大学時代、自宅からJRで通学していた。
電車内では隣の席にはかわいこちゃん(死語。)に座って欲しいものである。
その願い通りになり、かつその娘が眠りに落ちて寄りかかってきたりすると…。
なんとなく幸せを感じ、なぜか周りにいる男性の乗客に対して勝ち誇った気分になる。
そんな時には降車駅に到着しても、降りずにそのまま乗っていることがある。
だって彼女を起こしちゃ気の毒じゃないか!
しかし、ドアが閉まる前にその娘が起きて、あわてて降りて行ってしまったりすると、えもいわれぬむなしさを感じることになる。
おまけに次の駅で乗り越し精算する破目になる。