【男尊女卑と女尊男卑の違い】
一年で最も過ごしやすいと言われるだけに、この季節はイベントも多い。メーデーや子供の日だけではない。母の日もある。そして6月の父の日へと続いてゆく。しかーし・・🤫
【母の日の日常】
いつも家族のために頑張っているお母さんに感謝を込めて、プレゼントに豪華な食事と、どこもかしこも「お母さん有り難う」一色に。
【父の日の日常】
いつも頑張って疲れているお父さんに感謝を込めて、「この日ぐらいは家でのんびりさせてあげよう」とカップヌードル一つで留守番を託し、母子は食事、観劇、買い物と朝から晩まで優雅な一日に。
「トホホ!!😩」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
〈母の日と父の日の意識調査〉
このようにその差は歴然である。イベントに要する費用もダブルスコアにある。ことに『カカァ殿下』の誉れ高い北関東(主に群馬県)では、カカァが収入を管理し、そこから亭主の小遣いを支給する割合が高いとか。もしや、この国は諸外国から指摘されるような『男尊女卑(男女格差社会)』でなく、あくまで『女尊男卑』なのではなかろうか。
〘〈〈そして月日は巡り〉〉〉
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【新酷?語辞典より】
『犬猿の仲』とは
〔寄ると触ると喧嘩三昧の間柄〕
『嫌煙の仲』とは
〔煙たがって、寄り付こうともしない疎遠な間柄〕
《《折り紙で犬vs猿》》
「私は犬猿の仲かしら」
「お宅はどう?」
「そうね、うちは嫌煙の仲よね。だって主人がそばにいるだけで嫌だもの」
「でも退職金が出るまでの辛抱よ」
〈ビューー🌪️🌪️🌪️〉
「グヂュ!🥴」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【嫌煙の仲は離婚の始まり】
日本でも離婚率の高さが際立ってきた。この数年はコロナ離婚も加わり急増の兆しにあるという。人口1000人に対する全国の平均離婚率は1.69である。都道府県別では/高い順に(1)沖縄県2.52(2)福岡県1.94(3)宮崎県1.92、そして(4)大阪府と北海道が1.89で続く。一方、離婚率が低いのは(1)新潟県1.28(2)富山県1.29(3)秋田県1.33(4)山形県1.34(5)石川県1.36・・といった順位であった。
長年、我が国では離婚は少数派であり、ことに女性に対しては「出戻り」と称して蔑視する傾向にあった。それが今、(離婚の)言い出しっぺの過半数は妻側からとされ、取り残された亭主族の晩年が大きな社会問題になっている。
何せ、なにも出来ない。炊事洗濯のみならず生活の術を全く知らない。仕事人間だった者ほど深刻らしい。家庭を顧みなかった天罰か、人徳の欠如かはともかく、孤立による認知症疾患も日々激増というから恐ろしい。
明治以降、日本人の離婚率は約8%で推移していた。それが(上表の通り)1980年頃から急増する。2000年以降の低下は、少子化で急減した婚姻数に対しての数値であり、離婚率で見る限り上昇の一途であることに変わりはない。いわば、2021年の離婚数(184.384組)は、同婚姻者の約3組に1組が別れたのに等しいことになる。
離婚急増の要因は女性の社会進出や自立に伴う思考の多様化にある。だが、視点を変えた、もうひとつの仮説が面白い。住居の洋風化であり、ことに対面キッチンにあるというのだ。
こうした生活様式は1980年頃から急速に普及した。居ながらにして全体を見渡すことができる。人気ドラマを見逃すこともない。こんな便利なものはない、と思いきや、そうでもないらしい。独立型キッチンの時代には想像もしない光景を目にしてしまう。
コロナ対応でテレワークにシフトするにつれ在宅時間は増えるばかり。家事に追われる傍らには、いつだって亭主族の醜姿が見える。鼻屎をほじりつつ、ソファーに横たわるふしだらな風体たるや、アンコウそのものではないか。しかも辺りは散らかし放題で片付ける様子もない。イライラは限界に達する。「おーい、お茶!」の命令でもあろうものなら堪ったものではない。堪忍袋の緒は切れ、この日を境に大惨事世帯大戦(嫌煙の仲)へと突入してゆく。
これが事実かどうかは分からない。だが、生活様式の洋風化と時を同じくして、離婚も増えていることだけは確かだ。やはり、女性の社会進出や自立に伴う思考の多様化のみならず、和式離れもひとつの要因といったところか。
□■□■□■□■□■□■□■□
「で、お宅はどうなの?」
「ドキッ!!🥶」