ふらり一人旅 ~ 魅惑の東京、卒業旅行だけど主役そっちのけで遊びたい編⑪ ~ | つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーがひとりでアレコレとよがってます。
よかったらあなたもよがってね。

さて、東京駅で地下鉄に乗り換える前に、まずは『ワールド・ブレックファスト・オールデイ』様へ電話し、予約なしで今から訪れても大丈夫か確認することにします。
事前にホームページを見たところ、予約は当日でも可能なようですが、必須とは記載されておりませんでした。
もし「予約してから来てね。」と言われた場合は、朝ごはんがコンセプトとはいえ営業時間が7:30~20:00とのことなので、翌日の朝または晩に出直すことにします。

で、人の邪魔にならない場所に移動し電話したところ、電話がつながりません。
不定休と書いていたから今日は休みなのかもしれないな、さて、どうしたものか。
嫁さんに電話がつながらない旨を伝えたところ、「それなら、わたしがチェックしているお店で朝ごはんにしよう。」とのたまいます。
しかし、もし今日が休みだとしたら、明日必ず行けるとも限らないからダメもとで今から行ってみたい、なので単独行動してもいいかと申し出たところ、銀座へは歩いてもそんなに時間はかからないようだから、と一緒に行くことになりました。

そんなわけで地下鉄への乗り換えはなくなり、改札を出て地上に出ます。
まずは銀座がどちらの方向にあるのかだけをスマホナビで確認し、その後は脳内ナビの出番と考えていたのですが、スマホナビのヤツは性能が悪いのなんの、一体どの方向を示しているのかチンプンカンプンです。
見切りをつけて路上に設置された看板に頼ることにしますが、これまた東京に不慣れな田舎者には解読困難。
ふぬー、こんなことなら180円程度をケチらずに、素直に地下鉄を利用すればよかったわい。

時刻はすでに11時近く、この状況だと時間がかかるばかりで他の目的に影響が出ることになりかねないため、世界の朝ごはんは翌日に賭けることにしました。
ところで、この日の晩御飯はというと、嫁さんセレクトで丸の内ビルの中にあるというもんじゃ焼き店に決定済み。
嫁さんが言うには予約しておかないと入れないとのことですが、わたしとしては予約の時間次第で日中の行動がある程度制約されてしまうことが気がかりでした。

待てよ、嫁さんの話だと丸の内ビルは東京駅のすぐそこにあるらしいぞ。
よっしゃー、ひらめいたー!
今日は平日だしお昼時にはまだ早い、ならば今から行けば予約なしでも入れるのではないか、と嫁さんに提案してみました。
すると嫁さんも「確か11時から営業だったから、それはいいかも。」と乗り気なので、目的地を丸の内方面へ変更し、さっそく向かいます。

外はかなり寒く、銀座はあっちかな、こっちかな、と迷っているうちに心身ともに冷え切ったため、駅構内の通路を利用して行くことになりました。
するとどうでしょう、構内はまるで巨大な迷路のようで、ぽっと出の田舎者にはどこをどう歩けばよいのかまったくわかりません。
地上を歩けばわたしの脳内ナビが力を発揮したに違いないのですが・・・。
迷うたびに嫁さんが人に聞きながら、かなり時間が経過したものの、なんとか丸の内ビル側の地上へ出ることができました。

それにしても、こういうときは嫁さんの存在が心強いですなー。
内気・口下手・人見知りの三拍子揃ったわたしは、困っている時でも「自分でなんとかしよう」と考えてしまい、時間と労力を無駄に費やすばかりです。
もし勇気を振り絞って誰かに尋ねたとしても、相手が好みのタイプの女性だったらさあ大変。
用件が済んでその女性と別れた途端、彼女とのその場限りに過ぎない縁を嘆くあまり恋わずらいに陥り、旅行どころではなくなるのは目に見えています。
惚れっぽい性格というのも困ったもんだ。

この後、つちファミリーは無事にもんじゃ焼きにありつけたのでしょうか。
続きは次回で。