動画でよがる ~ 年末年始、寒波襲来?負けず劣らず懐もお寒いですわい編① ~ | つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーがひとりでアレコレとよがってます。
よかったらあなたもよがってね。

「最近、めっちゃ寒くね?」
「それそれ、昨年末は過去最強クラスの寒波が日本列島を襲ったらしいよ?」
「マジで? それって超ヤバくね?」

という会話が聞こえてきそうな昨今の寒さの中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
お待ちかね、動画でよがる年末年始特別編のお時間がやってまいりました。

わたくしは相変わらず怒涛の映画三昧の年末年始、ゲオ店舗&オンラインでレンタルしまくったうえに、お年玉やらお年賀やらで出費がかさんだ結果、財布の中身はスッカラカン、まるで懐に寒波がやってきたかのごとき状況であります。
ていうかぁ、このコーナーそのものがお寒いよねー、などという感想は冷蔵庫の中にでもしまっていただき、どうかしばらくの間、極寒のネタに対し温かいお心でお付き合いください。

ところで、昨年10回目の節目を迎えた当コーナーですが、わたくしは明日、消防出初式にて10年の永年勤続表彰を拝受する予定であります。
仮に表彰の感想を求められるとすれば、ただ一言、「早く辞めたい」と言いたいところですが、昨年末の夜警の際に分団長がおっしゃるには、「本部から、団員の若返りが進んでいて団長・副団長のなり手がいないため、できるだけ長く務めるように、との指示があった」とのこと。

してみると、たかが10年で辞めるなんてとてもじゃないが承認されるとは思えず、最短でもあと10年は勤続しないといけないのではなかろうかと思われます。
うっひー、勘弁してくれー。

一方で、当コーナーの永続には今のところどなたからもお褒めの言葉をいただいておりませんが、そのうち日の目を見る日がやって来るものと信じて継続あるのみです。
消防団20年表彰を拝受する日と当コーナーが世間に認められる日、どちらが現実になるだろうか・・・。

さて、今年の第一回目は『綾瀬はるか出演作特集』をお届けします。
綾瀬と言えば、日本生命の2021年卓上カレンダーが職場に掲示されていたのですが、仕事納めの日にその役目を終えたので、誰かが廃棄する前に頂戴し、職場の机の引き出しに保管しました。
で、2022年版はあらかじめあるルートから入手しており、今は引き出しを開けるたびに2年分の綾瀬可憐だー、もといカレンダーとご対面できるという密かな幸せを噛みしめております。

ではそろそろまいりましょう、ネタバレありですが、可憐な綾瀬に免じてお許しを。

〇『ザ・マジックアワー』
以前、レンタルで観たことがあるけれど、昨年末にテレビ放映されたので録画して再鑑賞した、三谷幸喜監督のハチャメチャコメディ。
マフィアのボスの女とラブラブになったことから殺されそうになったクラブの支配人が、ボスが大ファンだという幻の殺し屋・デラ富樫を知っていると嘘をつき、彼を連れてくることを条件に釈放される。
そうは言ったものの、さてどうしよう。
そうだ、幻の殺し屋というだけあって誰も本人のことを知らないから、ならば映画撮影と偽り売れない三流俳優をデラ富樫に仕立て上げてボスをダマしちゃおう、という「演技を現実と思い込ませる」設定。
そんな設定であるため、いくらコメディでもそんなバカなという展開の連続ですが、三谷マジックとでも言うべきか、不思議な説得力に最後まで楽しむことができました。
綾瀬はというと、オバカな支配人を現実的な視点でダメ出ししたり叱ったりする従業員を演じており、随分前の作品なのか、まだあどけない感じでめっちゃ可愛かった。
また、以前よがった三谷作品『ステキな金縛り』同様、中井貴一、天海祐希、唐沢寿明などの超大物がほんのチョイ役で出演しており、同作で主役を演じた深津絵里は本作ではセクシーな一面を見せてくれるなど、これらも監督の人徳のなせる業なのでしょうなー。
ところで、大晦日に『サボテン・ブラザース』というコメディ西部劇がテレビ放映されましたが、こちらは「演技なのに現実と思い込まれる」という、ステキな金縛りと同じ回でよがった『ギャラクシー・クエスト』と似た設定の映画。
先ほどサボテン・ブラザースをウィキったところ、三谷監督はこの映画に最も感銘を受けたそうで、それが本作に活かされていることは想像に難くありません。
それにしても、「サカイでアミーゴ! ハッ!!」の元ネタがサボテン・ブラザースだったとは、思わぬ発見だ。

〇『海賊とよばれた男』
こちらも年末にテレビ放映された映画ですが、タッチの差で先にレンタルしてしまった・・・。
主人公を演じるV6の岡田君は演技上手やのう。
そんな岡田君にふさわしいヒロインを演じるのは当然綾瀬だろう、と期待しながら鑑賞開始、しかしながら待てど暮らせど出番がやってきません。
すると、30分近く経過した頃に岡田君に縁談の話が。
よっしゃ、綾瀬キタ―!?
その2分後にようやく綾瀬登場、料理上手で面倒見の良い良妻という、素晴らしいけれど実際にその日が来ないことを願わずにはいられない役柄。
ところがここでの出番はほんの3分程度で、その後は再び待てど暮らせどな時間帯が続きます。
これはまさかのチョイ役か、大女優綾瀬にそのような配役とは何事かー!?
と見る気が失せかけていたところ、40分後くらいに綾瀬復活!
と思ったのもつかの間、その10分後、「この結婚は失敗だった」という辛辣な置手紙を残して故郷に帰ってしまい、その後の出番は都合数秒の回想シーンのみという微妙な結果に終わりました。

〇『プリンセス トヨトミ』
ある日、職場の部下と出張中の車内で、部下が「綾瀬が巨乳を揺らして走るシーンがあった」と言っていたことがきっかけで綾瀬出演作だと認知した作品。
思わず「綾瀬をエロい目で見るな!」と部下を叱りつけたのはさておき、いざレンタルして鑑賞開始したところ、冒頭で綾瀬が荒廃した街中を走るシーンが登場、さては問題のシーンか、た、確かに揺れている・・・。
いかんいかん、綾瀬をそんな目で見るとは何事か、と自分を戒めたうえで、このシーンはなかったことにして続きを鑑賞。
会計検査院の職員である綾瀬、その後輩の男性はどうやらハーフのようで、「アサヒくん」と呼ぶ綾瀬に対し、気に入らないのか不機嫌な様子で「ゲーンズブルと呼んでください」とのたまいます。
新幹線内でまたもアサヒくんと呼んだ綾瀬にシカトこいたあげく、綾瀬が「ゲーンズブルくん」と呼び直している最中に「なんですか」とツッケンドンに言い返しやがります。
先輩綾瀬に対してなんだその態度はー!
その後も足手まといだのなんだのと、綾瀬に対し無礼の数々。
そんな扱いの綾瀬ですが、この映画では大食い選手権優勝候補筆頭レベルの食いしん坊で、その見事な食べっぷりが超カワイイ。
それだけで十分満足な作品でした。

以上、綾瀬特集をお届けしました。
現在、『奥様は、取り扱い注意』の劇場版がゲオで準新作となっております。
早く旧作にならないかなー。

次回は初の試み、インド映画特集をお届けします。