一昨日(13日)、日向灘でM6.6の地震があり、西日本各地に緊急地震速報が発令された。宮崎県で震度5弱のほか、九州一帯でも震度4を観測している。この地震では南海トラフ地震情報までが出されたが、こちらは兆候なしとのことで、まずは一安心といったところか。だが油断は禁物。歴史的にも冬場(12月から3月にかけて)ほど動く傾向にあるからだ。それも○○の年代に限って。
〈中国・チベットを襲った地震〉

(画像はTBSニュースから借用)
また、この7日には、ネパールとの国境近くに位置する中国のチベット自治区でも大きな地震があり、M6.8を観測。国営メディアによると、これまでに100人以上が死亡し、家屋にも大きな被害が出ている模様だ。奇しくも、この17日は阪神淡路大震災から丸30年である。この直前(1994年)にも、インドネシアやフィリピンではM7クラスの地震が相次いでいた。地球規模での地震には一定の距離を伝播する様子が見て取れる。時期が時期だけに何やら嫌な予感がしないでもないが。
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【豪雪と地震】
大雪に苛まれる日本列島。東北や日本海側の一部では2メートルを超えた。まだ、関東地方(の平野部)は少ないとはいえ、どうなることやら。2014年(平成26年豪雪)には東京都心でも記録的な積雪に見舞われている。この先は関東地方に最も雪をもたらす季節でもある。この先には、一体、何が待ち受けるのだろうか。
心配なのは雪だけではない。もうひとつある。地震も多い。とちらが先かはともかく豪雪年代には大きな地震にも見舞われているのだ。
《先ずは下記を御覧頂きたい》
☆〈降雪年月/豪雪被害の通称〉
★〈大地震の発生年月〉
《《《《《》》》》》
☆1963年1月/三八豪雪
★1963年10月、択捉島沖地震、M8.1
★1964年6月、新潟地震、M7.6
(新潟県で液状化被害大、死者26名)
☆1973年11月~1974年3月/四八豪雪
★1973年6月、根室半島沖地震、M7.8
★1974年5月、伊豆半島沖地震、M6.9
(伊豆半島で被害甚大、死者30名)
☆1976年12月~1977年2月/五二豪雪
★1978年1月、伊豆大島近海地震、M7.0
(伊豆大島、横浜で震度5、死者25名)
★1978年3月、東海道南方沖地震、M7.2
☆1980年12月~1981年3月/五八豪雪
★1980年6月、伊豆東方沖群発、最大M6.9
★1980年9月、千葉県北西部地震、M6.1
(広範囲で震度4、死者2名)
☆1983年12月~1984年3月/五九豪雪
★1983年5月、日本海中部地震、M7.7
(日本海に大津波、死者104名)
★1983年6月、青森西方沖地震、M7.1
★1983年8月、山梨県東部地震、M6.0
☆1985年12月~1986年2月/六一豪雪
《該当なし》
☆2005年12月~2006年2月/平成十八年豪雪
★2006年4月、伊豆半島東方沖地震、M5.8
(伊豆半島各地で被害多数)
※参考《直前には‥》
★2004年10月、新潟中越地震、M6.8
(最大震度7、新幹線脱線、死者68名)
★2005年3月、福岡県西方沖地震、M7.0
(福岡で震度6弱、死者1名)
★2005年7月、千葉県北西部地震、M6.0
★2005年8月、宮城県沖地震、M7.1
★2005年11月、三陸沖地震、M7.0
☆2010年12月~2011年1月/平成二三年豪雪
★2011年3月、三陸沖地震、M7.3
★2011年3月、東日本大震災、M9.0
(6年前の巨大地震/以下省略)
☆2016年1月、平成ニ八年一月集中豪雪
★2016年4月、熊本地震、M7.3
☆2022年12月〜23年2月、令和五年の大雪
★2024年1月、能登半島地震、M7.5
このように大地震は豪雪の年に限って多い。例外は、1985から86年にかけての六一豪雪と、阪神淡路大震災が豪雪年代ではなかったことくらいだろうか。しかも伊豆地方(諸島含む)の鳴動と深く関わっているようにもみえる。今現在は静かとはいえ、この数日、鳥島近海や硫黄島付近では、M6クラスの地震が続けて発生している。富士火山帯(伊豆、小笠原方面)のみならず“遠方”での動き始めが次なる鳴動の起点にならないことを願うばかりだ。
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《余談》
【マスク列島再び】
〈国民総マスクは百年前のスペイン風邪でも〉
世の中、また『マスク、マスク』になってしまった。あたかも『マスク列島』の如くである。でも不思議なことが。観光客急増の日本列島にあって外国人にいない。ことに欧米系観光客にマスク姿を見掛けることなど先ずないのだ。コロナと違って逼迫感に乏しいとはいえ、どうなのだろう。これで感染する(させる)危険性はないのだろうか。
〈インフルエンザ感染者数の推移〉
インフルエンザの蔓延が止まらない。感染者数は統計史上でも最悪の数値に達しているとか。学級(校)閉鎖が相次ぎ高齢者施設でもクラスターが連日の如くに。死者数も急増の兆しにある。最も深刻なのは医療現場だ。救患の受け入れが出来ない。病床のみならず治療薬すら足りないのだから。
ならば、こうした状況は世界共通かと思いきや、そんなことはない。日本など一部の地域に限ったことらしい。そもそも、うがい、手洗い、マスクと、これらの徹底にどれだけ効果があるのだろうか。やらないより、やった方がマシにせよ、除菌一辺倒ではひ弱になるばかり。人体に有益な細菌にまで脅かされてしまったのでは元も子もないと思うが。
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もしや、この先『ビフィズス菌に侵されて胃腸炎に』な〜んてことにも?🤔
えっ、「そんなバカなこと、アンタ以外には絶対に起こらない」って!?
「グヂュ!」😂