総選挙を前に高市内閣の支持率が凄まじい。一部、週刊誌のスクープ(○ー協会との蜜月疑惑)から下落気味にはあるものの、それでさえ最大では78%にも達しているとか。それだけではない。外交姿勢までが称えられている。確かに、トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦したり、あの中国にさえ一歩も引かない姿勢といい、どれもこれも『アッパレ?』でしかない。やはり安倍門下の優等生だけあって外交には長けているのだろうか。


    その安倍元内閣だが、こちらは少しばかり違う。あくまで全方位外交であった。プーチンとの親密さは言うに及ばず習近平を国賓で迎える予定まで組み込まれていた。コロナで立ち消えにはなったものの、あくまで国益優先だったのである。それがどうだ。一歩間違えれば得るものより損失の方が遥かに大きくなるかも知れないのに・・。レアアースなどは最たるものであろう。

 〈レアアースの試掘に向かう探査船・地球号〉
 (画像はネットから借用)

    このレアアースに関して、、間もなく南鳥島の近海で試掘が始まる。資源小国にとっては科学立国の未来を左右する一大事業でもある。すると、どこからともなく、「これで中国はいらない」といった声が上がり始めた。だがそうは問屋が卸さないもの。商業ベースに乗るにはかなりの時間を要する。しかもその価格たるや相場の10倍は下らないとか。海底からの採掘である以上、仕方ない面はあるものの、あまりにも高い。

    採掘が軌道に乗るまで15〜20年。それも順調にいっての話だ。生産コストも桁違いにある。これで採算が取れるのだろうか。時間が解決するにせよ、その頃には新たな技術が登場しているかも知れない。軌道に乗った頃には『無用の長物』なんてことにも。人型ロボット、液晶に有機EL、太陽光パネル、そして3Dプリンター等など、先行も束の間、後発組に蹴落とされて次々と撤退に追い込まれている現実。これでEV戦争に勝てるのだろうか。

 〈外国人就労にしか頼れない産業界の実情〉

 (1月14日、日経紙より)

❋(自民党最大の支持母体は産業界だ。あらゆる業種が少子化で不足の一途にある労働力の多くを外国人に依存する以上、排斥などと唱えられる立場にはない。そもそも『外国人就労の拡大は高市総理が総務大臣時代に推進した政策』なのだから)

 こうした状況下であれ、やはり自民党は強い。単独過半数、いや“300議席を超える”なんてことにも。結果、憲法改正だけではない。外国人就労の大幅拡大までが視野に入る。何せ労働力不足の深刻さは尋常ではない。建前と本音を使い分けねばならない。基幹産業に位置する各社共に2040年代には全従業員の大半が外国人になると予測している。さもないと経済そのものが瓦解してしまう。表向きは移民規制も、その裏で蠢く外国人受け入れの大幅な拡大計画。高市政権に排外主義を期待して支持する向きには残念な結末ではあるが。

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〈余談〉

【大規模な太陽フレア再び】

 また太陽フレアが暴れ始めた。情報通信研究機構(NICT)によると、この19日に大規模な太陽フレアが発生したとのこと。しかも「この影響は今後暫く続く見込み」であることから、GPSの誤差増大や通信障害、人工衛星の運用に影響が生じる恐れがあるとして注意を呼びかけている。因みに今回の太陽フレアは最大の「X」クラスに該当するという。 

    〈太陽フレアの発生状況〉
 (画像はネットから借用)

 こうした太陽フレアは実に怖い。最悪の場合、インフラが機能不全になる恐れも。ネット社会だけに通信の遮断は経済活動の停止をも意味する。想定外に遭遇するなら文明そのものが瓦解してしまう。それだけではない。気象や地象への影響だって計り知れない。ことに地震との関係では驚愕の過去が浮かび上がる。太陽フレアに合わせる如く地球規模での巨大地震が発生しているのだ。

 直近では、2017年の9月8日にメキシコ沖であった、M8.2の巨大地震だろうか。何と、この前日(9月7日)には(x9.0の)大規模な太陽フレアが観測されている。幸いにも震源が沖合であったことから甚大な被害は免れたものの、これが内陸ならどうなっていたやら。また同日には小笠原近海でもM6.1の地震が発生している。果たして因果関係はあるのだろうか。先ずは下記をご覧頂きたい。

●太陽フレア(等級)の大きい順に列記

★同時期にあった(巨)大地震


●2003年11月04日 X28(等級)
★2003年11月17日、アリューシャン諸島、M8.0

●2001年04月02日 X20
★2001年06月23日、ペルー沖、M8.4

●2003年10月28日 X17.2
❋上記(2003年11月17日の地震)と同じ

●2005年09月07日 X17
★2005年03月28日、スマトラ島、M8.6

●1989年03月13日 X13
★1989年05月23日、ニュージランド沖、M8.0

●2017年09月07日、X9.3
★2017年09月08日、メキシコ沖、M8.2

●2006年12月05日、X9.1
★2007年01月13日、千島列島沖、M8.2

●2011年08月09日 X6.9
●2012年03月07日 X5.4
★2012年03月20日、メキシコ南部、M8.0

●2011年02月17日 X2
★2011年03月11日、東日本大震災、M9.0

 このように巨大フレアの発生と見事なまでに時期を同じくしていることが分かる。それも巨大地震(M8超)ばかりではないか。2005年を除けば、いずれも直後に発生しているのだ。M8クラスの地震はそうあるものではない。あっても数年に一度である。それがここまで一致するとは。偶然か必然かは不明ながら、これをどう解釈すれば良いやら。この先、日本列島に及ぶ可能性は低いとはいえ、ゼロでないことは確かだ。フレアに豪雪、そして一斉に動き出した地震の数々。やはり『この数ヶ月は警戒を怠らないように』ということか。