③私たちを含めた宇宙大自然の万物万象〔広義の生命〕は中心帰一の回転コマ運動をする円・球〔粒子〕であり波動であり神である〔汎神論〕
 
これは『古事記』の国生み神話から上記の結論を得たのですが、これは「国生み」の意味は「万物生み」でもあり、万物が国生み神話のように陰陽が引〔惹〕き合いながら中心帰一の回転コマ運動をしていると観ます〔詳細は『究極の医療は円通毉療』参照〕。
 
この回転コマ運動は六角田中医院では太極円通図で表しています。陰陽の勾玉が引き合いながら少しずれて回転コマ運動をするのですが、これは回転する円・球である"粒子"と観ることができると共に横軸に伸ばすと"波動"にもなります。
 
キリスト教では、神とは如何なる存在なのかについては2つ記述があります。1つは神は「我は始め〔アルファ〕であり終り〔オメガ〕である」ですが、これは円のことです。円はどの点をとっても始めと終りだからです。聖アウグスティヌスの神の本質とも合致します。2つには「言葉は神なりき」です。言葉は発音すれば分かりますが、どの音もバイブレーションつまり波動であることが分かります。つまり、太極円通図⇄波動図は広義の生命そして神をも表しているのです〔当院ブログ2020.4.20:「言は神である」の理解とその活用で大安心へ を参照〕。
 
古代の図絵に万物が回転していることを示すウロボロスの環があり、これをノーベル賞物理学者のグラショウは物理学用語等を用いて表現していますがこれも広義の生命と神を表したものだと思います〔当院ブログ2020.8.27:性は聖なるもの その4 引かれる愛と離す愛で大楽へー理趣経と十住心論ー 参照〕。
 
これらの認識は汎神論に繋がりますが、これも安心に繋がります。
 
④「衆生本来仏なり」を体感する
上記のことを体感して確信に至るにはどうすれば良いか。そしてコロナ禍を如何に捉えて日常を過ごしていけば良いかです。
これらについては、当院ブログ2020年4月20日「言は神である」の理解とその活用で大安心へ、2020年10月23日 霊と霊止〔ひと:人〕そして言霊〔ことだま〕等をご覧いただければと思います。
 
以上、不安から安心へーコロナ禍をどう受け止めるかー について述べました。「衆生本来仏なり」の体感については実習していただくのが1番早いのですが、いつか機会がある時にということで今回はこれで終わらせていただきます。