《秋も花粉症の季節》

(画像はウェザーニュースより借用)

【花粉症はスギやヒノキだけではありません。キク科(ブタクサ、ヨモギ)やアサ科(カナムグラ)などの植物でも発症します】

「えっ! そんなの誰でも知ってるって」

「・・・・・😫」

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 ◆◆いらないづくし◆◆

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 「ハッハッ、ハックション💦」

 昔々、とある国では多くの人々が、くしゃみ、鼻水、鼻づまりに悩まされていました。

 もう我慢出来ません。すると、どこからともなく・・。

「木を切れ、杉を取れ、全部取ってくんな!」の声が上がりました。

 全ては木々のせいだと言うのです。

 木々がきれいに取り除かれました。小さな村に広大な農地が誕生しました。でも何かが変でした。降り続く雨と洪水によって何もかも流されてしまったのです。

 人々は困りました。どうしたら良いのでしょうか。思い悩んだ末、今度は・・。

「山を切れ、山を取れ、全部取ってくんな!」の声が上がりました。

 全ては山々のせいだと言うのです。

 山々がきれいに取り除かれました。見渡す限りの大平原が出現しました。でも、やっぱり変でした。日照りと旱魃によって作物が何一つ出来なくなっていました。

 人々は困り果てました。我慢も限界でした。すると一斉に・・。

「空を切れ、空を取れ、全部取ってくんな!」の大合唱が沸き起こったではありませんか。

 全ては空のせいだと言うのです。

 でも、空を追い払うなんて、そう簡単に出来ることではありません。そこで、「いっそのこと煙を撒き散らし、くしゃみ、鼻水、鼻づまりにすれば、さすがの大空も逃げ出すだろうと考えました。

 野山を焼き付くしました。ありったけのゴミを燃やし続けました。するとどうでしょう。さすがの大空も耐えきれずに・・。

 ハッハッ、ハックション💦

 大空のくしゃみだけに効果はてきめんでした。一瞬にして大きな穴が開いたのです。人々は有頂天になって、そして叫びました。

「ついにやったぞ!」

「これで未来は安泰じゃわい」

 その後、この世がどうなったかは定かでありません。でも、しばらくして、誰もいなくなったことだけは確かなようです。

◇◇◇おわり◇◇◇

🌲また花粉症の季節がやって来ました。

スギ花粉症に悩む4人に3人はブタクサ花粉症にも罹り易いんだとか。地球温暖化もあって今年は11月中旬まで続くかも知れません。皆様も、どうかお大事に・・。

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【新天地創造】

〈ネズミーランド誕生秘話〉
(落下物はコメ粒で代用)

「その昔、この地球には人間チュウ劣悪な動物が住んでおってな、この美しい大地を破壊してしまったことがあるんじゃ」

「そうかー、害獣駆除に成功したから、この世界は『ネズミーランド』になったんでチュか」

「・・・・😩」

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《余談》

 この『くしゃみ、鼻水、鼻詰まり』も花粉だけではない。風邪だって同じだ。ことにインフルエンザは始末が悪い。中耳炎や副鼻腔炎だけでなく、気管支炎、肺炎、脳症の合併症など様々な病気をも誘発する。古来より『風邪は万病の元』と言われるように、だかが風邪、されど風邪といったところか。

 このインフルエンザウイルスだが、2020から21年のコロナ禍にあってはほぽ消えていたものの、2022から23年にかけて急速に復活。今シーズン(2024-2025)は一段と流行ることが予想されている。それも、コロナウィルスに追いやられていた分、これまでになく強毒化する恐れさえあるらしい。最悪の場合、どんなことが起きるだろうか。


(Nikkei記事より)

〈スペイン風邪の死者数を現在に当てはめるなら2億人を超える。文字通り有史以来最悪の事態でもある〉

 こうした中、最も怖いのは鳥インフルエンザであろう。とにかく感染力が強い。それも1日で数万羽を死に至らしめるような毒性を有する。現在、鳥から人、人から人への感染は確認されていないが、やはり恐ろしい。変異して襲われたら只では済むまい。スペイン風邪(HINI)も鳥由来だった。WHOでは、最悪の場合、致死率60%と予測する。それも何れ発生する確率は100%だという。新型コロナウイルスがこうした『大本命への先駆け』なんてことはないのだろうか。

(国力感染症研究所HPより)

 それだけではない。このところは、手足口病伝染性紅斑マイコプラズマ肺炎ロタウイルスRSウイルス感染症、そして“人食いバクテリア”とされ瞬く間に死に至るような壊死性筋膜炎など、その対象は拡がるばかり。麻疹(年間10〜20万人)でさえまだまだ油断出来ない状況にあるとか。コロナウイルス(の規制)から解放されて約2年。地球環境の悪化が、こうした感染症の元凶でないことを願うばかりだ。