前回の続きで、令和5年12月3日の、「海上自衛隊 阪神基地隊 一般公開 2023Winter」その②です。
前回は、初めての掃海艇で長くなってしまいました。今回は、護衛艦です。
事前の広告では、護衛艦としか表記してなかったので、何が来るか楽しみにしていました。
「あさぎり型」2番艦「DD-152 やまぎり」です。母港は横須賀です。
第1世代の汎用護衛艦「はつゆき型(もう全て退艦)」の改良艦ですが、その後の第2世代「むらさめ型」以降の汎用護衛艦や、ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)、ミサイル駆逐艦(DDG)と、「もがみ型」のFFMと分類されている「新型艦艇」の陰に隠れてしまってますが、現役です。
しかし、令和4年に制定された防衛力整備計画では、2027年度までに数隻(1~3隻)を除籍することが発表されたので、やばいですね。
「74式アスロックランチャー(対戦魚雷発射機)」は、アメリカの「Mk.16 GMLS」で「Mk.112ランチャーx8」のライセンス生産(三菱重工)です。前に見学したDDG-173「こんごう」では、「Mk.41 VLS」を採用してましたね。
ハープーン対艦ミサイル(SSM)は、3連装x2基です。「こんごう」も3連装x2基でした。流行?なのか理由は解りませんが、最近は4連装ではなく、3連装で運用する艦が多いそうです。
ファランクス高性能20mm機関砲(CIWS Mk.15 mod.2)は、艦橋部左右に1基づつ搭載されてます。いちいち比較して気がひけるのですが、「こんごう」は、Block1Bに換装されてるようですが、「あさぎり型」はされてないようです。
オートメラーラ62口径76mm単装速射コンパクト(コンバット)砲です。
324mm3連装短魚雷発射管(HOS-302)制式では「68式3連装短魚雷発射管」です。
後部下甲板には、「短SAM装置」。ってありますが、「RIM-7シリーズ シースパロー」専用の発射装置ですね。
後部上甲板は、飛行デッキです。
多機能対潜ヘリコプター「HSS-2B」「SH-60J」「SH-60K哨戒ヘリコプターを必要に応じて2機搭載できるように大型の格納庫があります。通常は1機搭載だそうです。
さて、次は潜水艦です。
「おやしお型」潜水艦の4番艦「まきしお」。ですが、今年の春、練習潜水艦「おやしお」の除籍に伴い、練習潜水艦に種別変更されて、艦番も「TS-3610」になっていると思ったのですが.....。一応、呉基地所属ですね。
でも潜水艦は艦番が消されているので、よくわからない。後部甲板に乗艦できるようですが、長蛇の列。並ぶと多分2時間ぐらいかな?春に「SS-595 なるしお」に乗艦できたので今回は断念。
地上の展示へ。
三菱・パジェロベースの 1/2tトラック(現行型)です。
製造は民生用と同じくパジェロ製造。陸自の装備品展示はこれだけ?
珍しい「レ―ション」の展示。販売、試食は出来ませんでした。やってほしい。
帽子も展示のみです。潜水艦関係が多かったし、なかなか売ってないものもあって、販売もしてほしかった。
各部隊のオリジナルコイン。これも非売品。残念。
航空自衛隊は、このペトリオット発射機「M-901」の展示です。
三重県津市白山町の航空自衛隊岐阜基地の白山分屯基地から参加していただいたようです。ありがとうございます。
さて、ここで12時半。3時までに帰らないといけないので、今日はここまで。
自衛隊の皆様。他、準備・開催に協力してくださった皆様。
本日もありがとうございました。