伊勢原市の地上式消火栓 | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

伊勢原市の路上散策では、地上式消火栓と防火水槽を探しました。

伊勢原市の地上式消火栓は、メーカーが1社で、メーカーはロゴマークでわかります。
イメージ 1

伊勢原市の消防業務は、消防本部が所管です。

消防水利(H30.4.1現在)状況は、消火栓が1,084基(公設316基・私設258基)と防火水槽が574基(公設316基・私設258基)及び、その他水利が58基あります。

市内の消火栓蓋は、すべて神奈川県営水道のマンホールです。防火水槽は伊勢原市章入り丸蓋。



ヤフーブログ(水)とアメブロ(火)を8月末まで並行の予定です。
アメブロ:『路上文化遺産と消火栓』は、別の記事で火曜更新です。
https://ameblo.jp/rojyoubunkaisan/



地上式消火栓の第79弾です。
『伊勢原市の地上式消火栓』


★1 伊勢原市の消防水利★
神奈川県伊勢原市消防は、伊勢原町が発足した1954(昭和29)年12月1日に伊勢原町消防団を設置しました。 

伊勢原市の消防水利状況は、マンホールの蓋の地下式消火栓(以下、「消火栓蓋」)が主体で、地上式消火栓(以下、「消火栓」と略)も一部使用されています。

伊勢原市の消防業務は、1968(昭和43)年6月5日に伊勢原町消防本部が設置され、1971(昭和46)年3月1日の市施行で伊勢原市消防本部となりました。

伊勢原市の平成30年版消防年報から、1,084(公設と私設の内訳不明)あり、防火水槽は574基(公設316基・私設258基)及び、その他水利が58基あります。


★2 伊勢原市の地上式消火栓★
伊勢原市の大山への道路筋で現存しないメーカー「大洋工業」の消火栓3基を見つけました。

① 伊勢原市の消火栓A
大山へ行く途中、左側に消火栓Aと道路側にホース格納箱があります。
イメージ 2

ホース格納箱の文字は消えかけ、その下の伊勢原市と火事と救急は119番はわかります。

消火栓の栓体下部には、ロゴマークがあります。
イメージ 3

消火栓に陽刻されたロゴマークは、現存しない大洋工業。
イメージ 4


② 伊勢原市の消火栓B
ホース格納箱が左手前にあり、消火栓Bはカーブミラーの近くにあります。
イメージ 5

鬼ごっこしている消火栓Bです。
イメージ 6

消火栓Bのメーカーも、ロゴマークから現存しない大洋工業。
イメージ 7


③ 伊勢原市の消火栓C
消火栓Cは駐車場にありました。電柱に消火栓標識があり、ホース格納箱も見えます。
イメージ 8

ホース格納箱は、文字が消えています。
イメージ 9

消火栓Cのロゴマークは左側面下部にあり、同じく現存しない大洋工業。

★3 伊勢原市の消火栓蓋★
伊勢原市独自の消火栓蓋は、ありません。
イメージ 10

消火栓蓋は、すべて神奈川県営水道の蓋です。
イメージ 11

消火栓蓋はオレンジ枠の他に、丸く円を描かれているのも珍しい。

★4 伊勢原市の防火水槽★
伊勢原市の防火水槽には、3タイプがあります。

防火水槽に①市章、②市章+伊勢原市、③市章+伊勢原市消防本部の3種類。

① 市章
防火水槽標識の後方に、水色矢印の場所に防火水槽が2枚あります。
イメージ 12

中央の紋章が、1957(昭和32)年9月1日制定した伊勢原市章
イメージ 13

市章の上が防火、下が水槽。

② 市章+伊勢原市
防火水槽の名称は、防火用水槽。
防火水槽標識の左に、水色矢印の場所に防火用水槽があります。
イメージ 14

防火用水槽は、消防章の中央に市章があります。
イメージ 15

市章の上が防火用水槽、下が伊勢原市。

こちらは防火水槽標識がなく、オレンジ枠に囲まれた防火用水槽です。
イメージ 16

この防火用水槽は、前の蓋とは地紋と受枠が違います。
イメージ 17

市章の上が防火用水槽、下が伊勢原市。

③ 市章+伊勢原市消防本部
防火水槽の名称は、防火用水槽。
防火水槽標識の歩道に、防火用水槽があります。
イメージ 18

防火用水槽は、消防章の中央が市章です。
イメージ 19

市章の上が防火用水槽、下が伊勢原市消防本部。

大山の玉こんにゃく
大山ケーブル駅の近くで食べたのが、1串150円の玉こんにゃく。
イメージ 20

大山で玉こんにゃくも、場所によっては200円とのこと。

農家の路地販売でミカンを買いましたが、場所によって大きさや個数が違います。


みなさん、『お近くで消火栓』をご覧になりませんか!?



地上式消火栓シリーズは、第1回荒玉水道の地上式消火栓を発見!、2回函館の地上式消火栓、3回シンガポールの地上式消火栓と街並み、4回川崎市の地上式消火栓、5回ハワイの地上式消火栓、6回香港の地上式消火栓と青空市場、7回グアムの地上式消火栓、8回アモイの地上式消火栓、9回ベトナムの消火栓、10回小樽市の赤い消火栓、11回小樽市の黄色い消火栓、12回小樽市の靑い消火栓、13回ハワイの銀色消火栓とカメハメハ大王像、14回小樽市 黄―赤色の消火栓、15回小樽市 靑―赤色の消火栓、16回札幌市の黄色い消火栓~地上式単口・双口消火栓~、17回座間キャンプの桜まつりと消火栓、18回札幌市のモダンな地上式消火栓、19回総持寺の桜と消火栓、20回キャンプ座間の桜と消火栓、21回總持寺の八重桜と消火栓の見本市会場、22回登戸研究所の帝國陸軍の地上式消火栓、23回鳩ケ谷市の地上式消火栓、24回ベトナムの地上式消火栓とフォー、25回相模女子大学の地上式消火栓、26回防衛大学校の地上式消火栓と自衛隊の桜蓋、27回鎌倉国宝館の地上式消火栓、28回建長寺の地上式消火栓、29回待乳山聖天の地上式消火栓、30回台北の地上式消火栓、31回川崎市地上式消火栓の撤去、32回上海の地上式消火栓と水道蓋、33回岸本産業の地上式消火栓、34回東京市の砲弾型地上式双口消火栓、35回荒玉水道町村組合の地上式消火栓、36回堀之内妙法寺の地上式消火栓、37回堀之内妙法寺の防火対策、38回下田市の地上式消火栓、39回熱海市の地上式消火栓、40回大雄山最乗寺の地上式消火栓、41回北海道大学の地上式消火栓、42回東大駒場キャンパスの地上式消火栓、43回アメリカ製地上式消火栓のオブジェ、44回湯河原町の地上式消火栓と防火水槽、45回熱海で赤と黄の地上式消火栓、46回熱海のステンレス製地上式消火栓、47回伊東市の地上式消火栓と防火水槽、48回高幡不動尊の地上式消火栓と防火対策、49回小川町の地上式消火栓、50回吉田松陰寓寄処と地上式消火栓、51回山北町の地上式消火栓、52回開成町の地上式消火栓、53回松田町の地上式消火栓、54回松田町の地上式消火栓と防火水槽、55回下田市の地上式消火栓と防火水槽、56回舘林市の地上式消火栓と防火水槽、57回東伊豆町の地上式消火栓と消火栓蓋、58回東伊豆町の地上式消火栓と防火水槽、59回高崎市の地上式消火栓と消火栓蓋、60回青梅市の地上式消火栓と消火栓蓋、61回志木市の地上式消火栓と消火栓蓋、62回和光市の地上式消火栓と消火栓蓋、63回和光市の地上式消火栓と防火水槽、64回神代植物公園の地上式消火栓とバラ、65回神代植物公園の地上式消火栓とダリア、66回帝國陸軍の地上式消火栓、67回青梅市の地上式消火栓と防火水槽、68回入間市の地上式消火栓、69回飯能市の地上式消火栓、70回岩見沢市の地上式消火栓、71回苫小牧市の地上式消火栓、72回恵庭市の地上式消火栓、73回千歳市の地上式消火栓、74回小樽市の地上式消火栓、75回石狩郡当別町の地上式消火栓、76回三島大社の地上式消火栓、77回奥多摩町の地上式消火栓1、78回奥多摩町の地上式消火栓2があります。

地下式消火栓シリーズは、第1回川崎市の双口消火栓、2回江戸川上水町村組合の単口消火栓、3回目黒町水道の消火栓、4回大正時代の小樽區消火栓蓋、5回函館の地下式消火栓、6回イギリス・ロンドンとオックスフォードの消火栓、7回長崎市の花 あじさいのマンホール、8回長崎市 傾斜地の防火対策、9回江戸川上水町村組合の水道専用プレートと消火栓蓋、10回座り込み禁止のビルと消火栓蓋の確認、11回民家の葡萄と小判型消火栓蓋の撤去、12回小判型消火栓蓋の新たな残存、13回横須賀市の右書き楕円型消火栓蓋、14回小倉市の右書き水道消火栓蓋と量水器、15回旧若松市の消火栓、16回神奈川県営水道の消火栓蓋と浦賀ドックの煉瓦刻印、17回神奈川県営水道の単口消火栓蓋、18回葉山町の消火栓標識と消火栓蓋、19回消火栓標示杭と越境蓋のコラボ、20回築地市場と消火栓、21回葉山にある神奈川県営水道の単口消火栓蓋、22回鎌倉の紅葉と、消火栓と防火水槽、23回鎌倉の乾式連結送水管送水口とキネマ丼、24回マンホールサミット埼玉2017と消火栓、25回三浦海岸の河津桜&消火栓と越境蓋、26回珍しい透かしブロックの発見と、消火栓標識、27回人形のまち岩槻の消火栓標示杭と消火栓蓋、28回歯医者と消火栓標識のホーロー看板、29回桐生のホーロー製消火栓標識と消火栓、30回調布市消火栓と神代植物公園の熱帯スイレン、31回平林寺の消火栓と放水銃&紅葉、32回熱海市消火栓と飯能市の越境蓋、33回三崎町右書き消火栓蓋があります。
こちらの記事も併せてご覧ください。 



※ トラックバックを閉じます。