タイ株も中国の王道株投資と同じ! | 路上文化遺産と消火栓

路上文化遺産と消火栓

町を路上観察すると路上や木造建築物に、昭和レトロを感じます。
マンホールの蓋や、ホーロー看板、木製牛乳箱などが見つかります。
ここでは、路上文化遺産と消火栓・防火水槽を取り上げます。

みなさん、おはようございます。 

 

定期的に『馬明の中国株で資産大膨張』をご訪問いただきまして、大変有り難うございます。

 

アイザワ証券 自由が丘支店主催のタイ株式セミナーへはじめて参加しました。
もちろんタイ株式セミナー自体への聴講もはじめての経験でした。
 
セミナーの会場は、渋谷駅から下車数分程度のセルリアンタワー東急ホテルB2Fの白妙でした。
首都高速3号線の右手に見える超高層ビルがセルリアンタワーです。
このような豪華なホテルでタイ株式セミナーを開催するわけですから、アイザワ証券 自由が丘支店が如何に
タイ株の投資に力を入れているのかが、よくわかりました。
当日は会場の様子をカメラマンが撮影をされていました。
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今回は、タイ株式市場の特徴と動向や、個別銘柄の紹介などがセミナーでの主なテーマでしたので、タイ株取引を検討されている方に少しでも参考にしていただければと考え、今日の話題として取り上げました。

 

このセミナーの講師は企画第二部の前田憲良氏と、自由が丘支店長の飯田裕康氏で、9月1日(土)に開催されました。

 

1 タイ株式市場の特徴と動向について
  前田憲良氏の説明では、
・ 証券取引所は1975年に開設された、タイ株式市場の時価総額はトヨタの時価総額とほぼ同じで、1997年の通貨危機を境に欧米基準の会計基準を導入し、株式市場の信頼性は高い

 

・ 株価は割安な状態にある
 ⇒ PERはタイSET指数15、ハンセン指数17、H株指数23、インドSENSEX30が21と、割安(7.18現在のデータ)

 

・ タイ株式市場はエマージングマーケットとしてのリスクはあるものの、投資妙義のあるマーケットといえる

 

・ アジア地域に巨大な成長エンジンである中国とインドの二つの大国が控えている
 ⇒ この成長の恩恵受けるのがアセアンの中心地にあるタイである

 

・ タイは地理的にも有利でアセアンでの物流とインフラの中心に位置する
 ⇒ アジア開発銀行による東西回廊の整備

 

・ タイ株式市場の時価総額の構成はセクターに偏っている 
 ⇒ タイ市場時価総額上位10銘柄で全体の40.98%を占める
 ⇒ 業種は石油関連22.73%、銀行9.88%と、時価総額が偏っているのに注意が必要 
   石油関連セクターではPTT、TOPタイ・オイル(石油)、PTTEPタイ石油開発公社(石油開発)、PTTCH PTT
  ケミカル(石油化学)の4社が、銀行セクターではBBLバンコク銀行、KBANKカシコーン銀行、SCBサイアム銀
  行、BAYアユタヤ銀行の4社と、これらのセクター8社だけで、タイ市場の時価総額全体の32.61%を占めている
 ⇒ 大型銘柄を買うほうがリスクは少ない
 
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・ クーデターが頻繁に発生するのもリスクだが、クーデター15回発生中2回は株価が上昇した
 ⇒ 悪材料はクーデターで解消

 

・ 為替の変動幅が大きいのは注意点 
 ⇒ 外国人はバーツを買っている
 ⇒ 株価が騰がるとバーツも騰がる、通貨と株価で二重に上げ下げする

 

・ タイの投資では、タイ株を買うのではなく、バーツの高価値化を買うのである


 

2 個別銘柄の紹介について
  飯田裕康氏の説明では、
  投資のポイントは、中国株投資で失敗した轍を踏まないよう、王道株への投資を勧められていました。
① 投資は各セクターのトップ銘柄
  この日のために、具体的にわかるように、資産高順の表まで作成されての説明は説得力を感じさせられました。
今回の推奨銘柄の中には、馬明保有の銘柄はありませんでした。5銘柄のなかではSCCの指値をしたものの約定はしませんでした。(苦笑) 
推奨銘柄は、下記の5銘柄でした。
BBL    バンコク銀行       商業銀行のトップ
KBANK  カシコーン銀行      時価総額で国内第2位の商業銀行
PTT    PTT             タイ国営の石油・ガス会社でタイの業界で最大手
SCC    サイアムセメント     国内でセメント業界の最大手
LH     ラウンド・アンド・ハウス 国内で不動産業界の最大手

 

みなさん、ポスト中国と名高いタイの投資については、どのように思われますか?

 

※ 株式投資は自己責任です。