私の歴代単車の多くはレッドバロンで購入していますが、全台でオイルリザーブシステムのVSグレード(部分合成油)を利用してきました。※注1
現在稼働中のYZF-R3とマジェスティ4D9も同様です。
で先日、YZF-R3のオイル交換のためにレッドバロンに行ったのですが、ちょうどオイルリザーブを使い切って更新のタイミングでしたので、この機会にVSグレードからVRグレード(全合成油)に切り替えたのですよ。
と言っても、別に今までのVSグレードオイルに不満があったのではありません。なんか不具合があったってワケでもないです。
レッドバロンではオイルリザーブ継続更新時に限りグレード変更ができますが、同時にリザーブ量も30㍑か15㍑を選べます(新規時のみ30㍑一択)。
一般的には30㍑を選べば得になる(ボリュームディスカウント)と思われるでしょうが、なぜか同じ単価。
つまり得も損もしないので私は毎回15㍑で更新しています。
それでもYZF-R3なら約1年半~2年分に相当します。
では本題。なんでイマサラグレードを変えたのかってハナシなんですが~。
今までVSグレードを使い続けていたのは、単純に安かったという理由です。
15㍑の契約特価※注2
↓
VSグレード部分合成油=6千円(400円/㍑)
VRグレード全合成油 =9千円(600円/㍑)
この価格差3千円を深く考えたことはなかったというワケですね。しかし。よくよく考えたら、いや考えなくてもだけど、1年間あたりに直すと2千円以下にしかならない…
年間2千円の維持費の差って…そんなのほとんど誤差じゃないのか。
ならば、全合成油を使わない理由はないだろうと、思ったのが今回のグレード変更の理由なのでした。
(*゚▽゚*)
もちろんオイルのグレードを上げれば「何がどれくらい変わるのか」とゆー興味も当然あります。かなりね。
なので交換後は違いの分かる男になるため、出来うる限りの集中力を持って走っています。
感想はまた後日。
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※注1 オイルリザーブサービスについて
レッドバロンに限らず、類似のサービスは他社でもやっています。それぞれ内容に細かい違いはあるでしょうが、全てに共通しているのは
①一定の金額を前払い
②オイル単価あるいは工賃が通常よりもかなり安く設定されている
この2つです。
一般的に、提供する側に利益が少ないのなら提供を受ける側の利益は相対的に大きくなるワケだからして、提供されるオイルの品質が信用できるなら積極的に利用しないテはありません。
ただし受ける側が「前払い」をしている以上「元を取る」のには年月が必要になります。オイル交換頻度が極端に少ないとサービスを受ける機会も少なくなるので、メリットがありません。距離を走らない人は使う意味のないサービスとも言えるでしょう。
※注2 オイルの価格について
レッドバロンのオイルは非常に安い事で有名ですが、あの値段はあくまでも契約/更新時にのみ適用される特価でして、本来の設定価格はその4倍です。
もっともレッドバロンでオイルは一般小売していないので、事実上は意味のない数字ではありますけど。
ただし例外的に「VS使用中だけどちょっと試しにVRを使ってみたい」場合なんかだとキッチリと設定価格で計算されます。もちろんビックリ値段になります。
VSグレード=部分合成油(elf MOTO4RS 10W-40)
VRグレード=全合成油 (MOTUL 200-4TR/S)