あ。
電話。
鳴らない。
絶対に。
何かを成し遂げようとするには、
一日はあまりにも短過ぎる。
昔は賑やかだったこの界隈も、今や寂れたもんだ。
落ちぶれたヒーローは、帰ってきても歓迎されない。
ど根性ガエルにも負ける。
愛するものが、無くなってしまった。
自分の手で、殺してしまったのだ。
随分と長い間、絶望の中を這いずり回ってきたけれど、
どうやら、僕は病気らしい。
診てもらったとしても、助かる見込みは無いが、
薬をもらえるのはありがたい!
嗚呼、僕に薬をくれたまえ。
薬を下さい!
薬を下さい!
薬を下さい!
薬剤三唱。
楽になれるのならば、どんな薬でもコカインでも構わない。
楽という漢字と、薬という漢字は、草冠の有無だけだ。
どんだけ接近しているんだろう、素敵なことだ。
日常はこんなにも、つまらないものだったのか。
日常がつまらないと感じるのは、
日常がつまらないのでは無く、
己がつまらないからである。
と、自分の中の一人に言われたことがある。
五月蝿い、ウザイんだよ!
素直な気持ちになれない。。
素直に生きてきたつもり、力を抜いてきたつもり、
全く出来ていませんでしたー。
さよーならー、せんせー。
あれだけ愛していたのに、
見返りが無いことに気がつき、
自分が傷つくのを恐れ、
私は船を出した。
もう二度と、戻ってくるつもりは無かった。
居場所が無いんです。
どこにも。
やっと見つけた居場所だったのに、
私が自ら、それをナルシズムによって破壊し、
勿体つけて他人に迷惑被る後の祭り。
どうしようもない駄目で不器用で偏屈な人間であります。
この屑同然の私、生きている価値等、到底無いので在ります!
こき使われて、消耗し、賞味期限を迎えれば、破棄されるサイクル。
愛していたギター。
愛していたハムスター。
愛していた家族。
愛していた場所。
愛していた音楽。
愛していた自分。
何の愉しみも無くなってしまって、
大体、俺は高望みし過ぎてるんだ。
毎回、自分の良い姿ばかり未来を思い描いて、妄想に浸っているだけで、
現実では責務を放棄し、退屈に甘んじ、惰眠を貪ってばかり、
そんなんだから咄嗟の時に頭が回転しない訳だし、
何時まで経っても成長しないのだ。肉体も精神もな!
それだから、真に大切なものを失ってばかりなんだ、貴様は!
この蛆虫野郎が!害虫が!
「失ってはじめて、それの大切さに気付く。」
紀元前に私が記録した言葉の一つだ。
今も胸に刻まれてはいるが、
人というものは、分かっていながらも、同じ過ちを繰り返す。
もう、こんなこと、
終わりにしたい。