蕨市消火栓蓋と防火水槽 | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

蕨市の路上散策では消火栓と防火水槽の他に、ホーロー看板を探していました。

蕨市では消火栓蓋や防火水槽の種類は多くありません。川口で見た受枠付き消火栓もあります。
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蕨市消防署管轄の消防施設は、統計わらび平成29年版(2017年1月1日現在)によれば、消火栓594基、公設貯水槽71基、はしご付消防車2台・水槽付消防車2台・消防ポンプ車2(消防団6)台でした。

消火栓と防火水槽の内訳は、公設と私設とも不明です。


ヤフーブログとアメブロを8月末まで、水曜日更新です。
アメブロ:『路上文化遺産と消火栓』は、別の記事で水曜更新です。
https://ameblo.jp/rojyoubunkaisan/



地下式消火栓の第42弾です。
『蕨市消火栓蓋と防火水槽』



★1 蕨市の消防水利★
埼玉県蕨市消防は、蕨市消防本部が所管し、運営しています。 

蕨市の消防水利状況は、マンホールの蓋の地下式消火栓(以下、「消火栓蓋」)が主体で、地上式消火栓(以下、「消火栓」と略)があれば、私設と思われます。

蕨市消防署管轄の消防施設は統計わらび平成29年版(2017年1月1日現在)によれば、消火栓594基、公設貯水槽71基、はしご付消防車2台・水槽付消防車2台・消防ポンプ車2(消防団6)台があります。


★2 蕨市の消火栓蓋★
JR蕨駅の西口には、1893(明治26)年6月26日に開設した蕨駅開設記念碑があります。
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蕨市消火栓蓋では、これが唯一のカラーデザインマンホールです。
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消火栓蓋を、ご覧ください。
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はしご付消防車で消火栓蓋を管理するタグ番号入り。紋章は、1959(昭和34)年4月1日に制定した蕨市章

この道路上の消火栓蓋は、角蓋で近くには消火栓標識がありません。
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角蓋は駐車禁止の黄色枠で囲まれ、地紋は一点鎖線です。
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白い区画線の路側帯に、長方形の受枠付消火栓蓋があります。
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この受枠付消火栓を、ご覧ください。この消火栓蓋は横型です。
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蓋のデザインは、消防士が消防ポンプ車に連結した消防用ホースから放水しています。

別の歩道にも、受枠付消火栓蓋があります。
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この受枠付消火栓蓋は、縦型です。
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こちら黄色枠に囲まれた受枠付消火栓蓋も、縦型でした。
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市内にある受枠付消火栓蓋は、横型と縦型の2種類です。

★3 蕨市の防火水槽★
蕨市消防署管轄の消防施設は統計わらび平成29年版(2017年1月1日現在)によれば、公設貯水槽71基あります。詳細な内訳は不明です。

蕨市で散策中に、黄色い駐車禁止線と黄色枠に囲まれた防火水槽2基を見つけました。
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手前の取っ手付き防火水槽を、ご覧ください。
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中央の紋章が蕨市章で、蓋には防火水槽の表記がありません。

奥に見えた防火水槽の中央にある27は、防火水槽の容量です。
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縁石と受枠付き蕨市消防本部の防火水槽でした。

防火水槽中央の紋章は消防章で、このデザインは1951(昭和26)年10月6日に告示された東京消防庁消防章からです。

こちらは、寺院の山門前に防火水槽が2基あります。
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前の防火水槽と同じ種類で、違いは縁石と黄色枠がない点。
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道路の中央に防火水槽が、2基あります。
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防火水槽は、消防車と消防士をデザインした容量20トンの耐震性水槽。
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これは、避難所の入口に設置されている黄色に塗られた防火用水槽です。
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防火水槽は、蕨市消防本部の取っ手付き防火用水槽。
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消防章の中央に40と記され、容量と地紋のほか蓋が黄色で塗られ名称も違いました。




みなさん、『お近くで消火栓』をご覧になりませんか!?



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