【その昔には、こんな笑い話も】
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《コウノトリ》
〈〈子供のいない夫婦が町医者を訪ねた〉〉
夫婦 「先生、私たち結婚して10年、未だに子宝に恵まれません。何か子供を授かる良い手立てはないものでしょうか」
医師 「ところで君たち、あれの方は上手くいってるのかね?」
夫婦「先生、あれといいますと??」
医師 「あれじゃよ、あれ!」
夫婦は顔を真っ赤にして答えました。
「はい、毎日欠かさず手を握り合っております」
医師 「なに、手を握り合っておるじゃと!?」
「うーん・・・🤔」
医師はしばらく考えてから、こう言いました。
「恐らく手の握り方が足りんのじゃろ。今日からは、もっともっと強く握りなされ。そうすればきっと可愛いややこに恵まれるはずじゃ。わしも陰ながら協力するからのう」
それから一年近く経ったある日のことです。
町医者の玄関をトントンと叩く音がしました。ドアを開けると、あの夫婦が立っていました。しかも乳飲み子まで抱えているではありませんか。そして嬉しそうに言いました。
「先生、見てください。こんな可愛いやや子を授かりました。これも先生の御指導のお陰です。なんとお礼を申し上げればよいやら。本当に有り難うございました」
こうして謝礼を述べるや、幸せそうに帰途につく夫婦の後ろ姿を見送りながら、その医師はこうつぶやきました。
「ふむふむ、このわしに“良く似て”賢そうなややこじゃのう」
「 ・・・・😫」
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【どうにも止まらない人口減少】
この6月、厚労省が公表した人口動態統計速報値によると、昨年(2022年)の出生数は7年連続減少の77万747人だった。前年比では5%(4万875人)のマイナスである。婚姻数は0.7%増の50万4878組だったとはいえ、あくまでコロナ騒動の反動であり、1950年以来の低下傾向に回復の兆しは一向に見えない。
今回のコロナ渦では高齢者に憂慮すべく事態を招くと見られていたが、それだけではない。出生率(
数)にまで大きな影響を及ぼしてしまった。日本だけではない。世界的な傾向でもある。欧米では移民の激減が深刻な社会問題に。底辺を支える人材の枯渇が身近な生活もを脅かしているのだ。インフラ整備や補修は停滞。ゴミも回収されない。メイド不足から幼子を抱えていたのでは働くことさえ出来ない。感染の不安だけでなく、こうした事情からも子作りは手控えられてゆく。
(移民減の影響を伝える記事)
日本の場合はもっと深刻な状況にある。そもそも少子化から子供は少ない。そこにコロナ渦が追い討ちをかけた。仕事がない。収入がない。あっても非正規では貧しくなるばかり。これでどうして子育てなんて出来ようか。ただ単に出生率低下ではなく、子供がいたのでは食うことさえ儘ならないのが現実なのだ。
出生率は一度下がるとなかなか戻らないもの。出生率1%は一世代毎の半減を意味する。今の日本は限りなくこれに近い。昨年生まれ(77万人)が出産年齢を迎える頃、この国は出生数50万人割れの時代に突入する。そして、この(世代毎に半減する)傾向はゼロになるまで続く。それも高齢化社会を引きずったままに。
半世紀後の日本の推計人口は約6000万人。現在(2022年末)の平均寿命(女性87.60、男性81.49)も三大疾病の克服を前提とするなら90代に到達するであろう。すると65歳以上の高齢者は3200万で高齢化率は53%にも達する。中には「日本の人口は減った方が良い」と論ずる愚か者もいるが、とんでもない話だ。半世紀後にはいないから勝手なことが言える。10人で90人の介護は遣り繰り次第で可能にせよ、1人で9人の介護は絶対に出来ない。現状はこれと同じことなのだが。これでこの国は本当に大丈夫なのだろうか。
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【カメ(家名)断絶】
親亀の背中に子亀を乗せて、子亀の背中に孫亀乗せて、孫亀の背中に曾孫亀乗せて、曾孫亀の背中に玄孫亀乗せて、玄孫亀の背中に→来孫亀→昆孫亀→仍孫亀→雲孫亀<<<>>>
『グラグラグラ!』
〈親亀コケたら→〉
「子供はいない。跡継ぎもいない」
「ゴエン(御縁)もまるでない」
「カメ(家名)断絶っちゅうことかいな」
「🐢・・・・??」