書では冒頭の方で運を四つに分類しています。

・天運

・地運

・人運

・時運

(24ページ)

このうち、時運についてはあまり言及されていませんが、こういう実際の場面で運の流れをチェックする見方はとても参考になりますね。

私の指導を受けている方は同じ発想を別の語彙で解説しているのに気づくと思います。

 

また、42ページには次のようにあります。

(引用)

運を決定する大事な要素が3つあります。

人との関係について感じたり考えたりする「相互間」、

全体を見通す「全体観」、

変化のタイミングをとらえる「時の感覚」

(ここまで)

 

ただそれぞれのテーマについてばらばらに書いていくのではなく、これらの視点を以って、物事の見方考え方感じ方自体を鍛えていく姿勢が、本書には見られます。

 

ただバラバラに「○○の場合は○○する」という具合にやっていたのでは、根本が養われません。

自分が運に選ばれる人になるトレーニング方法としても、おすすめです。

 

「私は運が悪い!」という方は、こちらからご参照ください。

重要 Q:あなたは運がいいですか?①

重要 Q:あなたは運がいいですか?② 幸運<強運


↓こちらの過去記事には「運」に関するリンクがたくさんあります。

ぜひご参照ください。

 

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