例えば
僕が君に対して酷いことをしてしまったのなら
例えば
僕が君の笑顔を崩してしまうような瞬間があったなら
例えば
僕が君の生活に入り込む隙間が無かったのなら
失ったものの重さと かげかえの無さに
今更 何をすることも
許されないような気がして
喜びと 悲しみは
紙一重だと知っていたはずなのに
例えば
私が君の前に現れる日がまた来るのなら
例えば
流れる時と自然の美しさに 素直に感動できたなら
例えば
あの時 私が死んでいたなら
私と君だけにしかない
二人だけのものが存在していたから
その素晴らしい瞬間を 誇りに思いたい
今更 何をすることも
許されないような気がして
今はただ 人生の空しさと
君の影を追い続けている
今更 笑うことも
意味が無いような気がして
今はただ 風の音と記憶だけが
私の唯一の絆だから