〈北海道、東北、能登半島でもオーロラを観測〉

(画像は毎日新聞から借用)


【低緯度の日本で、こうしたオーロラが観られること自体、極めて珍しい】

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〈太陽フレアの発生状況〉
 (画像は情報通信研究機構から借用)

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【太陽フレアと巨大地震の不思議な一致】


 先週来、この地球は、過去最大規模の太陽フレアにに脅かされている。情報通信研究機構によると、8日から15日の8日間で、すでに14回も発生しているとか。Xクラス以上のフレアだけでも72時間に7回を数え、これは観測開始以来初の現象である。世界各地でオーロラが観測されたほか、GPSや電力系統にも異常が生じているという。この影響は、イーロン・マスクの宇宙開発企業「スペースX」にも及び、インターネットに支障が出ている模様だ。


 ピークは2025年頃とされ、これでこの先は大丈夫なのだろうか。最悪の場合、インフラが機能不全になる恐れも。ネット社会だけに通信の遮断は経済活動の停止をも意味する。想定外に遭遇するなら文明そのものが瓦解してしまうのだ。それだけではない。気象や地象への影響だって計り知れない。ことに地震との関係では驚愕の過去が浮かび上がる。太陽フレアに合わせる如く地球規模での巨大地震が発生しているのだ。


 直近では、2017年の9月8日にメキシコ沖であった、M8.2の巨大地震だろうか。何と、この前日(9月7日)には(x9.0の)大規模な太陽フレアが観測されている。幸いにも震源が沖合であったことから甚大な被害は免れたものの、これが内陸ならどうなっていたやら。また同日には小笠原近海でもM6.1の地震が発生している。果たして因果関係はあるのだろうか。先ずは下記をご覧頂きたい。


太陽フレア(等級)の大きい順に列記
★同時期にあった(巨)大地震

2003年11月04日 X28(等級)

★2003年11月17日、アリューシャン諸島、M8.0

2001年04月02日 X20
★2001年06月23日、ペルー沖、M8.4

2003年10月28日 X17.2
❋上記(2003年11月17日の地震)と同じ

2005年09月07日 X17
★2005年03月28日、スマトラ島、M8.6

1989年03月13日 X13
★1989年05月23日、ニュージランド沖、M8.0

2017年09月07日、X9.3
★2017年09月08日、メキシコ沖、M8.2


2006年12月05日、X9.1

★2007年01月13日、千島列島沖、M8.2


2011年08月09日 X6.9

2012年03月07日 X5.4

★2012年03月20日、メキシコ南部、M8.0


2011年02月17日 X2
★2011年03月11日、東日本大震災、M9.0


 このように巨大フレアの発生と見事なまでに時期を同じくしていることが分かる。それも巨大地震(M8超)ばかりではないか。2005年を除けば、いずれも直後に発生しているのだ。M8クラスの地震はそうあるものではない。あっても数年に一度である。それがここまで一致するとは。偶然か必然かは不明ながら、これをどう解釈すれば良いやら。この先、日本列島に及ぶ可能性は低いとはいえ、ゼロでないことは確かだ。やはり、この数ヶ月は警戒を怠らないように、ということか。


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 因みに、巨大地震は単発では終わらない。地球規模で伝播する傾向にある。その理由を勝手に解釈するなら、、、地球という小さな星は宇宙空間に漂う極めて不安定な浮遊球体でもある。そこで地球外周の1/4(約1万km)の距離を数回に渡って伝播することで地軸の安定を図るのではないか。科学的見地には乏しいものの、一つの領域でのみ大地震が続くなら、いかに地球とはいえバランスを崩しかねない。


【世界の地震多発地帯】
〈画像はヤフーニュースから借用〉

❋(地球儀で見るとほぼ等距離であることが分かる)


 だからこそ、この地球上にある(巨大)地震の巣は、すべて等距離に位置する。そして繰り返し発生しつつ伝播してゆく。それも巨大なものだけとは限らない。よもやの地震を起点に巨大地震に移行することだってあるかも知れない。やはり、遥か彼方の地震であれ、こうした位置関係にあるなら要注意ではなかろうか。あくまで仮説ではあるが。