横須賀市右書き消火栓蓋と越境防火水槽 | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

横須賀市の路上散策では消火栓と防火水槽や、ホーロー看板などを探していました。

横須賀市では、消火栓蓋や防火水槽の種類が豊富で楽しめます。右書き消火栓が貴重です。
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横須賀市消防局2018年版消防年報の消防水利現況(H30年4月1日現在)によれば、公設消火栓は3,762基、私設消火栓は366基の合計4,128基が設置されています。

防火水槽は公設441基、私設349基の計790基が設置されています。耐震性防火水槽はその内、407基。


ヤフーブログとアメブロを8月末まで、水曜日更新です。
アメブロ:『路上文化遺産と消火栓』は、別の記事で水曜更新です。
https://ameblo.jp/rojyoubunkaisan/



地下式消火栓の第41弾です。
『横須賀市右書き消火栓蓋と越境防火水槽』



★1 横須賀市の消防水利★
神奈川県横須賀市消防は、横須賀市消防局が所管し、運営しています。 

横須賀市の消防水利状況は、マンホールの蓋の地下式消火栓(以下、「消火栓蓋」)が主体で、地上式消火栓(以下、「消火栓」と略)使用は私設と思われます。

横須賀市消防局2018年版消防年報の消防水利現況(H30年4月1日現在)によれば、公設消火栓は3,762基、私設消火栓は366基の合計4,128基が設置されています。


★2 横須賀市右書き消火栓蓋★
横須賀市立うわまち病院の駐車場近くには、横須賀市右書き消火栓蓋があります。
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電柱に消火栓標識が貼られ、すぐ左側に右書き消火栓蓋があります。

右書き消火栓蓋から見た駐車場です。
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消火栓蓋を、ご覧ください。
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栓火消と右書き表記です。紋章は、1912(明治45)年3月16日に制定された横須賀市章です。

この消火栓蓋は、消火栓標識があり現役です。


★3 横須賀市の防火水槽★
横須賀市の防火水槽は、公設441基、私設349基の合計790基が設置されています。そのうち、耐震性防火水槽が407基あります。

防火水槽の設置数内訳は、100トン以上が公設19基・私設19基の計38基(12)、60~100トンが公設12基・私設47基の計59基(23)、40~60トンが公設381基・私設246基の計627基(354)、40トン未満が公設29基・私設37基の計66基(18)です。( )数字は耐震性防火水槽です。


横須賀で散策中に、黄色枠に囲まれた防火水槽を見つけました。
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防火水槽の左側にある電柱には、防火水そう標識が貼られています。

防火水槽は駐車禁止の黄色枠で囲まれ、番号08で管理されていました。
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★横浜市から越境した防火水槽★
ピンク色に塗られた防火水槽が、駐車禁止バリケードにガードされています。
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横須賀市章入りマンホールが、歩道に見えます。
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ピンク色の防火水槽を、ご覧ください。
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防火水槽は水玉模様の地紋で、中央にある紋章は横須賀市章でなく、1909(明治42)年6月5日に制定した横浜市章でした。この防火水槽は横浜からの越境蓋でした。

横浜市内で白いスイレンの花を撮りました。
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スイレンの花言葉はスイレン全般が「清純な心」「信頼」「信仰」、白い花は「純潔」「清浄」




みなさん、『お近くで消火栓』をご覧になりませんか!?



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