小樽市総合博物館の旧手宮鉄道施設(★9万コメント 27日達成!) | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

北海道の鉄道は、1869(明治2)年に発足したばかりの明治政府が、北海道にある石炭などの資源開発調査から、伸びました。
1880(明治13)年11月28日には、日本で3番目となる官営の幌内鉄道が、小樽の手宮ー札幌間で開通しました。
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この古典的なSLは、小樽市総合博物館の屋内に展示されています。これは、幌内鉄道時代に活躍したアメリカ・ポーター社製の弁慶号・義経号の後に製造された蒸気機関車です。


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これは小樽訪問記の第30弾です。
小樽市総合博物館の旧手宮鉄道施設です。


★1 小樽市の概要★
小樽市は面積243.65平方km、人口は125,406人(平成26年10月末現在)です。
小樽駅から札幌駅までの距離は33.8km、所要時間1時間ほどで行けます。小樽は札幌の近郊都市です。


★2 小樽市総合博物館★
このレリーフは、小樽運河で撮りました。

1880(明治13)年11月28日に、北海道で日本3番目の幌内鉄道が、小樽の手宮と札幌間(約35.9km)で開通しました。
この蒸気機関車は、アメリカ・ポーター社製の弁慶号か、義経号でしょう。
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~屋内展示をご覧ください~
この蒸気機関車は「しづか号」で、同じく1884(明治17)年にポーター社で製造されました。
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形式番号は7100形式7106号で、この番号は国有化後に付けられました。

この一等客車は、1892(明治25)年に北海道炭礦鉄道手宮工場で製造されました。
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この台車はアメリカのハーラン・アンド・ホリングスウォーク社から輸入し、手宮工場で製作され、貴賓車用として当初使用されていました。

一等客車の内部をご覧ください。
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一等客車には、暖房用ストーブも完備され、乗客に冬場は大変喜ばれたでしょう。

~野外展示をご覧ください~
この旧手宮鉄道施設は、国の重要文化財(建造物)に2001(平成13)年11月14日に指定されています。

この煉瓦造り機関車庫一号は、1908(明治41)年頃の建造物です。
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ここにあるのは、車両の方向を変える転車台で、1919(大正8)年の建造物です。

こちらは、1885(明治18)年に建造された機関車庫三号です。
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この雪かき車は、根室本線の釧路機関区池田駅に常備したラッセル車キ270です。
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ラッセル車の前方には、除雪しやすくする排雪板(ブレード)が装着されています。

こちらも、札幌機関区滝川駅に常備した広い幅で除雪ができるジョルダン(広幅)式除雪車です。
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右がキ718、左がキ752です。

これは、旅客用蒸気機関車C5550です。
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このSLは、宗谷本線で活躍していました。




皆様、小樽市総合博物館の旧手宮鉄道施設を楽しみませんか!?



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