東京拘置所矯正展 | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

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ここが新しい東京拘置所


初めての東京拘置所矯正展です。


★1 東京拘置所★
東京拘置所で第一回目の矯正展が9月8日にありました。
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東京拘置所矯正展は、高さ50m地上12階、地下2階の国内最大規模新舎房と、刑務所の高い塀を取払い、地域住民に明るく開かれた拘置所として親しんでもらうイベントでした。

馬明が参加した目的の一つは、海上自衛隊第2術科学校の帝國海軍の蓋のときと同じように古蓋を探すことでした。
しかし、結論から言えば古蓋探しは空振りでした。


★2 東京拘置所矯正展★
東京拘置所は葛飾区小菅1丁目で綾瀬駅からは綾瀬川を渡って徒歩20分ほどの場所にあります。

私は綾瀬駅からのマンホールウォークしながら東京拘置所へ行きました。
少し手前で土砂降りにあい、到着した1時間前には、シンガーソングライター・松山千春さんのテープカット、代表曲“空と大地の中で”の披露も終わっていました。

最初は手荷物検査を受け、雨宿りを兼ねて矯正広報コーナーへ寄りました。
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こちらは拘置所の収容者が収監される部屋です。共同室と単独室いわゆる独房です。

販売コーナーでは拘置所収容者の食事を再現したプリズン弁当は売り切れていました。
そこで、刑務所作業製品販売コーナーへ寄りました。
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黒羽刑務所のだるま、横浜刑務所の乾麺、横須賀刑務所の粉石けんなどが安価で売られていました。

場所を変えて、千葉刑務所では箪笥・ソファーを展示販売されていました。
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ここで親子連れがタンスとソファーを7万円ほどで買われていました。

東京拘置所の旧庁舎・旧小菅刑務所は東京の建築遺産50選に選定された建物です。
この建物の右上には時計台を兼ねた監視塔があります。
この監視塔は常磐線からよく見えます。
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この旧庁舎は1932年に来日したチャプリンが、「世界の監獄を見たが、日本にこんな立派なものがあるとは思わなかった。恐らく設備、明るさの点からいって世界一」と絶賛した建物です。

この旧庁舎前ではレスキュー隊の救助訓練が行われていました。
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この近くでは'パトカー前での記念撮影や、ちびっ子刑務官試着撮影もありました。

こちらは全体の保存が検討されている入口です。
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中は非公開ですが、威厳のある様子がわかりました。



皆さん、『東京拘置所矯正展』へいらっしゃいませんか?!