近年の私のブログは前置きが異様に長く、しかもソレ実は本題や本文に全く関係が無かったりする場合が多々あります。
なもんで、たまには手早く入ってみませう。
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現行250ccクラスのオーナーのほとんどは、愛車の「リヤビューに迫力がない」事を不満として挙げるでしょう。
それは私も同じです。
転がり抵抗とか重量増とか燃費悪化とか、そんなのもうどうでもいいから、とにかく太いタイヤを履かせたい!と考える人はけっこう多いハズです。ただしそれには物理的なワイドホイール換装が必須。
つまり見た目のためだけに大金を注ぎ込む事になるので、私にとってあまり縁のない改造のハズでした。
ところがそんな私も、ついに、YZF-R3に履かせられるワイドホイールを入手してしまいました。
RCB(Racing Boy)
SP522 GOLD
YZF-R25/R3、MT-25/03用のワイドリム鋳造ホイールです。無加工で装着できるポン付けホイールでABSセンサープレート取付用ボルト孔も標準なのが〇。
F:3.00×17 R:5.00×17
(純正はF:2.75・R:4.00)
対応タイヤはフロント110or120、リヤ160or170となるので、ワイドと言いながら実際はCB400SFやSV650あたりのサイズです。迫力があるワケではないが、貧弱とまでは言えない…ってカンジですネ。
ちなみに小排気量車をワイドホイールにするメリットは見た目以外に全くないと思われがちですが、120/70ZR17・160/60ZR17の組み合わせであれば、現行ラジアルタイヤ銘柄のほとんどが選択肢に入るとゆーメリットがあります。
ただし、タイヤまで同時に買う予算はなかったので装着は来月以降になります。
そしていくら選択肢が多くなっても予算は多くならないので現行ラジアル実勢価格がダントツに安いROSSOⅡかANGEL_STのどちらかにするつもり。
もっともその段になってヤフオク新品未使用で安価なセットが他に出ていれば、変なタイヤを選ぶかもしれません。
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で。このホイール、この私が買うくらいなので当然「安かった」ワケです。てか安いとゆーより冗談みたいな値段です。
なんと
「前後セット」「ベアリング組込済」で29,590円ですよ?しかも送料無料。
※KN企画のwebサイトで買った場合です。ちなみに私が買った直後にGOLDは欠品になりましたが、BLACKならまだ在庫があるようです
前後セット29,590円っていう値段がどれほどのものかとゆーとですね、その値段では純正ホイールのフロント1本すら買えませんってレベル。
私が去年にこのホイールの存在を知って以来、買おうか買わまいかず~っと悩んでいたのは、これほど常識外れに安いホイールってそうそうないから逆にためらいがあったんですよ。
まあ、RCBというメーカー自体は鍛造ホイールも作っているのでそれなりの設備とノウハウはあるでしょうし、実際に装着した人のレビューを見る限りでは致命的な欠陥があるふうでもないので、モヤモヤするくらいならまだ在庫が残っているうちに買っちゃえとなったのでした。
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※余談
レーシングボーイとは1995年設立・1998年法人化・現在のRCBブランドになったのは2013年からの、マレーシアのカスタムパーツメーカーだそうです。日本ではほとんど聞きませんがKN企画で取り扱いがあるので普通の通販で買えます。
その中には20万円近くもするガチで高価な鍛造ホイールもラインナップにあるのですが、そっちはワイドリムではなくて純正サイズだったりします。
ゲイルスピードも250ccクラスでは純正サイズでしか鍛造ホイール出してませんね。
…となると鋳造ワイドリムはやっぱりファッションアイテム扱いなんでしょうねえ。