e(スメル火山)

(画像はwikiより)
*スメル山はインドネシアの東ジャワに位置し姿形から高さ(3676m)まで富士山に瓜二つの活火山である。
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日本時間の今日(12月4日)午前、インドネシアのスメル山で大規模な噴火があった。この噴火では噴煙が高度約1万5000mに到達。幸い危惧された津波は発生しなかったものの、この季節は噴火も多い。この数年だけでも大きな噴火ほど秋から冬に発生していることが分かる。
●2022年01月15日、Hunga Tonga(トンガ)、海底火山の大規模噴火
●2021年10月23日、福徳岡ノ場(小笠原)、海底火山の大規模噴火
●2020年01月12日、Bulkang Taal(フィリピン)、43年ぶりに噴火
●2019年12月09日、White Island(ニュージーランド)、観光地で噴火
そして・・。
《《本文》》
今年も、新たなコロナ騒きの中で、また師走(12月)を迎えた。でも、この“師走”って何だろうか。日本大百科全書によると、この月には家庭に師(僧侶)を迎えて読経などの仏事を行うため、師が東西に渡って忙しく走り回ることから、「師馳せ月」が「師走」になった、とする説が有力なようだ。
(古来より地震の元凶として怖れられた大鯰)
でも忙しいのは僧侶だけではない。ナマズだって忙しい。それも大ナマズだ。大きな地震は寒い季節に限って多い。ことに12月になると巨大地震も増える傾向にある。歴史に名を残す南海トラフ型の巨大地震だけを列記しても下記の如くである。
☆【過去の巨大地震=M8超】
★【12月発生の南海トラフ型巨大地震】
☆684年11月26日、白鳳地震、M8.0~9.0
(東海と東南海地震が連動。土佐に津波襲来、田畑12平方キロが海没との説も)
☆887年08月22日、仁和地震、M8.0~8.5
(東海、東南海地震と連動か。五畿七道、京都で被害甚大)
★1096年12月11日、永長地震、M8.0~8.5
(東海地震だが、東南海、南海と連動した可能性大。駿河や伊勢にかけて甚大な被害)
☆1099年02月16日、康和地震、M8.0~8.5
(大和や摂津に被害。土佐では田畑水没の記録あり、津波も)
☆1361年07月26日、正平地震、M8.5
(摂津、阿波、土佐で被害顕著。東海、東南海地震と連動した可能性あり)
☆1498年09月11日、明応地震、M8.2~8.4
(東海、東南海に南海も連動? 紀伊から房総にかけて被災。津波で1万から2万人が犠牲に)
☆1605年02月03日、慶長地震、M7.9~8.0
(八丈島から浜名湖、紀伊、阿波、土佐にかけて津波被害。南海トラフ以外の説も)
☆1707年10月28日、宝永地震、M8.4~8.6
(東海、東南海、南海と連動した巨大地震。後に富士山が噴火する=宝永の大噴火)
★1854年12月24日、安政東海地震、M8.4
(東海、東南海地震。四国から房総に津波。三重では大津波で被害甚大)
★1854年12月25日、安政南海地震、M8.4
(九州東部から近畿一帯にかけて大きな揺れ。高知、和歌山で大津波、被害甚大)
★1944年12月07日、昭和東南海地震、M8.2
(紀伊半島で6~9mの津波。死者行方不明合わせて1223人の他、甚大な被害)
★1946年12月21日、昭和南海地震、M8.4
(九州から房総半島に津波。西日本中心に犠牲者1330人に及ぶ大きな被害)
このように、歴史に残る(南海トラフ型の)巨大地震は過去12回あるが、8回は11月下旬から2月にかけての冬場であり、12月の1ヶ月だけでも5回発生している。11月下旬の白鳳地震を加えれば半数が年末(師走)であることにお気付きだろうか。
南海トラフだけではない。1703年の元禄地震(12月31日、M8.1~8.5)がそうであるように、大きな地震ほど、なぜか年末にかけて増える傾向にある。偶然に越したことはないが、忙しい年の瀬にあって、コロナだけでなく「大ナマズにも注意」といったところか‥。
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余談だが、仮名手本忠臣蔵にみる赤穂浪士の吉良邸討ち入りは、元禄15年12月14日(1703年1月30日)とされる。そして背景には必ず大雪だった様子が描かれている。真偽のほどはともかく(同日が)降雪だったことだけは確かなようだ。
(赤穂浪士の討入り)
大地震は、こうした「雪」にも深く関わる。「豪雪の年に多発する大地震」でも記したように、多雪年代には地震も多い。今冬は、ラニーニャ現象の発生もあり、北日本や日本海だけでなく太平洋側でも雪が多くなると予測されている。
〈この冬はラニーニャ現象で厳冬の恐れも〉
*〈その後、12月だけは平年並みかやや高め、とする予報になったが、さて・・〉
戻って、吉良邸討ち入りの1703年は、関東地方に甚大な被害を与えた『元禄地震』の年でもある。また、1854年の12月24日~25日にかけては(安政)東海地震と南海地震に次々と襲われている。Xマスの季節はサンタクロースだけではない。トナカイ(東・南海)に乗って大ナマズも訪れていることをお忘れなきよう。
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【サッカー・ワールドカップ】
〈VAR判定で生き残ったニッポン〉
次は、クロアチアとベスト8をかけた戦いになるが、これまでの戦績は・・。
○勝利 ✕敗 △分け
○1997年06月、キリンカップ、4−3
✕1998年06月、フランスw杯、0−1
△2006年06月、ドイツw杯、0−0
・・と、1勝1負1分けの互角である。
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激震は地震だけではない。サッカーのワールドカップにも激震が走った。なんと、日本が優勝回数4回のドイツに続いて無敵艦隊として名を馳せるスペインまで破ってしまったのだ。決勝トーナメントの初戦は前回準優勝のクロアチアとか。*ビナグレを抑え(ベスト16で)日本へモド(戻)リッチすることもなく、またまたサプライズなら、その先は(多分)ブラジルになる可能性が高い。ブラジルは優勝5回を誇るサッカー王国でもある。
【もし撃破なら、、】
「戦勝記念日で祝日??」
「いや『球日出勤』かニャー」
「ひゃ(冷)〜!!😩」