北米スバル アセント グレード解説! | 輸入車 ロッキーのblog

北米スバル アセント グレード解説!

弊社でも最近注目度の高い北米スバル アセント。


日本国内ではエクシーガの販売が終了したあとは、3列シートを備えた車種がラインナップされていないということもあり、北米専売モデルながら、スバルファンの方々からも非常に注目されているモデルでございます。

勿論、スバルファンの方々だけではなく、弊社では従来からのアメ車ユーザー様にもご注目いただいており、双方からのお乗替えの需要が高くなっております。


そんなわけで、今回はアセントの各モデルごとの装備の違いを解説させていただきます。


アセントの概要につきましては、弊社ホームページにサクっとまとめたもの(コチラです。)が御座いますので割愛させていただき、ここでは現在取扱いのある3グレード「ツーリング」、「リミテッド」、「プレミア」の違いについて説明させていただきます。
(自分自身への備忘録も兼ねて・・・。)



最近では、弊社でお納めさせていただいたお客様のアセントを、YouTube のスバル専門チャンネル SUBIE CHANNEL(スービーチャンネル)さんで取り上げていただきまして、弊社でもかなりの反響もありましたことですし、ちょいとここいらで重い腰を上げて、今までやってこなかった各モデルの違いをご紹介させていただこうと思った次第でございます。


ここからはかなり長くなると思いますが、どうぞお付き合いくださいませ。(最後まで書ききれるかな・・・。)

まずは、2021年モデルでの変更点についてご紹介。(2021年3月2日追記)
■ベースグレード&ツーリングにLEDヘッドライトが標準装備に。NEW
■全グレードに、全席シートベルトリマインダーの追加。NEW
■全グレードにツーリングアシストの追加 。NEW

ようやくアセントにもステアリングアシスト付きの、「アイサイト・ツーリングアシスト」が設定されました!
コレが一番の変更点ですね。

■新色「ブリリアントブロンズ」の追加。


■最上級グレード「プレミア」でもブラックレザーシートが選択可能に。


以上となります。


当初、お問い合わせの内容として多かったのが、「自分の知っているグレードとロッキー取扱いのグレードが一致しない。」という内容で、

基本的に、アメリカスバルのホームページをご参照いただいている方が殆どかと思いますが、弊社取扱いのアセントはカナダモデルでございます。


アメリカスバルとカナダスバルでは、ラインナップ自体は似たようなものなのですが、ややこしいことにグレード名称異なるのです。

ですが、取り扱いを始めて早2年。
既に結構な台数を販売させていただいており、アセントをご検討戴いているお客様にはプレミア=最上級グレードと認知していただけるようになりました!



アメリカモデルと、カナダモデルの違いについては、グレード名称や、選択可能な内外装色の組み合わせについては一部異なりますが、メカニカル的な部分に違いは御座いません。


例外は速度表示&温度表示。
これが結構大きな違いではあるのですが、アメリカではヤード・ポンド法を採用しているのに対し、カナダでは日本と同じメートル法を採用している為、表示方法に違いが御座います。


メーターの表示ではアメリカモデルが「マイル表示」であるのに対し、カナダモデルは「km表示」。
さらに温度表示はアメリカモデルは「華氏(°F)」表示で、カナダモデルは「摂氏(℃)」となっております。


正直、マイル表示は慣れれば何てことはないのですが、華氏表示は私も未だに慣れません(笑)
せいぜい暑いか寒いか位しか分かりません(笑)

最近は表示が切り替えられる車種が増えているので、特に気にならなくなっておりますが、切り替えられないと変換表を常備しておく必要が有ります。

そんなわけで、カナダモデルであればそこは問題ナシという訳ですね。



さてさて、お次は本題である弊社の取り扱うモデルラインナップ。


まずカナダスバルのモデルラインナップは、上から「プレミア」、「リミテッド」、「ツーリング」、「コンビニエンス」となっており、ベースグレードであるコンビニエンスはかなり装備が簡略化されている為、在庫車両として扱う予定は今の所御座いません。


オプションについては、アメリカモデルと異なり、パッケージオプション等の設定は有りませんので、自分に合うモデルをチョイスするのみになっております。
ちなみに、カナダモデルの場合、すでにアメリカモデルにおける同等グレードのオプション全部乗せ状態になっておりますので、ご安心下さい。

後は、ツーリングからLEDフォグランプ標準になっているのもカナダ仕様ならでは。

その他では、アメリカモデルではタイヤ空気圧監視システム「タイヤプレッシャーモニター」が装備されておりますが、カナダでは装備されておりません。
単純に言えば、カナダモデルではこの部分に関しては「装備が簡素化されている。」訳になりますね。

ですが、タイヤプレッシャーモニターが装備されている場合、社外ホイールを装着した時は、交換したホイール自体にセンサーを装着してセットアップしておかないと、センサーを認識できないのでメーターにタイヤの空気圧が低下していることを示す警告灯が点灯してしまいます。



常に点灯しますので、非常~にキニナル・・・。

空気圧センサーが無いという事は、即ち空気圧警告灯からの解放・・・。

スタッドレスタイヤ用に社外ホイールを装着したり、カスタムがお好きな方にはむしろ喜ばしいことかもしれません。

ですが、パンクした時、空気圧低下時には警告出ませんので、ご自身で日ごろからタイヤのコンディションをチェックしておく必要がございますね!


さぁお次は、各グレードの紹介といきましょう。
まずは、「ツーリング」について。
弊社で扱うモデルの中ではベースグレード的な立ち位置になりますが、かなり装備は充実しております。


装備内容としては・・・
■シンメトリカルAWD
■アイサイト
■XMODE
■アクティブトルクベクタリング
■LEDデイライト
■LEDフォグランプ
■ボディ同色ミラーカバー(ウィンカー付き)
■18インチアルミホイール
■バックカメラ
■リアパークセンサー

■革巻きステアリング
■パドルシフト
■電動リアゲート
■前席シートヒーター
■運転席電動シート
■3ゾーンオートエアコン
■アップルカープレイ
■アンドロイドオート
■パノラマサンルーフ
■防眩ミラー
■リアプライバシーガラス
■スマートキー

と、ベーシックなモデルながら、かなりの充実度でございます。


ちなみに、弊社取扱いのどのグレードにおいても、走行性能、安全性能に関わる装備は共通なので、実は「ツーリング」はコストパフォーマンスに長けたイケてるグレードなのです。乗車定員は7人乗り仕様、8人乗り仕様が選択可能ですよ!


レジャー等でアクティブに使い倒すのならば、布シートであるツーリングを選択するのもアリだと思います。


続きまして、弊社取扱の中間グレードである「リミテッド」
中間とは言いますが、装備内容を見ると高級車です。
レザーシートが採用されるのがこのリミテッドから。また、8人乗り仕様を選択できる最上級のグレードでもあります。



エクステリアの違いは三点。
■20インチアルミホイール
■ボディサイドのクロームモールディング
■LEDヘッドライト(オートハイビーム)
以上。



どちらかというと、快適装備関係のアップグレードがメインで、下記の装備がツーリングに比べて追加されます。
■レザーシート
■ステアリングヒーター
■運転席・助手席電動シート
■運転席シートポジションメモリー機能
■前席・後席シートヒーター
■harman/kardonオーディオ
■カラーインフォメーションディスプレイ
■インテリアのアイボリーのトリムがレザー調に
■リアサイドウィンドウブラインド

と、かなりの充実っぷりですね。
こちらも7人乗り仕様、8人乗り仕様が選択可能で、インテリアカラーもブラック、アイボリーの2種類から選べます。(一部エクステリアカラーはブラックのみの設定。)


8人乗りで一番良いグレード、どうしても内装がブラック(アイボリー)が良い方は、リミテッドがベストチョイスになります。


最後は、最上級グレードである「プレミア」
最上級グレードだけあって、さらに装備が追加されます。
ちなみに、2020年モデルより、電動格納ミラーが標準装備されるようになりました。
ウレシイ!

なぜ2019年モデルから付けなかった北米スバル・・・えーん



まず、外観上はパッと見リミテッドと同じなのですが・・・。
■グロスブラックフロントグリル
■サテンクロームドアミラーカバー(エクステリアカラーがパールホワイトなので分かり辛いですが・・・。)
■クロームドアハンドル(同じくエクステリアカラーが・・・。)
と、細かい部分が異なります。

インテリアはというと・・・。



■ブラウンレザーインテリア(※2021年モデルからブラックレザーもラインナップされるようになりました。)
■スムースレザーステアリング
■レインセンサー付きワイパー
■インテリアアンビエントライティング
■リア120Vパワーアウトレット
■インテリジェンスリアビューミラー

■180°フロントビューカメラ

■ウッド調トリム

■フロントシートベンチレーション


が追加されております。
一番良いヤツを!って方には勿論こちらがお勧めです。

まとめると

■8人乗り仕様が良い!(7人乗り仕様も有り)
■アクティブに使い倒せる布シートが良い!
■価格をなるべく抑えたい!
という方はツーリングがお勧め!

■8人乗り仕様が良い!(7人乗り仕様も有り)
■革シートが欲しい!
■内装は黒かアイボリーが良い!
という方はリミテッドがお勧め!

■とにかく装備の良い最上級グレードが良い!
■ブラウンレザーが良い!(ブラックレザーも選択可能)
という方にはプレミアがお勧め!

ということですね。

なんと、2019年 6月15日(本稿執筆時点)では弊社に、「ツーリング」、「リミテッド」、「プレミア」の各グレードが御座います。
ということは各グレードを見比べていただけるということですねぇ。
この3グレードを同時にご覧いただけるのは、間違いなく弊社だけです!

在庫車両の写真は弊社ホームページにてご覧いただけますので、チェックしてみてくださいませ。
それでは、長文にお付き合い頂きましてありがとうございました。

2021年3月2日追記