【謎だらけの世界】
〈厚生長官に任命された、ロバート.ケネディJr〉

〈画像はネット(毎日新聞)から借用〉
トランプ次期政権の厚生長官にロバート・ケネディ・ジュニア(70)の就任が決定的になった。ケネディJrは新型コロナウイルスでも反ワクチン派の急先鋒として知られ、こうした人物が保健行政のトップに就くことで混乱は避けされないものと見られている。だが不思議なことも。
確かに、コロナウイルスには不明な点が多い。出所さえはっきりしない。1千万人に迫る犠牲者は、この百年で最悪とされ、スペイン風邪(1918から21年)以降でも最大級の感染症であった。犠牲者は先進国に多く、それも『米国に』である。これが何を物語るだろうか。流布された『カプセルを埋め込まれる』や『人口削減計画』といった噂からは完全に乖離しているのだが。
《新型コロナ国別死者数ランキング》
順位 国名/死者数(感染者)
1.アメリカ/1,123,836人(103,802,702人)
2.ブラジル/699,276人(37,076,053人)
3.インド /530,779人(44,690,738人)
4.ロシア/388,478人 (22,075,858人)
5.イギリス/219,948人(24,425,309人)
6.イタリア/188,322人 (25,603,510人)
7.ドイツ/168,935人(38,249,060人)
8.フランス/161,512人(38,618,509人)
9.スペイン/119,479人(13,770,429人)
10.トルコ /101,492人(17,042,722人)
参考 日本/72,997人(33,320,438人)
〈2023年末現在〉
ことに人口削減計画はそうだ。事実なら人口爆発に喘ぐ低開発国に大きな打撃を与えたかといえば、そうでもない。狙い撃ちされたのは先進国であり多民族国家ばかり。例外はインドとはいえ(人口の)規模が違う。数から率まで上位は欧米先進国が占め、それも移民問題に悩む国家に集中している。しかも、トランプが前回(2017〜21年)就任の折に掲げた公約、『不法移民の排斥』とも時期が一致しているのだ。
この数年、こうした手法を駆使して急伸した勢力がある。コロナは格好の材料だったのだろう。ケネディと同じく『ワクチン陰謀論』を唱える組織のことだ。いや首謀者と言うべきか。カプセルを「埋め込まれる」だけではない。人口削減計画であり、ことに難民や不法滞在者といった弱者の抹殺を狙った恐ろしい計画だというのだ。でも結果はどうか。米国だけでも100万人以上、欧州で約200万人と、世界人口の13%の地域だけで全体の40%近くが亡くなっているが・・。
米国の場合、死者の多くがヒスパニックであり、フロリダといった(不法)移民の比率が高い地域に集中する。ならば彼(女)らもコロナワクチンの被害者かといえば、そんなことはない。接種を控えた割合が突出して高いのだ。見方を変えれば『ワクチン拒否』による犠牲者なのである。
では、この過程で一体、何があったのだろうか。トランプは不法移民の排斥を訴えて高い支持率を誇る。万里(蛮離)の長城(壁)まで築いてしまった。トランプは怖い。どんな手を使ってでも我々を排除するかも知れない。ならば尚の事、ワクチンなんて打てない。予防接種にかこつけて異民族を葬るのが目的なのだから、、。こう考えても不思議ではあるまい。
〈ヒットラーの再来とされるQアノンを報じた記事〉
これは米国だけではない。世界に共通したことでもある。そしてこの背後には必ず『ハイネリッヒ13世』を(名乗る者を)首班とする『Qアノン』が登場する。しかも、ヒトラーがそうであったように、決して自らを○○○○とは言わない。あくまで平和主義者であり国民の幸せだけを願う改革派として振る舞う。
コロナワクチンが多数の犠牲者を出したことは事実であろう。でも、8割を占める接種者よりも、2割に満たない非接種者、ことに不法移民に偏るのは何故か。不法移民の多い国に限って犠牲者の数も多いのだ。侵略者を狙い撃ちするかの如くに・・。やはり「ワクチン陰謀説を唱えることで不法移民を不安にさせ、その目論見通りになった」ということなのだろうか。
日本の場合、原則として移民を認めない。認めるにせよ、その審査基準は世界一厳しい。あくまで“就労”である。それも集めるのに四苦八苦している惨めな現実。排除するどころか日本を目指す外国人そのものがいなくなりつつあるのだ。これ以上減らしたなら日本経済そのものが立ち行かなくなってしまう。不法移民など数えるほとしかいない。だから致死率も世界最小(の部類)だった、ともいえなくはないが、はて??
因みに、日本に於けるコロナ死者数は(2023年末現在で)10万5950人。人口比では約0.085%である。この数年、超過死(8万から17万人)は見られるものの、これとてインフルエンザ(の流行期)とあまり変わらない。もし、コロナワクチン陰謀説が正しいなら、インフルエンザワクチンだって怪しいことになってしまう。世の中『裏の裏の裏』ばかり。あくまで、無知、無学、無教養の愚生からみた低劣な逆説ではあるが、ここは「教えて、ケネディさん!」といったところか。
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《おまけ》
「答えは、カアーの木、ではなく楷の木でした」
「悪しカラス」
「・・・・😩」