香港株はサブプライムローン再燃でも強い! | 路上文化遺産と消火栓

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町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

みなさん、おはようございます。

 

定期的に「馬明の中国株で資産大膨張」をご訪問いただきまして、大変有り難うございます。

 

先週の金曜日は本土市場の下げ幅は-0.91%と小幅でしたが、香港市場では香港金融管理局総裁の香港株直通列車解禁の延期発言などの影響もあって、ハンセン-3.95%、H株-4.28%、レッドチップ-4.37%、GEM-1.86%と軒並み下落しました。

 

米国発サブプライムローンショックは、FRBが3回目の利下げ発表で外部環境の改善がないと、中国株市場の冷え込みは収まらないのでしょうか。

 

先週末のNYの株式状況を日経ネットから一部引用すると、『16日の米株式相場は3日ぶりに反発。ダウ工業株30種平均は前日比66ドル74セント高の1万3176ドル79セントで終えた。ダウ平均は週間で134ドル(1%)上昇した。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は18.73ポイント高の2637.24で終えた。』・・・引用終了 とのこと。

 

今日は恐らくは、NYのダウ高を好感して、香港市場は反発すると思いますが、14日のような大きな急騰はしなくとも、少しずつ徐々に株価指数を上げてもらいたいものです。

 

今回は、香港株は世界の株式市場の中で強い!で世界の株式市場のなかで香港株投資の強さを記事にしましたが、サブプライムローンショック再燃後の世界株式市場への影響について、今日の話題として取り上げました。

 

記事を掲載するに当たって、11月18日付の日本経済新聞朝刊のデーターを参考に引用させていただきました。

 

世界の株式市場で香港は?
  ここで各株式市場の株価を比較しているのはモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル指数です。
このMSCI指数は、世界中の機関投資家に多く利用されているものです。
最初の図はMSCI指数から見た世界の株価です。
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この図から明らかなとおり、香港とスウェーデンではMSCI指数が、他の国比べて極めて高いのがわかります。

 

次の図は11月15日現在の世界の株価を、過去1年間の安値からみた騰落率です。
イメージ 2

この図では、香港の騰落率が一番高いのがわかります。
このように香港市場では大型株の株価の戻り率の高さが今回も明らかなとおりです。
ただし、11月15日現在で過去1年間の安値からみた騰落率を比較すると、1日現在のときが158%であったのに対し、15日は147%と騰落率は落ちていました。これは今回のサブプライムローン再燃ショックよる影響があったことを示しています。

 

三番目の図は過去1年間の高値と、11月15日現在の世界の株価との乖離率を示したものです。
イメージ 3

香港市場の11月15日現在の株価と高値との乖離率は-6.49%(前回は11月1日で-1.57%)と、23か国の中で数えて上から9番目と、前回の5番目に比べて結果は悪くなっていました。
これは中国政府が香港株直通列車解禁の延期や、香港株式市場の過熱抑制策の強化の警戒などで地合が悪くなったことも乖離率が大きくなった原因と考えられます。

 

ただし、香港はアジアの他の市場とを比較すると、シンガポールの高値との乖離率-11.35%(前回-2.68%)よりも香港が良く、一方、日本の場合は-17.08%(前回-9.25%)と世界の株価の中では悪い方に分類されるのがわかります。

 

最後の図は、海外株式週間高低(終値ベース、11月12日-11月16日)を示しました。
イメージ 4

中国の本土市場は、海外投資家の介入を制限していますので、世界株式市場とは別の動き方をするといわれています。
みなさん、この図をご覧になられて、本土市場もサブプライムローン問題の影響を受けていると、思いますか?

 

みなさん、今週から香港市場はサブプライムローン問題や中国政府の引き締め策で株価指数はアップダウンの連続でしょうが、みなさんは、どのようにお考えでしょうか?

 

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