F1のストーブ・リーグならぬプール・リーグが喧しい様相だ。ferraliのバリチェロの糞野郎がBAR HONDAのパイロットシートを狙っているという噂だ。一方、あんなに死ぬの生きるの出ていくの違約金だと騒いだジェンソン・バトンはBMWが出ていってしまったWILLIMUSに来期の戦闘力なしとみると「おら、HONDAに残るだ!」といい出す始末。

じゃぁ、琢磨はどーなっちゃうの。まさかHONDAが琢磨を見限るとも思わないがめちゃ心配だ。なんせF1,この世界なんでもありだしな。

月曜日に透析に出かけ火曜日に都立大塚病院。そして水曜日に透析と連ちゃんで出かけたら、いささかお疲れ。午前中はぐたぐたとベッドの中でうたたねしていたら両手を広げ見事なフライトをしてアルプスを飛び越えていくすばらしい夢を見ていた。富山にある日本アルプスじゃないよスイスにあるヨーデルの似合うハイジの住んでいたあの壮絶に高いアルプスをすいすいと飛び越していく夢だ。あぁ、気持ちいいわい。

午後、メールをチェックすると編集部から表紙のコピー原稿が届いていた。デザインは昨日の段階でできていたのであわててネーム原稿をはめこんでネットで送りぶらぶらと散歩に出て「ドトール」で180円のブレンドを飲んだ。
本日15時半に都立大塚病院の予約があるので14時頃家を出る。じじじじじじじっとばかりに暑い。池袋西武の[LIBRO」で金城一樹の「SPEED」とリリー・フランキーの「東京タワー」を購入。これからくるであろう入院用である。だから七面倒くさそうな本は省いた。しかし、暑いなぁ、くらくらするよ。池袋ってなんでこんなにラーメン屋が多いんだ。このくそ暑いのに並んでるやつがいるよ。

15時20分ぐらいに病院に着いた。「泌尿器科」の待合室で「SPEED」を読み始めた。金城一樹は「GO」を読んで以来だから何年ぶりだろう。あの直木賞を取った本はおもしろかったし久保塚洋介主演の映画もおもしろかった。もう、3.4年たつのかなぁ。まだ読み始めたばかりだけどなんか違和感があるのはなぜだろう。出だしは格好いいよ。

いま、わたしのまえに憎むべき敵がたっている。
敵は右手に黒光りしている武器を持ち、顔には薄ら笑いを浮かべながら、わたしを見つめている。
頼りにしていた朴舜臣は武器の餌食になって敵の足元に倒れているし、わたしの背後にたっている南方たちは敵を恐れているのか、じっとしたまま動こうとしない。
敵がわたしに向かって一歩を踏み出した。わたしとの距離は二メートルぐらいに縮まった。
敵が右手の武器を顔の前にかざし、冷たい声で言った。
「関わらなきゃよかったって、後悔してるだろう?」

派手な表紙にかかっている真っ黄色の帯に「ゾンビーズシリーズ最新作!」とあり映画「フライ,ダディ,フライ」全国東映系公開中!原作・脚本/金城一樹 監督/成島 出 主演/岡田准一 なーんてかいてあるとこみると押してシルベスタ・スタローン、なのかなぁ。と思ったところで看護婦に呼ばれた。

洋輔ー1洋輔ー2G4とi-BookにOS10.4と9.2を入れたり出したりしてたら、おいらのポンコツG4の9.2が観測史上初の快挙たいなさくさく状態。まるで甦った処女……そーいえば昔、大和屋敦監督のピンク映画で「行け行け二度目の処女」なんて映画があったけ。山下洋輔トリオががんがん音楽をやっていたもんだ。

たしかおいらがジャケットをデザインした「ミナのセカンドテーマ」はこの映画の挿入曲だったと思う。興味ある人はhttp://www.jamrice.co.jp/の洋輔さんのホームページのDISCOGRAPHYへどーぞ。さいしょのdesignはもっと過激で水晶玉の中で星条旗が真っ赤に燃えているというものだったが校正刷りがでてからVICTORのおえらいさんが「こりゃーちょっとまずいんじゃない。親会社の国旗だよ」。で、急遽、神宮外苑に落ち葉拾いに行ったっけ。

ちなみに二枚目のレコードジャケット「木喰」の真っ黒顔の男は俺である。太鼓が森山威夫、テナーサックスが中村誠一の時代だ。初期の洋輔トリオである。大和屋敦監督はその後赤軍派の重信房子らと中東に活動を移してしまった。ちなみにこの年、俺は25歳。もち独身。ばたばたとなぎ倒していた頃だ。なにをなぎ倒したかは秘密。時はしゃばしゃばだばだと移ろい飛ぶ蜻蛉の羽ばたきのごとし。なーんちゃって。

「そうだったのかMacってこんなにさくさく動くもんなんだ!」とあらためてちょっと驚き。絵本作家にしてMacの知恵者ダイスケのおかげでいまや自由自在にosの入れ替えができるようになったrojiって、いっちゃうかな?。突き詰めてみると、どーやら9.2のCDディスクからの起動がうまくいかなかったようでためしに9.0のディスクで試したらなんなく立ち上がったというわけ。どーもどーもお騒がせいたしました。

手術の時期のびてしまったしi-Bookは10.4を入れてi-podとi-Tune専用機にしてしまった。しかしまぁ今更ながらiTunesには驚いた。こりゃぁすげぇや。若い人には分からないだろうけど今からうん十年前SONYのWalkmanが発売になったときに感じた驚きと同質の感動すら覚える。というわけでとりあえずJAZZのDiskを20枚ばかりiTunesに記憶させた。そしておとといネット上に開店したばかりのiTunes Storeに遊びに行ってみた。ネットで曲が買える。そんな時代なんだなぁ。一曲150円見当で買えちゃう訳で結構使えそうである。

夕方、i-Pod ShaffleにJazz詰め込んでコーヒー飲みにでかけた。「なかなかええわい」である。


さてと、今日から入院である。昨夜は寝そびれて一睡もできず明け方にうとうととしただけであった。9時過ぎに我が娘がクルマで迎えにきた。10時ちょいすぎに病院につき入院受付に行く。受付の係りの人が受付前に砂押という先生が会いたいといっているので5階の部屋に行ってほしいとのこと。五階で先生と面接。透析患者は「バイアスピリン」という血液を固まらせない錠剤を毎日飲んでいるのだが病院の主治医はその薬を中止させるのを忘れたので4日の手術は延期したいという。

その後泌尿科に行き主治医と面談。手術が立て込んでいるんでなかなか日程が決まらない。当方にも予定があり調整してもらうことにして9日にもう一度診察日をとりその後、お盆過ぎを目当てに手術の日を決めようということになる。「西部さんの場合、緊急的にどうのこうのという症状ではないのでこの手術延期はまったく影響ありませんからご心配なく」って先生はいうけど、……俺、心配!。

途端に腹減って車の中は「腹減った!」「腹減った!」の合唱。秋葉原に用事のあった俺はとりあえず秋葉原に行って飯食おうと向かう。秋葉原で用事を済まし結局池袋で昼食をとろうということになり池袋へ。池袋西武の中華料理店にて久しぶりに家族三人で昼食。で、娘はこの西武のなかにある美容院に行くというし、家人は孫娘を迎えに行くというので荷物は後で自宅に持ってきてもらうことにして、三人はここで分かれて俺は「ロフト」のCD売場に直行。

MODERN JAZZ QUARTETの「DJANGO」とKENNY DORHAMの「QUIET KENNY」の二枚を買う。東武の急行に乗り座った途端にぐ~ぐ~と寝てしまった。ふと気がつくと「和光市」であった。「成増」にもどり「ドトール」でグレープフルーツジュース。「あぁ、疲れた」。夜、荷物とともに七海、快の孫たちも怒濤の喧噪とともに傍若無人に「ハムスターはどこ」「マルチャンマルチャン」「ジジ、メダカはどこ」駆け抜けていった。

ジャクソン昨夜25時就寝今朝6時49分起床。天候はすこぶる快晴で本日も暑さが厳しそうだ。ベランダに這わしたた朝顔がいろとりどりに咲き出して美しい。昨日、大々的に水を換えたメダカは気持ちよさそうに泳いでいるが、メダカの赤ちゃんは三匹になってしまった、これじゃぁまるで絶滅危惧種?かな。

昨日はI-Bookを梱包して宅急便に出してから散らかったデスクを片付けようかなと思っていたがいつのまにか散らかしっぱなしで散乱したCDラックの片付けをしていた。VERYVERY懐かしのCDが出てきやがって、それにいつの間にか聞き入っている。「いいなぁ、これ」ってんでリピートにして聞き込んじゃったよ。JACSON BROWNEの「Late For The Sky」。あぁ、涙がちょちょぎれそうだよ。30年ぐらい前まだレコードだった時代にすり切れるほど聴いたアルバムだ。

この頃はアメリカンロックが好きでたまらない頃だ。JACSON BROWNEはEAGLESにTAKE IT EASYなどの楽曲を提供していたしウエストコースとロックが最盛期。そういやぁ、EAGLESのGLENN FREY
とはだっちこだし声の質も歌い方もよく似ている。どうも噂によると二人は同棲していた時期があってあの名曲TAKE IT EASYはその二人の生活の中からうまれたらしいよ。と、書いたところでトルルルルルと電話が鳴り「8月2日、10時15分までに入院受付にきてください」と都立大塚病院。と、思ったらトルルルルルと電話が鳴り巨匠大亮氏より「9.1入ったから、これから送り返します、rojiさんになんかあったら、これ形見に貰います」だって。あげるともあげるとも。これで病院でネットにつなげるし、もしかしたら仕事もできる。まずは入院に向かって順調だ。
昨夜26時就寝今朝7時24分起床、天候は台風一過で晴れ。ネットのルーターをG3のI-BookとG4のPower Macでぎったんばっこん付け替えていたらなにやら文字化けが激しくなってきた。で、この二、三日悩んでいたI-Bookのosを10.4から9.2に戻すという俺にとっての難問題をまたまたMacの師匠である絵本作家の木村大亮氏に力と知恵を借りることにした。届いたときの梱包が残っていたのでその中にI-Bookを詰め込んで宅急便で大亮氏の自宅に送ってしまった。理工系には昔からなじめないしハードディスクを初期化しようにもさんざんいじくり回して10.なにがしには機能拡張マネージャーがどこにあるのかも分からない私です。っていうことでダイスケごめんな、迷惑かけます。

そこで、ちょっと自己総括。そもそもの始まりはI-Pod Shaffleが欲しくって、でもOS9.2じゃぁダメでOSX10.34以降推奨というから10.4と一緒にI-Pod Shaffleを買っちゃたのが今回のどたばたの始まり。で、いきなりG4に10.4を入れちゃって、そしたらIllustraterやPhotoshopが動かなくなっちゃたわけで仕事の締めきりは迫るでてんてこ舞い。急遽、踊るサッカー審判員の絵本作家ダイスケがわざわざ自宅にきて助っ人してくれたわけである。ボクの今日あるのはひとえにキミのおかげである。これでひとまず終息したはずなのに、またまた一騒動。

急においらの入院が決まって病院で使えるノートパソコンが欲しいなぁと思ったのであるよ。かねはねぇーし、なんかいい方法はねぇかと考え出したのが「ヤフオク」。で、G3 I-Bookを競り落としたわけ。そうしたらそのI-BookにOSは10.3が入ってたわけであるのことよ。前のG4の経験があるから9.2に戻そうとしたんだけどまたまた挫折。まぁ、いっちゃなんだけどおいらの人生、いつもいつも挫折の葛折。

昨夜24時就寝で今朝7時24分起床。一日半錠飲んでる睡眠薬が効いているのか比較的よく眠れるようになった。この数日「ヤフオク」で競り落としたI-Bookで遊んでいたらブログを書く時間がとれなかった。ひとつ困ったことがある、G3で192メガしかないI-BookのOSに10.4がついてきちゃったのである。俺としては9.2にしてアプリのIllastraterやPhotoshopを存分に使いたいのである。ところが9.2をインストールしても上書きせずに10.4は9.2をClassicとして吸収してしまうのである。ど~したらいいのか誰か教えてちょうだい。
昨晩24時就寝今朝7時起床。本日曇り空で久々にしのぎやすい。昨日のオークションは電光石火の早業決めて3分ぐらいで勝利。勝利の余韻に浸っていると早速に「ヤフオク」の出品者とYahooよりメールが届いている。

昨日は「血液交換日」なので病院に行きがけに郵便局へ寄って出品者への振り込みを済ませた。さてさて、どんなI-Bookが届くやら楽しみである。466MHz 10GB 192M というようなスペックを持っているようだ。多分いま使用しているG4のデスクトップが350MHzというスピードだからあの機種の一年後ぐらいのG3のBOOKではないだろうか?

昨日の「透析」は正義の味方の看護婦だったので時間を30分ばかり延長してもらった。なるべくドライウエットに近づけるよう努力してみる。データ的に2.5キロ以上水を引くと足の強烈な攣れを招くようである。だいたいどんぴしゃな44.1キロであった。

それにしても前回の水曜日は腹の調子が悪く昼食を抜いて夜食も透析が終わってから食べるという体重の増えていない万全な体制で透析をしたにもかかわらずだ。あの悪の権化のような看護婦は途中で設定を変えて500グラム残してしまった。あたしゃ烈火のごく怒った。「なんのためのドライウエットなのよ。体重が減っている今がドライウエットに戻す絶好のチャンスだったのに、馬鹿。」ってね。それにつけても虫のすかん「ぶす看護婦」だ。
昨夜25時就寝今朝7時15分起床で天候は快晴。また暑い一日が始まりそうだ。朝からWinton Kerryの「Kelly Great」の「Softly,As In A Moning Sunrise」が4ビートを刻んじゃっていい朝だ。昨日は世界一美しい娘が拙宅に立ち寄った。江戸っ子の典型でせっかちな娘は自宅近くの会社に事務員として本採用になったらしい。今度事務所が成増になるとか。でさっそくどっかで自転車を買ってうちに置いてあったんだが。どうやら駅前の自転車置き場と契約ができたようだ。ちょうど昼時で俺が作った何にも入っていない茗荷だけの「そうめん」をずるずるさせて帰っていった。「おとーさん、これからも昼飯喰いにくるからよろしくね!」だってよ。

宅急便が印刷所から校正刷りを運んできた。直しを入れてぶらぶら散歩がてら珈琲を飲みにでかけた。「SUNK'S」で宅急便の手続きをしているとニートでフリーターで団塊世代で自由人のおっさんが酔っぱらっているのかおにぎり売場の前にしゃがみ込んで「オーい、馬鹿野郎!コーラのちっちゃいやつ持ってこいっていってんだろ!ウガー」て怒鳴っている。まぁ、世の中いろいろである。

駅前の「ドトール」で今日から発売の「フローズン・ピナコラーダ」を頼んでみた。コナッツミルクとパイナップルをベースにしたカクテルでノンアルコールのフローズンドリンクだそうだ。ついでならウオッカでも入れておけ。昨日の続きだけど町田庚の「浄土」がけろけろとおもしろい。

『秋であった。夏であった。どっちや?風が涼しいなあ。首筋が寒いなあ。多くの人がたくさんの人が、どっちや?多くの人がリストラの恐怖に怯えつつ往来を寂しそうに歩いていた、往来?どんな往来?場末のような往来であった。旺文社文庫で夏目漱石の書籍を読んで教養を高めているような男の髪の毛を緑に染め、五十過ぎたら和服で生活したいと嘯いて新人歌手に説教をしているディレクターや蜜柑を持ったおばさんが通り過ぎていく汚い場末の往来。』

これが「あぱぱ踊り」のイントロである。さぁて凄いぞ、よにもおぞましい出来事が「THIS IS PUNK1」であるのことよろしのこころ。この物語を読み終えた俺はあまりの恐ろしさと馬鹿馬鹿しさに身震いしながらカウンターへ行き「本日の珈琲」「ゴールデン・モカ」をぶすな女店員に頼んだ。Sサイズ220円。

唐突に昨夜の「ヤフオク」の敗戦が甦る。俺は学習する人間だ。五万円台のI-BOOKが欲しいんじゃない、あくまでも三万円代だ。そこでG3のシェルタイプ現在価格3万千円をピックアップして置いた。タイムリミットは24時10分。おれはそれまでじっと我慢の子を決め込んだ。二分前に勝負だ。「ヤフオク」を見ると3万3千円まで上がっている。俺は躊躇せず3万6千円で入札。お見事、俺の勝負感は見事に的中。3万5千500で落札。I'm Get!。 そして、安堵した俺は一昨日ぶすな女医から貰った睡眠導入剤一錠をペチッと二つに割って飲んだ。そしてぐっすりと寝たのであった。
町田庚昨夜25時就寝今朝7時半起床。昨日病院の女医から睡眠導入剤をもらった。それを飲んで寝たら7時半までぐっすりだ。単純にうれしい。いつもなら三時とか四時の新聞配達がくる前に目が覚めてしまうのだが。こりゃええわい。

おととい散歩がてらに「ドトール」の「今日の珈琲」飲みに出かけたついでに本屋を覗くと町田庚の「浄土」が平積みされていた。出版元はとひっくり返してみると「講談社」であった。平積みされてるはずだ。で、「ドトール」で読み始めた。面白い、たまらなく面白い!」1.犬死 2.どぶさらえ 3.あぱぱ踊り 4.本音街

うん、えっ「本音街」ね。あれ、読んだなこれ。一年ほど前に。で、目次を見ると5.ギャオスの話し6.一言主の神7.自分の群像。ありゃ~5.も6.も読んじゃってるよ。2001年から2005年まで「文芸誌」に発表した短編集を集めて編集した本だ。一番多いのが「文学界」の三編で次が「群像」の二編で「新潮」が一編。だったら「文学界」の文芸春秋がだしそうなもんだが講談社かぁ。単行本のけいやくなのかしら。それにしてもおもしろい。

夜、はじめてのヤフオク体験で病院用のやすいPowerBookかI-Bookを漁る。どうもいかんなぁ、昔のギャンブラーの血が騒いで締め切り時間になってくるともう一人の人間と競り合ってしまう。3万円から始まったオークションが5万円台にせりあがっちゃったよ。「これが最後だ、えいやぁー」って入れた入札が締め切りに間に合わなかった。くぅ~負けたかぁ~よかったぁ~」。ライバルには予算つり上げちゃって悪かった。反省!でも、あんたも、しろ~とねぇ。もしかして高い買い物?