文保寺

こちらは先にご紹介した四つの同名神社のある味間奥の二村神社と境内を

共有しております。

 

神仏分離令にもまけなかったのでしょうか。

寺社が同一の境内を共有しているこのかたちこそ日本という風情

 

こちらの二村神社の拝殿がわたくしの中で一番好きなのですがそれはまたの機会に

 

 

文保寺の本堂は二村神社の境内を過ぎて、川沿いに300メートル進むと到着とあり余裕をかまして

まづは観明院へ

境内に境内社があるのですが何神社かわかりません

 

 

 

しかし、境内社であるにもかかわらず拝殿があり背後にご本殿がご鎮座

かつ、この境内社への参道と思われる道にこの苔むした磐の手水舎があります。

 

 

 

苔むした磐に竹で水を引いているだけのシンプルな設えですが、

余分なものをそぎ落としてそぎ落として到達した形ではないでしょうか。

 

 

そして、本堂まで300メートルというその数字とは裏腹に

それほど急とは思えない坂道がかなりの乳酸をため込ませます

本堂前に到着した時には膝に手をやって呼吸を整えないといられない程

 

しかし、この本堂を前にすると疲れも吹っ飛びます。

 

 

 

この木材や銅板の風化したことによる落ち着いた色合い
そこに豪華な彫刻が施されているのがなんとも重厚な向拝周りの雰囲気を作り上げます

これだけの人間による美への意志と、自然との対比がぶつかり合いながらも共存している

都会を離れた田舎の神社の魅力満載の文保寺でした。

ぜひご参拝下さい。