こんにちは!
新井裕美です。
前回は、
産後の脳の萎縮によるマミーブレインが引き起こされる
メカニズムやその捉え方についてシェアしました。
今回は、じゃあ、具体的にマミーブレインになったら、
どうやって対処すればよい?
というお話です。
そもそも、生理的現象ということが、分からないまま、
一人で思い悩むママ達が非常に多いです。
変化する自分の身体やココロに思い悩み、
ましてや、正解のない育児。
自分を認められないまま、
簡単なことができなくなってしまったことに自己嫌悪すら抱き、
自信喪失してしまっている方もいるのではないでしょうか?
もはや、産後うつ、からのマミーブレインなのか、
マミーブレインからの産後うつなのか?
そこらへんは、医学的にまだはっきりとした因果関係は明らかになってませんが、
どちらにしろ、
そうなる前に、まずは理解し、きちんと対処していくことが大切です。
大丈夫、絶対に乗り越えられますよ!
一般的には、
マミーブレインや、産後うつなどについて、
◼️誰かに気持ちを聞いてもらう
◼️頑張りすぎない、家事や育児を夫や第三者に協力してもらう
◼️休める時には横になって眠る
◼️医療機関や産後サポート施設に頼る
◼️一過性のものと理解し、あまり思い詰めない
などが挙がられますが、
上記に加えて、
次から挙げる3つのことが、非常に大事な要素だと考えます。
まず1つ目が、
①腸内環境を整える
腸は第二の脳と言われる器官です。
実際に脳と腸は神経で繋がっており、
腸内環境を整えることで、
私たちが摂取した栄養素がより吸収されやすくなり、
結果、脳にも栄養が届きやすくなるという流れです。
脳に栄養が運ばれるということは、
その分、脳のバージョンアップが
早く効率的にされる効果が期待できます。
実際に私の体験ですが、
1人目の育児の際、まだ若かったこともあり、
そこまで栄養に気を使うということはしていませんでした。腸内環境も乱れがちだったと思います。
マミーブレインから脱するのも2年近くかかったのを覚えています。
2人目以降の出産では、
健康の大切さを思い知らされ、
食事のバランスや良質なサプリメントの摂取に気を使いました。
結果、多少のマミーブレインはあったものの、
産後2ヶ月で仕事も少しずつ再開。
パラレルワークで様々な案件をこなしています。
1人目の時には、
簡単なスケジュール管理さえおぼつかない感じだったのに、
身体の土台作りの大切さを思い知らされました。
さて、食事のバランスに気を使い腸内環境を整えることの他に、
重要な要素の2つ目は…。
②セロトニンを増やす
幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンには、
ストレス耐性を作ったり、自律神経を整え、
良質な睡眠へと導くなどの効果がありますので、
産後うつの予防にもつながります。
そして、セロトニンの90%は腸で生成されますので、
①の腸内環境を整えることにもつながってきます。
セロトニンが減少すると気分が落ち込んだり、
行き過ぎると鬱の症状に見舞われたりしますので、
積極的に増やせるよう、日常的に意識していきましょう!
セロトニンの増やし方は下記の3つを行なうのがオススメです!
・感動するものに触れる
→音楽を聴く、映画を観るなど
・日光を浴びる
→日光を浴びて40分後にセロトニンが生成されると言われています
・適度な運動
→長時間、単調に身体を動かすような運動は、セロトニン分泌と脳神経に刺激を与えます。
例えば、ランニングや水泳、ヨガなどがそれに当たります。日光を浴びながらやれば効果倍増ですね♪
そして、重要な要素の3つ目は、
③瞑想を取り入れる
今やすっかり、ビジネスマンの間でも人気の瞑想ですが、
ご存知の方も多いと思いますが、脳にとても良い効果をもたらしてくれます。
簡単に言うと、右脳、左脳のバランスを整えてくれたり、
物事を冷静に客観的に捉える力を強くしてくれます。
そして、なんと瞑想によりセロトニンが増えたという
実験結果も出ていますので、
②の話にもつながってきます。
ストレスに柔軟に対応できる力や、
うつ病や不安障害の改善にも効果が出ています。
育児で忙しいママさんにはなかなか取り入れづらいイメージがありますが、
例えば、5分間、目をつぶって呼吸を整えるだけでも効果はあります。
授乳中にやるのも個人的にはオススメです。
ずっと座っているのは苦手…という方は、
ヨガなどをやるのもオススメです。
ヨガの起源は瞑想から発展してきたものなので、効果は同じです。
ママさんヨガに参加するも良し、自宅で動画などで楽しむもよし、
生活の中で無理なく取り入れてみてください♪
なんなら呼吸を整えるだけでも、ヨガと瞑想と同じ効果が期待できますよ!
さて、まとめになりますが、
①腸内環境を整える
②セロトニンを意図的に増やすようにする
③瞑想やヨガ、呼吸法を取り入れる
この3つを意識して、マミーブレインや産後うつを
乗り越えていきましょう♪
それでは