前回のRCBホイールを組む際「ゴム製エアバルブ」を取り付ける作業をしました。
ゴム製エアバルブは、単にぐりぐり押し込んだだけではナカナカ嵌らず「中から突っ込んで外でヒッパル」方法でないとうまくいかないのですが、そのやりかたをwebで検索してみると…
・専用工具(タイヤバルブ装着ツール)を使う
・バルブにナットを取り付けてプライヤーで引っ張る
ほぼこのどちらかでした。
でも上の2通りとは違う方法もあります。
今回はそれを紹介してみませう。
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用意するもの
①ゴム製エアバルブ+キャップ
②ビードクリーム
③M8ワッシャー
④φ8以上の穴があいているステー
手順は、エアバルブをリムに挿し、ステーを挟み込んで、引き出す…てゆーか文章で説明するよりも絵を見てもらえば一発で分かります。
この方法ならネジ山を潰す心配はありませんし、正確に垂直方向へ引っ張ることができるので最小限の力で済むゆえエアバルブに不要なストレスはかけません。
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自分の場合は廃材入れの中にちょうどいいステーがあったんでソレを使ったんですけど、ディッシュホイール・小径鉄ちんホイール・L字型バルブなどに対応させるには少々工夫が必要です。
でもまあ、ようは原理が同じであればいいのです。キモはM8のワッシャーを使う事。ステーは必須ではないので極端な話、タコ糸で引っ張ってもかまいませんよ。
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※余談※
普通のゴム製エアバルブのほかにも、アルミ製横型バルブがありますよね。そっちを選ぶ人も多いでしょう。
見た目がイイ以外に、スク―ターなどの小径ホイールに装着すればエアバルブにアクセスしやすくなるメリットがあるので、私もマジェスティには使っています。
ただし。アルミ製横型バルブは本来トルクレンチが必要なほど取付精度にシビアさが要求されるブツですし、リムの外側(空気圧がかからない側)にパッキンがある構造上、セルフシーリング効果が全くありません。
個人的にこれは疑問に思っているので今回は使いませんでした。これから新たに使う事もないでしょう。