サッカーで日本チームが強豪コロンビアに勝利しました。
お恥ずかしながら私はスポーツも芸能方面と同じくらい疎いので、流れて来たネットニュースで偶然知りました。
コロンビアは16位で、日本は60位くらいとのことですから、本来であれば圧勝されてしまうほどの下がります。
日本各地で大変な状況ですが、いいニュースは素直に喜ぼうと思います。
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このめでたいニュースで、ちょっと頭をかしげてしまうものを見ました。
ニュースと同じ内容が次の記事で紹介されていたので見てみましょう。
監督会見で、マスコミの方が次のように西野監督へ向けて発言しました。
→https://article.auone.jp/detail/1/6/11/155_11_r_20180612_1528797951898357
(引用)
「日本国内の盛り上がりが過去5大会と比べて低いことをどう考えているのか」との質問に
「そうなんですか。今、初めて残念な報告を聞かされました。盛り上がっていないんですか」
と返すのがやっと。
(ここまで)
会見の場面を見ましたが、勝利したチームの監督に対して相当に無神経な発言だと感じました。
マスコミ記者はわざわざ失礼な発言がしたかったのでしょうか?
会見会場は一瞬、しんと静まり、嫌な雰囲気が漂いました。
マスコミ記者は発言のあと何かを感じたのか、監督の「盛り上がっていないんですか」という切り返しのあとはうまく切り返せていませんでした。
渋谷では相当な数の人が町へ繰り出し、大賑わいでした。
確かにテレビ番組ではあまり勝利のニュースを見ないかもしれませんが、実際には「十分盛り上がっていた」と言っていい程度ではなかったかと想像します。
もちろん「盛り上がった or 盛り上がりに欠ける」の客観的な基準など、そもそも存在するはずもありませんが。
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さて、人は毎日様々な方法で「自分」を発信しています。
(何も思われたくないのに、ネット上で発信するのは自己矛盾ですね)
実際の発言はいうまでも無くネット上のブログ、ツイッター、フェイスブック、書籍、新聞や雑誌等の紙面。
そして、会見場で発した質問も、テレビ、ネットを通じて拡散されます。
人は、自分の中にあるものしか外へ出せません。
外へ出たものは、自分の内にあるものです。
そうして放出、発信されたものを自分以外の人が受け取り、自分に対しての判断材料にされます。
まさに「波動のブーメラン」といっていいでしょう。
ブーメラン自体は他者を経由しているので、通常、実生活的には自分が発したものそのままというわけにはいきません。
ですが、帰って来る時期は分からぬとも「いずれ」、「何らかの形で」自らの元へ帰ってきます。
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あなたは自分の何を、何のために、毎日発信していますか?
少なくとも、自身から発するものがどうであるか、よく咀嚼せねばなりませんね。
《注意》
ツイッターやフェイスブックでの発信も、いつかもどってくる「波動のブーメラン」の素材ですね。
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