秋の彼岸入りです。
(終了は26日水曜日です)
今回はお墓まいりには行けませんが、簡易型でもお線香をあげようと思います。
思えば、祖父、祖母には色々と助けてもらいました。
二十代の頃、私がお金追う事に興味がなくビンボー生活を送っていると知ると、帰省のたびにお小遣いやお菓子をくれたものです。
祖父祖母共に口癖は「もっと稼げる仕事についたらどうだ?」でした。(笑)
もらったお小遣いは財布とは別の封筒などに入れ、出来るだけ学びになる事や生産性のある事に使うようにしていました。
もらったお金は当然すでに自分のものなのですが、「由来、歴史、想い」など、たくさんのものがしみ込んでいます。
それを、何も考えずにテキトーに使うのは、なんとなく失礼な感じがしました。
もちろん、テキトーに使っても祖父も祖母も怒らないでしょうけど。
この習慣は今でも残っていて、気功教室や整体でお支払いただいたお金は、まずご神像の近くに置いて、お祈り等をした後に使う事にしています。
(いつもありがとうございます!m(_ _)m
お支払いただいた方と神様に感謝を具体的に示しているつもりです)
そうして財布に入れ直し、買い物をするときは、
「このお金の元の持ち主に失礼な買い物にならないように」
と思って購入物を選んでいます。
こういうこともあって、私が散財、爆買い、衝動買いなどをすることは決して無いようになっています。
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こういった、「モノの背景」にまで想像力を働かすのは人に固有のものです。
それがこの世知辛い世の中で、つながりや支え合いを作るのではないでしょうか。
もっとも、経済効果はあまりないかもしれませんが。(笑)