【満開のさくら】
「でも・・・」🐖🐎

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《トン🐖マ🐎な恋の物語り》
遥か遠い山里には、馬のダバ助と豚のトン子が暮らしていました。ダバ助はトン子に憧れていました。トン子もまたダバ助に憧れていました。
ダバ助 「トン子ちゃんはえーなー、いつも美味しいもん沢山食べられて」
トン子 「ダバ助くんこそ、いつも自由に野山を駆け巡っていて格好いい!」
〈折り紙でウマ〉

でも残念ながら、ダバ助は大草原、トン子は豚舎じゃ会うことさえ出来ません。
ダバ助は「そうだ、トン子ちゃんになにか贈り物をしよう」と考えました。
トン子も「ダバ助くんにプレゼントをしたいな」と思っていました。
「なんと、このわしに贈り物の相談とな、う~ん?」と、困り果てた仏様。でも、さすがにそこは仏様です。しばらく考えて、「そうじゃのう、ダバ助は馬じゃから『耳元での有り難いお説法』、トン子は豚じゃから貝の中で作られる『光り輝く丸い石』がよかろう」と教えてくれました。そして「これを使いなされ」と言って大切な宝物を分け与えてくれたのです。
ダバ助とトン子は大好物を贈られて大喜びでした。ダバ助は何度も何度も聞き返し、トン子は肌身離さず身に付けていました。でも残念なことに、これだけでは会うことが出来ません。
ダバ助とトン子は再び仏様の元を訪ねました。すると仏様は「う~ん? 贈り物の数が足りんのかのう。もっと多くあげたらどうじゃな」と応え、また分け与えてくれたではありませんか。
大好物が2つになって有頂天のダバ助とトン子。文字通りに天にも昇る気分でした。
《豚カツ食べたらウマかった》
こうしてダバ助とトン子は念願のご対面が叶いました。お互い思っていた通りの容姿にウットリ♥️♥️でしたが、でも何か物足りません。ふたりの間には、お互いを隔てる柵があるのです。頑強な柵に妨げられ、これじゃ満足に話すら出来ないのです。
ふたりは、またまた仏様に尋ねると、案の定「まだ数が足りんのじゃ」の御神?託が・・。とうとう大好物は3つになっていました。
大好物も2つから3つになると、もう笑いが止まりません。しかも、尋ねれば尋ねるほど好物が増えると知ったダバ助とトン子は、お互いを隔てていた棚も外れて会話も自由でした。
今度は、ふたりで悪知恵を働かせました。ダバ助は「豚になって美味しい物をたらふく食べたい」、トン子は「馬になって自由に草原を走りたい」と、好物欲しさに無理難題を突き付けたのです。
何でも知ってる仏様のこと、こんな嘘が見抜けないはずもありません。にこやかな3度までと違い、今度ばかりは明らかに仏頂面で仁王立ちでした。そして延々と説教を始めたじゃありませんか。
するとトン子は、これで益々お宝が増えると大はしゃぎ。ダバ助にいたっては、大好きな念仏が延々と聴けるとあって、もう目もうつろに「ウットリ😍」全快でした。
そして言いました。
「さすがに仏様はええお人だ!」
「・・・・・・🤣」
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《余談》
【異次元の少子化対策】
加速度的に進む人口減少の中、異次元の少子化対策も名ばかりで、未だに出産にすら保険が適用されないお粗末な我がニッポンの福祉。出生数も遂に80万人を割った。このままでは、この国は途絶えてしまう。なのに、あくまで検討事項でしかない。80万人なら(平均50万円として)約4000億円である。財源不足とはいえ、これがどうして捻出出来ないのだろう。
これは、廃棄したコロナワクチンの総額に遠く及ばず、倍増する防衛予算の一割にも満たない。確かに、新型肺炎のみならず、危機管理能力を万全にする上でも、こうした費用は必要かも知れない。だが優先順位は少子化対策よりもどうして上なのだろうか。如何に拡充しようとも、それに対応しうる人材(隊員)がいなければ、なんの役にも立たないのに。
20○○年、自衛隊に『高齢者ヨイヨイ部隊』が創設された。文字通り入隊に年齢制限はない。健康である必要もない。意思の疎通を図れることだけが条件である。若者がいない以上、精鋭部隊云々なんて言っていられないのだ。だが問題も。装備のハイテク化が進んだとはいえ、まだ多くは人力に頼る。これがどうして高齢者に出来ようか。
結果、この国は瞬く間に某国の侵略を許してしまう。但し、自爆要員として養成された高齢者も数多く、うかつに手を出せない状態にあった。御老体そのものが破壊兵器なのだ。それも見渡す限り高齢者では誰が敵で誰が味方なのかも分からない。しかも、その多くが徘徊攻撃である以上、そう簡単に防げるものではない。被害は敵軍の隅々に及んだ。こうして、ヨイヨイ部隊に恐れをなした侵略者は士気も失せ、もうコリゴリとばかりに尻尾を巻いて逃げ出したそうな。
「う〜ん、こうなるなら話は別だが」
「・・・・ヾ(*’O’*)/」
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《おまけ》
【今年のパ・リーグ優勝は日ハム】
プロ野球も開幕を前に順位予想が出揃った。評論家が口を揃える断トツは日本ハムである。とはいえ優勝ではない。最下位予想である。だが、こうした予想には不思議なことも。最下位予想球団ほど優勝するケースが多いということだ。一昨年の覇者はセパ共に前年最下位のヤクルトとオリックスだった。順位予想も最下位を拝していたのは言うまでもない。そこで日ハム優勝を占ってみると・・。
投手陣では、先発が上沢、加藤、伊藤、根本、ポンセ、それに新人の金村など実に豊富だ。中継ぎ(抑え)も、ソフトバンクから獲得した田中にメドが立ち宮西の復調も大きい。石川に北山のダブルストッパーが機能すれば、もしやの展開だって有り得るかも知れない。
打線も、五十嵐、矢沢といった新戦力に、松本だけでなく、清宮、野村、万波、今川など大化け候補の宝庫といっても過言ではない。アルカンタラやマルチネスだって然り。一人が化ければ連鎖反応が期待できる。この一年、新設されたエスコンフィールドに話題が集中する相乗効果も大きい。こうした理由からも日ハム優勝の確率はかなり高いと思うが、、果て??



